宦官 中国四千年を操った異形の集団

  • 徳間書店 (1995年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198603939

みんなの感想まとめ

権力と欲望が交錯する宮廷の世界を描いた作品は、宦官という特異な存在を通じて、歴史の裏側に潜む人間ドラマを浮き彫りにします。宦官は、去勢によって女性と同様の立場に置かれながらも、時には権力を握り、王を操...

感想・レビュー・書評

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  • 宦官の生態についてまとめた本。宦官権力の構造や歴史的経緯についての解説もあるが、個別の宦官についてのエピソード集といった面が強い。
    専制王朝における必要悪としての宦官の悲哀こもごも…といったのが読了後の素直な感想。
    宦官禍の激しかった東漢・唐・明について、宦官がどうやって権力を握っていったかの話も挙げられている。東漢は幼帝の即位から外戚の専横に対抗するための、皇帝の先兵としての地位として。唐は宦官に禁軍の指揮権を与えたためにやがて皇帝をも掣肘する定策国老・門生天子の関係に。明は独裁専制君主たる皇帝の忠実な手足として、しかし軍権は与えなかったために唐のような逆転現象は生じなかった。

  • 貧乏なゆえに身を浄めて宮廷に仕える。宮廷では男性は皇帝だけ。女官たちや貴妃たちと間違いがあってもいけない。
    中国だけではなく、ローマや韓国でも行われてきたこと。
    そして、一部の宦官だけが権力を持つことができる。いわゆる出世ですね。
    権力と賄賂にまみれて、力のある宦官はとても恐ろしい存在。怒らせると命の危険です。まあそれはいつの時代も一緒ですね。
    そして女官が側室に上がるのも、宦官しだい。宦官を買収してのし上がったのが西太后。

  • 2012/03/22  300円 古本

    しまった・・・文庫とかぶった(´・ω・`)

  • 宦官といえば、後宮で働く際に間違いが起こらないように去勢される男性というイメージでしかありませんでした。しかし時には権力を持ち、王をも操る存在であったとは驚きでした。さらに驚くべきは強靭な生命力があり栄養がよければ、新しい性器が成長してくる場合があるということです。男根には骨がないとはいえ、あり得るのでしょうか?なにはともあれ、「身体も破壊され、精神も破壊されてしまった・・・」という言葉は重いです。

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