ハイスクール・オーラバスター・リファインド 最果てに訣す the world (トクマノベルズ)
- 徳間書店 (2021年10月30日発売)
本棚登録 : 78人
感想 : 10件
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784198509965
作品紹介・あらすじ
第一作「天使はうまく踊れない」刊行
から32年。
ついに、シリーズ完結!
わたしにとって『最果てに訣す』を書い
ているあいだの時間は、特別に光っていま
した。
すこしでも、その光を文章にとどめてい
られたらよいのですが。
――「あとがき」より
忍の肖像画を描きはじめることができず、
クロッキーばかり重ねる亮介。全てを拒み
妖の者を狩り続ける諒。忍の選択に従う覚
悟を決めた冴子。冷静な指揮官であろうと
する十九郎。崩れそうな仲間を気づかう希
沙良。零れ落ちる神の命を、人間の掌でと
どめることなど叶うべくもなく、斎伽忍を
この世界に繋ぎ止める方法はもうないのか
……。ついに雷将勝呂との戦いの火蓋が切
られる。《ハイスクール・オーラバスター》
シリーズここに堂々完結!
目次
シリーズ紹介&登場人物
祝祭の序曲
序 章 掌のなかの謎
第一章 塩の柱
第二章 偏在と無
第三章 神を撃つ
第四章 最果てに訣す
終 章 新世界より
あとがき
みんなの感想まとめ
シリーズの完結を迎えたこの作品は、32年にわたる物語の集大成です。読者たちは、長い間待ち続けた結末に感慨深さを感じながらも、あっさりとした終わり方に戸惑いを隠せません。主人公の亮介よりも、物語の中心に...
感想・レビュー・書評
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2023年、ガチで読みたい3冊のうちの1冊。
32年もの長きにわたり続いてきたハイスクール・オーラバスターシリーズ完結巻。
2021年に発売されていたけれど、これを読んだらオーラバが終わってしまう…という気持ちもあり、今までズルズル引き伸ばしてきた。
けれど2023年も折り返しをすぎ、今年ガチで読みたい本を読まないまま今年が終わりそうだったので、、、
この暑すぎる夏に、ついにこの本を開いた。
完結しないシリーズもある中、最後まで書ききってくださったのは本当にありがたい…
ただ、かなりあっさりとした完結巻なので、「これで本当に終わり…??」という感じもしている。
主人公は亮介というより、もはや忍様…(表紙からもわかる)というか、このお話は実は最初から最後まで、忍様のお話だったんだなぁ…と、今さらながらにおもう。
空の者たちの思考は端的すぎて、この結末には、冷静な解説が必要だ…
無前王の存在も、惜しい。
存在の意味を掴みきれないまま、終わりを迎えざるを得なかった…
32年という歳月を経ているので、文章の感じもかなり変遷していっている。
特に完結巻のあたりは、かなり言葉が削ぎ落とされていて、読んでいる方としては情報が少なすぎ、はたと止まってしまうことも多かった。
読みとった意味が、はたして正解なのかどうかも、もはや自信がなく…攻略本がほしいとおもってしまうほど(苦笑)
人は変わるものだし、文章も変わっていくもの。
だけれどそれでもやっぱり「天冥の剣」がいちばん好きな者としては、端的になってしまった文章に、寂しさも感じた。
このあと、亮介や諒、冴子、十九郎や希沙良はどう生きていくのだろう…?どう、生きているのだろう?
ゆっくりと、もう少し多めの文章で、中篇くらいの長さの後日譚を読んでみたいなとおもった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
終わったー、終わってしまったー。小学生のとき、読んでいた雑誌「lala」に杜真琴さんの漫画で掲載されていたハイスクールオーラバスター。
そこからはまって、当時コバルト文庫から出ていた単行本、ドラマCDも買いました。
忍さまの声を子安健人、希沙良の声を置鮎龍太郎が担当していて、声優にハマったきっかけにもなった。
そんな私も気付けばアラフォー。
完結して良かった。最後まで、読み続けられて良かった。 -
小学生の頃から読んでいたコバルト文庫のシリーズ物が、ようやく完結。
当時小学生だった私がアラフォー主婦になってしまうくらいには長かった…。
肝心の本編は、とにかくやっと完結したなぁという感想しか今のところ出てこない。もう続きを待たなくて良いんだ! とにかく完結してくれて良かったと安堵。 -
ともかく、終わったので☆2。最終章は何を言っているのかよくわからなかった。
もう続きはいいのでこのまま作品を眠らせてほしい。 -
諒ちゃんは果たして幸せになれたといえるのかと思いつつ、この子たちにはこれからの未来があるわけで、その未来のいずれかの時に幸せを胸に抱くことが出来るだろうと信じられるのなら、たぶん、これが一番の結末なんだろうな。
相変わらず、亮介ちゃんは主人公ポジションが危ぶまれる立ち位置で、色濃く癖の強い子たちを俯瞰する距離感が亮介ちゃんなのだろうな。
忍さまにはあちらこちらの新作スイーツを堪能して貰いたいのでとっとと奇跡の大盤振る舞いでこちら側に戻ってきてもらいたい所存。 -
32年……長かったなぁ。
まずは完結させてくれたことに感謝です。
スタート当時には主人公たちより年下だった私も既にアラフィフ(^^;;
物語の世界では3年しか経ってなくて、高校生や大学生たちの物語を読むのがかなりシンドイ投票思いつつも、気になって読み続けていました。
正直、ここまで壮大な物語になるとは思っていなかったですし、ラストの収まりは少々消化不良気味。
でも。完結の文字を見られたことが一番大きいかな?
あとがきに「いつかまた」とあったように、続編や番外編も書けそうなのは、登場人物それぞれが個性的で愛すべき人物だから。
また会える機会があるのであれば、手に取ってしまうと思います。
著者プロフィール
若木未生の作品
