製造迷夢

  • 徳間書店 (1995年8月31日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198603366

感想・レビュー・書評

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  • 恩田陸が文庫版で解説書いたらしく、エッセイ本に載ってて読んでみたくなったので手に取った。昔のだからかちょっとテイスト違う感じ。どっちかというと今邑彩を思わせる。

  • 誰だか分からぬモノローグに逮捕状、そして若い女性が現れて…というパターン化された流れでテンポよくどの話も進む。美潮さんの能力は探偵ものとしてはチートではないかいな…と思いつつ、面白いのでよしとする。

  • 刑事と特殊能力を持つ女性が事件の謎を解く連作短編集。特殊能力がある故に事件が複雑になっていくというところが面白く、設定の巧さを感じました。謎が解けても全てが解決するわけではなく、厳しい現実を突きつけられるようで、いかにも作者らしい印象を残す作品だと思います。

  • 「人の心が読めるってしんどい」
    物に残された残留思念を読み取る能力をもった少女と、過去の事件で顔に傷を負った陰のある刑事の奮闘を描いた連絡短編推理小説。

    ある事件が起きて、物に込められた思念を読み取ることによって解決に至るというパターンの小説なんですが、ドラッグが絡んでいることもあって、気持ちよく解決する事件はほとんどありません。
    残留思念を読み取ることのできる女性・美潮に尊大な態度はなく、傷つきやすい心を持って、それでも人の心を求める様が痛々しく、感情移入しすぎると疲れてしまいまそうです。

  • 人がその物に触れた時何を考えていたか、何を感じていたか。物体に残留した人の心を読む少女・美潮。少女と刑事のコンビが遭遇する奇妙な犯罪の話。

  •  <B>憎悪、殺意、怨念がものに宿る
     人の心が読めるって しんどい!
     過去透視能力のある少女と刑事のコンビが遭遇する奇妙な犯罪。</B>
                            (帯より)


    表題作の他、天国の花の香り・逃亡の街・光明凱歌・寵愛。

    ものに宿る残留思念を触れることによって読み取る能力を持った少女 美潮と 眉に唾をつけながらも彼女に助けられている刑事 一条の関係が、一作ごとに少しずつ変わっていく様も これらの物語を連作としてより楽しませる要素になっているだろう。
    一条刑事の上司、西村のキャラクターも結構気に入っている。

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著者プロフィール

東京都生まれ。立教大学文学部史学科卒。1991年、『ぼくのミステリな日常』でデビュー。2013年、「暗い越流」で第66回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。その他の著書に『心のなかの冷たい何か』『ヴィラ・マグノリアの殺人』『みんなのふこう 葉崎は今夜も眠れない』などがある。コージーミステリーの第一人者として、その作品は高く評価されている。上質な作品を創出する作家だけに、いままで作品は少ないが、受賞以降、もっと執筆を増やすと宣言。若竹作品の魅力にはまった読者の期待に応えられる実力派作家。今後ブレイクを期待出来るミステリ作家のひとり。

「2014年 『製造迷夢 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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