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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198600815
みんなの感想まとめ
タイムスリップを通じて、主人公が父との関係や自身のアイデンティティを見つめ直す物語が展開されます。戦後の闇市から成功を収めた父を持つ息子は、過去を旅することで父の真実を知り、哀しみと切なさを抱えること...
感想・レビュー・書評
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帯に「今最も注目されている大型新鋭作家」とある浅田次郎43歳時の作品です。やはり出始めだけにまどろっこしい印象がありました。それでも主人公がタイムスリップして様々な人間の実像に触れたり自分を考えたりのストーリーはなかなかでした。途中飛ばし読みもしてしまいましたけど。
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戦後の闇市から身を起こし、世界的な企業を作り上げた父。
そんな父を嫌っている息子は
タイムスリップを繰り返すしながら
本当の父の姿と悲しい真実を知ってしまう
導かれるように時間旅行をする主人公の姿は
哀しく、切ない -
↓利用状況はこちらから↓
https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/NP09408650 -
タイムトリップを繰り返しながら家族の過去に触れていく物語。少しオトナなドラえもんの一話な印象。両親の過去は「会う」より「聞く」方が知りたくないことが省けて良い。
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多分浅田次郎二冊目の本。ぽっぽやをずっと前に読んだきりで読んでなかった。
久々に読んでみて、浅田次郎ってロマンチスト…と思った。タイムスリップって…なんか乙女。情緒的な物語だ。
とはいえ面白かった。4日位でお風呂のみで読んで読めてしまった。実質4時間かかってないかな。
少しは年をとった今、昔の理想にはなりきれてない自分がいる分、お父さんの切なさを感じてしまう…。 -
泣かせます。
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読みいってしまう、爽快な気分にもなった。私も父のように生きてしまってますな。
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いいっすねえ~読んでて楽しい
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小説のお手本みたいなものですね。
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おっさん世代が泣ける作家って感じの書評を読んだことがあり、変な先入観があったため面白いけど都合が良すぎる安っぽさを感じてしまった。
親の代から東京育ちなら、ノスタルジーもあるだろうけど、九州者には理解できません。 -
イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/2092753.html)
吉川英治文学新人賞(1995/16回) -
備忘として。映画と併せた感想。
ごめんなさい否定的なんで、お好きな方は読まないでください。
地下鉄に乗っていろんな時代にタイムスリップし、
断絶していた父親に対して理解を深めていく。
クサイとかありえないとか、なんだこのご都合主義、とか思いながらも、
過酷な時代を生きて歪んだらしき父親と主人公の物語には、共感できた。
「アムール」は魅力的だったし、映画の大沢たかおも堤真一もまずまずでした。
でもこれ、結局メインテーマは恋愛なんですね。
キリッとして見えた原作より、可憐で儚げな映画のみち子は悪くなかった。
でも、彼女と主人公の真次の出会いに、必然性がないのはどうなんだ。
たまたま同じ会社に入って不倫関係になる相手が、
自分の妹である可能性って、どんだけ天文学的小数点なんだ。
不倫相手を選んで、何一つ落ち度のない妻子を捨てようと考える真次に、
まったく感情移入できません。
そして、物語のオチであるらしい、最後のみち子の行動に唖然。
生きて別れろ。そして生き続けろ。死にたいなら現代で死ね。
自分ひとりの責任で死ね。母親の人生に干渉する権利あるのか。
あの階段落ちのシーン、私はみち子よりも母親のお時に強く感情移入してしまった。
どんな理由があっても、たとえ子ども本人の意向だとしてさえも、
臨月の妊婦に対するあの仕打ちが許しがたい。感傷の入る余地がない。
「おとなしそうな顔して、なんてことするんだこの娘!!」という、驚きと憤慨でMAX。
途中から見た映画だったから、原作を読めばこの怒涛の疑問が解決するかと思ったが、
納得できたとは言い切れない。それまでの自分の人生を全否定する人を、
理解することはとうとうできなかった。
映画で納得できなくて、小説を読んでわかった、という部分もないではない。
一番大きかったのは、ラストシーン。
あれだけ悲しい別れを経た後で、何ごともなかったかのように、
子どもとキャッチボールして終わる真次の神経がほんとわかんなかったけど、
ああしてみち子が自分の存在を生まれる前から消してしまったために、
記憶がどんどん薄れて、みち子を忘れてしまった結果だったんですね。
みち子の残した指輪を見て、怪訝な顔をするのがその描写だったのか。
その部分を、切ないと思わなくちゃいけなかったんだな。
先に原作を読んで、それから映画を見たのであれば、
もっと別の感想になったかも知れません。ちょっと残念な出会いとなってしまいました。 -
映画を観た後に不思議な余韻が残ったので原作を読んでみた。映画ではわからなかった細かいところがわかったのは良かった。でも映画の不思議な余韻の魅力は消えてしまった。わからないままでいた方が良かったのだろうか・・・?(小説としては面白かった)
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映画化のどこかの記事で、「浅田メルヘン」と読んだ記憶があったので、文字通りのメルヘンを想像してたら、思いっきり違いました(笑)。もっと厳しくて、もっとどうしようもなかった。地下鉄の階段を上ったら、違う時代に出る、という感覚は、凄く良く分かる。地下って、地上とは違う空気流れてますもんね。
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<br clear="left">
<b>ファイト!ファイト!!ファイト!!!
すべての地下鉄通勤者に捧ぐ愛と冒険の傑作ファンタジー!</b>
一代で名を成し財を成した暴君のような父に虐げられ反発しつづけた小沼真次が語る。
帯の惹句から想像したのとはちょっと趣が違ったが、恐ろしくもあり、また胸が温まる一冊だった。
小沼真次は兄が自殺したあと、父親に反発して家を出、小沼財閥を弟の圭三に任せて貧乏暮らしをしている。セールス品がちっとも売れずに、ふらふらと同窓会に出席してしまい、帰りの地下鉄の駅でかつての恩師 のっぺいこと野平先生と出会ったことが引き金になって過去の世界へと運ばれてしまう。
そこで出会った生きることに貪欲なアムールという若者は、なんと若かりしころの父だった・・・・・。
地下鉄の階段が過去のさまざまな時代への通り道となり、どの時代へ運ばれても真次は必然のように父と出会い、その生き様を目の当たりにするのである。
暴君とばかり思ってきた父の現在がどういう理由でここにあるのかを見せつけられた真次にとって、父は反発するだけの存在ではなくなっている。そしてその代償のように大切なものを失ってしまったことに気づくのである。
真次を過去へ運んだのは何だったのだろう。命を終えようとしている父の魂だったのか、それとも 一度たりとも父を認めようとしなかった真次自身の後ろめたさだったのだろうか。
<ruby>地下鉄<rp>(</rp><rt>メトロ</rt><rp>)</rp></ruby>はきょうも人生を運ぶ。 -
2003.12.13 人間失格 ,
2003.12.14 主役 ,
2003.12.16 ホームスパン -
面白い。広瀬正のマイナスゼロを思い出させるような内容。タイトルからは想像もつかない中身。ちょっと哀しい。
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