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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198508869
みんなの感想まとめ
物語は、平安後期を舞台に、主人公たちの成長と運命を描いています。特に、鳥彦王との友情が深く描かれており、彼の存在が物語の核心となっています。糸世と草十郎の絆が、舞いや笛を通じて表現される中で、彼らを導...
感想・レビュー・書評
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あとがきで言及はされていないけど、西行法師はモデルの一要素であるだろうなぁ、とは思ってしまう。夢枕獏の「宿神」の影響も自分にはあるとは感じています。
糸世と草十郎を導いたのは、良きにしろ悪きにしろ鳥彦王と後白河上皇だと思う。
草十郎に寄り添い続けた鳥彦王は、己の宿願と運命を全うする道へ進み、上皇は志を全うすることができなかった。後に「梁塵秘抄」を記すことになりますが、それは今様狂いである己の存念を示すことで、辿り着けなかった糸世と草十郎の境地へと少しでも近づきたかったのかな、と思ってしまいました。
なんだかんだと、敵役の後白河上皇に好意ではないけど、好ましいものを感じてしまう。
主人公とヒロインである二人は、言行の行き着いた先が俗物の辿り着ける場所ではなくなっていってしまったので。
上皇というこの社会では至高の階級にありながら、俗物であることを隠しもしないし、権力を思うように使うことを悪びれもしない。
人間の欲求の行き着く先を見せてくれたような気がします。
なんだかんだと、この時代の物語を描く上で大人物なんだと再確認。政治でいう鵺としても歴史上で大した存在感ある人物ではないでしょうか。
好まれはしないけども。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
時代は下って、平安後期。
平治の乱くらい。平家物語やら鎌倉殿の大我のおかげで、かなり時代背景が頭に入った状態で読めました。
舞いと笛でつながる、
糸瀬と草十郎のお話なんだけれども、
それよりもなによりも、このお話の主人公はカラスの鳥彦王なのでした。
鳥彦王との友情は涙なくしては読めない。
熊野の巫女と鳥彦王の系譜が、
このまま私の大好きなRDGの世界観に直結するということですよね?そうだよね?
勾玉三部作から改めて読み直して、
間に位置するこの作品のすごさを改めて実感した気がする。
この物語には勾玉は出てこないけれど、
足立の名を継ぐ草十郎と、鳥彦王の物語が、
熊野で確実に繋がって、
現代の物語であるRDGに引き継がれる、と。
鳥肌鳥肌。
だって熊野で巫女で山伏だよ?
和泉子ちゃんと深行くんじゃん!!
鳥彦王もまあイケメンなんだけれども、
草十郎もまあ、かなりのツンデレ。
深行くんに近いです。
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子供の頃から読んでいる荻原規子さんの本。
児童書の括りなのかな?
勾玉3部作が大好き1番好きななのですが
その後のお話☻
古事記とか昔の神様のお話はワクワクします。 -
2012/04
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上皇がひどかったり
草十の発言がちょっと痛々しかった。
話の流れとしてはおもしろかったけど
最後がかなり切なかった。
荻原規子さんがあとがきで言っているように
この話の主役は鳥彦王だと感じられる巻。 -
ハードカバーでは読めてなかったので、ノベルズ版で読みました。
荻原さんの和物ファンタジーはやっぱり良いですね!
勾玉3部作と同系統の作品です。
勾玉3部作よりも恋愛メインという感じ。 -
ノベルスにて再読。長寿の舞の途中で忽然と姿を消した糸世を取り戻す方法を求め、草十郎は各地を旅する…。最後の設定にちょっとだけガクッとなるけどやっぱり大好きです。得た力を使い権力を求めることよりも大切な人を助けるために全てを賭けることにためらいがない姿が心地いい。あとがきの鳥彦王が真の主人公だというのは確かに納得。彼の見守りと導きがなしにこの物語は語れません。これからは三羽の姫に振り回されながらも、草十郎と糸世を見守り続けていく姿が目に浮かびます。
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勾玉シリーズといい、これといい、何と言うか、「ごちそう様ですv」というか……皆見てて可愛くて仕方が無いよね。そしてやっぱり鳥彦王が大好きなんだ。
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舞うこと、吹くことが自然と共鳴し、鬼神に通じる異能の2人。人を恋うことの一途さが美しい。
再読してよかった。 -
ストレートに生きてみたい。
鳥彦王の物語になっていったのも楽しかった。 -
草十郎と鳥彦王が糸世を救う旅の中で培っていく“友情”と“絆”が愛しくて堪らない。この本を読んでから、街でカラスを見かけると鳥彦王のことを思い出します。
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著者プロフィール
荻原規子の作品
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