遺産 下

著者 : シドニィ・シェルダン 木下望

• 徳間書店 (1995年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[膝栗毛さんの感想 · 2023年6月19日]

下巻もサクサク読めた。サクサク読めすぎたかもしれない。もう少し捻った展開を求めてしまった。が、海外ミステリーでこんなに読みやすいなんて素晴らしいな。
次は「女医」あたりを再読してみようと思う。

[hikaruyumiさんの感想 · 2021年7月28日]

らしい展開。伏線の回収にムリがなく良かった。

[まるたま。さんの感想 · 2020年11月5日]

遺産なんか、残したって身内の争いの火種にしかならない。 かえって残さない方がいい。

[彩波（いろは）さんの感想 · 2011年11月6日]

　読み終わりました。
　今回は、いきなりしょっぱなから、ネタばらしが始まりました。

　なんかまぁ、いろいろ言いたいことは、いっぱいあるんだけど。
　どうしてこんなに穴だらけの計画でうまくいくと思ったのか、ぜひとも教えてほしい。

　終わり方としては、とってもベタでした。
　会社を経営するってそういうことですよね……と思ってしまう。
　まさか、あんなにいろいろなことを頑張ってやったのに、もらえるものが何もなかったなんてね……。
　本当、他人には何も期待しちゃいけないんだよなー……って思ってしまう。
　そして、幸せには落とし穴があるんですよね。
　物語の本題とは別に、いろいろな事件がこの家族の間では起こっていて、そっちのネタばらしの方が怖かったような気がする。

　話としては、まぁまぁかなー……なんていうか、期待したほどではなくかなりベタな内容だったように、個人的には思いました。

[karin-rさんの感想 · 2010年4月18日]

（メモ：中等部３年のときに読了。）

[ayumiさんの感想 · 2007年9月9日]

一番すき！

著者プロフィール

シドニィ・シェルダン（Sidney Sheldon）
1917年2月11日 - 2007年1月30日
アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれ。父はドイツ系ユダヤ人、母はロシア系ユダヤ人。1937年からハリウッドで映画に関わった後、大戦中兵役に就く。終戦後、本格的に劇作家・脚本家の道へ。1947年に映画『独身者と女学生』でアカデミー脚本賞を受賞した。
1969年から小説を書き始める。『顔』でデビューし評価を受け、執筆を続けた。主な代表作としてテレビドラマ化された1982年『ゲームの達人』で、日本でも上下計700万部を突破するベストセラーとなった。ほか、映画化・ドラマ化された『真夜中は別の顔』。