風神秘抄(ふうじんひしょう)(上)

  • 徳間書店 (2011年3月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198508852

みんなの感想まとめ

物語は、西行法師の伝説を背景に、戦乱の世の中での人間の感情や心情に深く向き合う主人公たちの姿を描いています。草十郎と糸世の出会いを通じて、彼らは自己と世界との一体感を探求し、人生に新たな変化をもたらす...

感想・レビュー・書評

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  • 西行法師の伝説を下敷きにしているのだろうな、と思いながら読み進めた「風神秘抄」上巻。なんとなく勾玉シリーズとの繋がりも、濃くはないけど薄らとありそうな気もするなぁ。

    後白河が胡散臭くて、とても良い。今様狂いだけかと思いきや、権力者として鵺の様相もあって、気持ち悪くて良いです。

    自分の自然の感情心情のままに笛を吹くことで、世界と同一になることができた草十郎が、自分と同じかそれ以上に世界と同一になることのできる糸世と出会ったことで、彼らの人生に何を生み出してしまうのか。


    戦乱の世の無常の中で、己の中身と向き合い続け解放しようとする物語なのかなぁ。

  • だいぶ前に読了したので、ぼんやりとしか覚えてない。
    図書館本なのでまた読み返そう!
    面白かったという事しか覚えてない…

  • 本編の続きが出ていたが、覚えておらず再読。
    (最近そのパターンが多い。。。)

    足立 とか 鳥 も覚えていないので
    前作3作も読み直したい。。

    平家に追われる源氏の時代。
    是非映像で観てみたいけれど
    舞とか、何より人知を超えた笛の音の表現は難しいだろう。。

    以前は難しく感じた気がするが
    今回はテンポ良くさくさく読めた。

  • 荻原作品が読みたくて図書館で借りてきましたが、過去に読んだことあるような…。もしかしたらハードカバーを持っていたかもしれません;

    ただ、うろ覚えにしか話を覚えていなかったあので再読。

    草十郎があらゆる遊女をとりこにしてて吹いた。(ちっこい双子とか)
    そして結構考えなしなので「オイ」って言いなくなった。
    (院の延命とかね!そんなことしたらなんかヤバそうって気づいて!)

    糸世がかわいい。
    でも頑固なのは草十郎と同じですね。荻原作品の主人公たちはみなそうなんでしょうか。

    カラスも好きです。

  • 勾玉三部作に連なる物語。今度は、昨年の大河ドラマでもあった平治の乱からの始まりだった。
    まさか鳥彦がここで出てくるとは思わなかった。しかもカラスで、空色勾玉と変わらずひょうきんな性格で。彼が登場すると和やかな気持ちになるので、とても嬉しい。
    上巻は、草十郎と糸世が上皇の為に舞と笛を合わせることを決心するところで終わってしまうが、この先がなんだか不安でもある。糸世の舞も草十郎の笛も、特別な力を持っているからこそ、合わせてはならないものだったのかもしれない。
    それにしても、草十郎の言葉があまりに真っ直ぐすぎて、思わず笑ってしまった。しかも、気持ちを伝えて抱き締めてまでいるのに糸世の気持ちに気づいていなかったことにはもう笑うしかなかった。この二人にはぜひ幸せになって欲しい。それこそ、勾玉三部作の主人公たちのように。

    下巻での展開がとても楽しみだ。

  • まだ読んでない。
    勾玉三部作に連なる作品。懐かしい鳥が登場。
    時間を見つけたら手に取る予定。
    上下巻。

  • 2012/03

  • 笛吹きの草十郎と踊り子糸世の物語。
    鳥彦王がでてきたり
    草十郎が足立の人だったり
    勾玉三部作を読み返したくなる要素あり。

    草十みたいに笛が吹けたら楽しそう。

  •  西の善き魔女とか、この人の作品はよく読むのだけれど、文の流れが、こんな感じだったかな?と思った。
     なんというか、もったりというかのんびりしている感じがした。
     物語としては、おもしろかった。
     続きを読むぞ。

  • 感想は下巻にて。

  • 平治の乱あたりがモチーフ。

  • ノベルスにて再読。笛と舞に特異な才を持つ二人、草十郎と糸世の出会いの物語。時間を忘れて浸り込め、この感覚を味わいたいから読書を続けていると改めて認識しました。いくつもの場面のイメージが浮かび上がり、何よりも糸世の舞の最初の足運びのイメージが一番印象的でした。芯が強くて純情な糸世が可愛いです。それにしてもなかなか小っ恥ずかしい台詞を言ってるな、草十郎は。あと鳥彦王のひょうきんな性格が雰囲気を柔らかくしていてそれもいいです。物語は上皇の提案に不穏な空気を感じつつ下巻へ。

  • カラスの鳥彦王がいいね。

  • 鳥彦王! 鳥彦王!!(笑) 勾玉シリーズと同じ雰囲気を懐かしみつつ、(下)へ突入します。

  • 草十郎、うわ、こいつマジ朴念仁、と思ったモノローグの直後にあの台詞...さては天然のたらしだな、お主!?(笑)

  • ノベルズで出たので再読。

    再読と書いたが、物言うカラスが登場することはわかっていたが、細部はほとんど憶えていなかった。

    勾玉シリーズも読み返してみたい。

  • 大好きな勾玉三部作の続編と言えなくもない話。勾玉は出てこないけど、しゃべるカラスに懐かしさを感じる。
    純粋で清廉な少年少女が主人公の和製ファンタジーとか、どストライクすぎる。すごく楽しんで読めた。下巻が楽しみ。

  • しっかりした前半部、人物にいにゅうしやすかった!

  • この作者様の作品は安心して読める。
    勾玉三部作読了後、うっかりハードカバーに手を出しそうなのをグッと堪えて、待ちに待った手のひらサイズ!

    勾玉三部作よりも冒険要素が少ない代わりに、恋愛や友情に重きを置いたように感じた。何より二人共の自覚が早い!(笑)
    勾玉シリーズファンの私には十分楽しめました。

  • 立ち読み:2011/4/9

    ノベルズが出てたー!!

    勾玉に続き、佐竹美保さんのイラスト。
    糸世は、ハードカバーで読んでた時の自分のイメージ通りだった。草十郎は若干老けてると思った…。

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著者プロフィール

荻原規子・東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』でデビュー。以来、ファンタジー作家として活躍。2006年『風神秘抄』(徳間書店)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞(JR賞)、日本児童文学者協会賞を受賞。著作に「西の良き魔女」シリーズ、「RDGレッドデータガール」シリーズ(KADOKAWA)『あまねく神竜住まう国』(徳間書店)「荻原規子の源氏物語」完訳シリーズ(理論社)、他多数。

「2021年 『エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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