隋唐演義(1) 群雄雌伏ノ巻

  • 徳間書店 (1995年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198603038

みんなの感想まとめ

歴史を背景にした群雄の物語が描かれる本作は、隋王朝の興隆とその陰に潜む人間模様を丹念に描写しています。特に、秦叔宝の波乱に満ちた日常や、彼の周囲の人々との深い絆が物語の中心となっており、読者を引き込む...

感想・レビュー・書評

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  • 3回目の再読。
    3回目が1番面白い。どきどきわくわくする感じ。筋は知っているのだけれど、演技ものの文体、講談調子?になれてきたのか、中国に関する無駄知識の累積の賜物か。叔宝はじめ大げさにみえる肉親への孝の気持ちや一族のつながり、交遊のつながりの深さとか、大陸独特の風を知識としていれておくとさらに面白い。
    当時の仏教や道教とかもね。
    この巻は秦叔宝の波乱万丈な日常をメインに、隋王朝の隆盛と横暴を描いている。
    しかし秦叔宝、つくづくお役人仕事向いてない…偉い人に何か役目を言い渡される度に大丈夫かよとはらはらする(笑)誰か有能な女房役ついてやって。

  • 中国演義もの。中国古典的小説はあまり読んでいないが(もっとも有名どころはそんなに多くないはず)中国小説の調子といってイメージする調子とは違うような気がする。内容は演義風の内容。でも章回ものな割には、章の間でのひっぱりがないような。これは訳したときに変えたのであろうか?

  • 蘭陵王の少し後の話。
    有名な三國志の後の魏晋南北朝時代の末期、隋が天下統一するところから描かれてます。
    翻訳なので田中芳樹らしさが、あまり感じられませんが、中々面白い作品です。
    群雄雌伏の巻と言う事で、後の英雄達は、下積みの時期で唐の高祖皇帝になる李淵や李靖、秦叔宝、単雄信、魏徴などが交流を結んで行く過程が描かれている。
    そして世界史でも暴君で名高い隋の煬帝が兄を追い落とし、父を殺し皇帝に即位して、次巻に引き継がれていく。

  • 隋唐演義は田中芳樹さんがまだ翻訳に慣れていない感じがして微妙。

  • 全5巻。私が読んだのはハードカバーでしたが、文庫でも出ています。
    もともと中国歴史物は好きですが、表紙の皇なつきさんの絵に惹かれて読んだという噂も(笑)。
    書名のとおり、隋から唐へ王朝が移り変わる間のお話。
    メジャーなところで、隋の煬帝の大運河建設は何の為につくられたのか? …とか、唯一の女帝である唐の則天武后(←正しくはこうは言わないという話を聞いたような)の話、あとは玄宗と楊貴妃の話などでしょうか。
    秦叔宝を中心とするお友達衆は義理人情の人達でそれぞれ魅力的ですが、最後はちょっと悲しいかな。<単雄信とか特に。
    個人的には女将軍・勇安公主こと竇線娘と男装の麗人・花木蘭なんてツボでしたね。

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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