たくさんのお月さま

  • 徳間書店 (1994年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198601041

みんなの感想まとめ

幼い王女の「お月様がほしい」という願いを巡る物語は、ユーモアと幻想に満ちた冒険を描いています。レノア姫は、木いちごのタルトを食べ過ぎて病気になってしまうなど、子どもらしい無邪気さを持ちながらも、周囲の...

感想・レビュー・書評

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  • 幼年物語の棚にあった。大判の、絵本の体裁だがしっかり物語が文章で書かれていて、それでいて絵がぴったりしていて自分で読む支えにもなりそう。
    コルデコット賞受賞作なのだが、スロボドキンの絵のふわっとした色遣いや線の感じがレトロで、ちょっと手に取られにくいかもしれないと感じた。
    でも、10歳のレノアひめが「木いちごのタルト」を食べすぎて病気になってしまうという冒頭に、ついついうらやましいなあ!と思ってしまい(良くないのだが)、引き込まれた。
    大臣や魔法使い、数学者が困って色々話す様子にユーモアがある。子どもに直接話を聞きに来てくれる道化師はいいなあ。

  • 子どもの発想をそのままとらえてしまう大人とその気持ちに寄り添える道化師の対比が印象的です。

  • 「お月様がほしい」というレノア王女の願いをかなえるにはどうすれば?…相談された家来たちは知恵をしぼりあいますが、王様を怒らせるばかり。最後に呼ばれた王様の道化師は…。ラズベリータルトを食べ過ぎるレノア王女ではありますが、彼女の考えが、ものの見事に、大人の頭の凝りをほぐしてくれる絵本。スロボドキンの優しい淡いふうわりした絵が、月の話しにふさわしい幻想的な雰囲気を醸し出しています。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      多分初めて読んだサーバーの本。とっても好きですが、昔持っていたのは訳今江良智、 イラスト宇野亜喜良でした。
      サーバーの本は、自ら絵も描いてる...
      多分初めて読んだサーバーの本。とっても好きですが、昔持っていたのは訳今江良智、 イラスト宇野亜喜良でした。
      サーバーの本は、自ら絵も描いてる「そして、一輪の花のほかは…」とかが好きです。
      2012/11/09
    • 文庫“青い猫”さん
      nyancomaruさん

      コメントありがとうございます。
      サーバーの「そして、一輪の花のほかは…」
      ネットで検索してみました。いい...
      nyancomaruさん

      コメントありがとうございます。
      サーバーの「そして、一輪の花のほかは…」
      ネットで検索してみました。いい本を教えて下さって、感謝しています。
      2013/02/06
  • 2019年発行の『物語 たくさんのお月さま』を読んで、元の絵本をよんでみたくなり、図書館で借りた。

    すてきな絵本です。
    もともと、1949年に日米出版社から光吉夏弥訳で紹介され、戦後間もない時期であったためか版型なども小さかったそう。
    それを、1994年、作者のジェームス・サーバー生誕100年にあたるため、アメリカで出版されたのと同じ形で出したのがこの絵本とのこと。
    たしかに絵本としては文字も小さく、文量も多いけれど、おはなしと文は合っているし、本家と同じ形のこちらの絵本のがいいなぁと個人的には思いました。
    本の位置(絵本か物語か)は考えなければかも?

  • 大人はなんて、頭でっかちで制約にとらわれている不自由な生き物なんだろ!
    それにひきかえ、レノア姫ときたら、自分が目に見たものだけを信じていてぶれない!とても自由なの!
    なんとも愉快痛快なお話だった。

  • 病気のお姫様が「月が欲しい」と言うので、家来を読んで命令しますが、大臣も魔法使いも、数学者もとても持って来れないと言います。王様が聞くたびに遠く大きくなってしまうお月様をどうする事も出来ず、道化師の悲しげなリュートを聞いてせめて心をなぐませようとする王様。道化師はそんなに人によって遠さも大きさも違うなら、お姫様にはお姫様の遠さと大きさがあるでしょう。と言って、お姫様に月はどのくらいの大きさですか?どのくらい遠くにあるのですか?と聞きに行きます。
    大の大人があれこれ言っても拉致があかず、そんな大人の考えとは、全く違うところにいるお姫様の心。なんだか物事の神髄をえているかもしれない・・・。絵本ですが、中学年か高学年以上の方が楽しめるかなと思います。

  • 思いがけない難問を解決するのは、自分こそ偉いと思っている位ある者ではなく、無知を前提にリサーチをする者だったりする。

  • 周囲があーだこーだと気を揉むよりも、当人に直接聞いてみるって言う方法はありなんだなぁと。
    新たな視点をいただきました。

  • 4-19-860104-6 48p 1996.7.20 4刷
    ○大人が読んでも楽しいというか 考えさせられる
    1944年にアメリカで受賞した作品だそうで
    日本がこの時どうだったかを考えると
    柔軟な発想がすごい

  • UniLeaf では、この絵本に透明点字シートを挟み込んで製本した、ユニバーサル絵本を貸し出ししています。
    状況が「読みたい」になっている本はお貸しできます。
    「いま読んでいる」になっている本は貸出中ですが、ご予約いただけます。
    コメント欄に「貸出希望」と書いてください。
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  • これ閉架書だったんだけど、閉架にしておくのはもったいない!
    とってもステキな絵本でした!

    ラズベリーのタルトを食べすぎて病気になったレノア姫!
    姫はお月さまをもらえば病気が治ると言う。
    そこで王さまは兵長や魔法使いや数学者に月を取ってこいと命令するけど誰もが月を取ってくることができない。
    王さまがガックリうなだれていたが、最後に道化師が当のお姫さまに相談して、お姫さまが満足する月をプレゼントすることができる。

    大人は懸命に本物の月を与えようとするが、実は姫の考えている月は全く別物。
    これって現実にもありがちな問題かも。
    例えば子どもが「ピアノがしたい」と言うと、大人はせっかくなら一流のピアニストの先生を!とか必死で探すけど、実はおもちゃのピアノが欲しかっただけみたいな。

    子どもが何を望んでいるのか、きちんと耳を傾け、ともすれば親のエゴになっていないか見直すキッカケになるんじゃないかと考えさせられる絵本。

  • 三歳の息子には少し長かった。
    またいつかゆっくり読みたい。

  • 伊藤忠記念財団 子どもの本100冊<小学校中学年向けセット>

  • コールデコット賞受賞

  • かわいい本だった。大の大人が考えるよりも、子供の方がよっぽど楽しい答えが出てくる!
    1944年コルデコット賞

  • 絵の美しさ!レノア姫のかわいさ!大人のおかしさ!忘れていた気持ちを思い出させてくれました。私もお月さまほしくなっちゃった。

  • 病気のお姫さまに月をねだられた王さま。しかし大臣にも博士にも魔法使いにも、月を取ってくることは出来ません。それどころか、月が何で出来ているのか、月までどれくらいの距離なのかさえ、人によって言うことが違う始末。この難問を解決したのは、道化とお姫さま自身でした…。小学校の頃大好きだったおはなしです。物知りぶった家来たちがおかしく、局面を打開していく道化が頼もしく見えたものでした。

  • 2005.10.1返却。一緒に借りた「月はだれのもの」はコードが付加されてなくDBにも収録されてないみたいで、本棚に登録できなかった。

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著者プロフィール

新聞記者を経てニューヨーカー誌の編集、同誌への原稿執筆等等で活躍。同時にエッセイ、小説、漫画、児童書等の分野でも業績を残しており、邦訳も多数ある。映画「虹をつかむ男」('47、アメリカ、ダニー・ケイ主演)の原作者としてもしられている。1894~1961年。

「2019年 『たくさんのお月さま 物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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