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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198603977
みんなの感想まとめ
音楽と魔法が織りなす幻想的な物語が展開され、主人公の少年セッピーは国一のヴァイオリン弾きになることを夢見て月に靴を投げつけます。この願掛けがきっかけで月の怒りを買い、さまざまな冒険が始まります。物語は...
感想・レビュー・書評
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物語がなかなか面白い。絵もいかにもイギリスという感じで、精密で渋い。伝承をもとにエイキン氏が創り上げた物語だそうだ。想像力の豊かさに驚く。主人公の少年セッピーは、国一のヴァイオリン弾きになりたくて、月に靴を7つ投げつける。シミができてしまった月が仕返しをする。ドラゴンも襲ってきたりする。最後に何とかなるんだけどね。
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西洋の伝承文学に、作者ジョーン・エイキンの豊富な空想力を加えた、ひねったストーリー運び。
そこに指輪物語の挿絵画家であるアラン・リーの精密で神秘的な絵が加わり、魅力的な一冊になっている。
長いテキストにも関わらず、先はどうなる?とワクワクしながら読み進めた。
兎がお餅をついていると考える日本人と違い、クレーターはお月さまの顔のシミだなんて。
まさにところ変わればである。
何故シミが付いたかと言うと、主人公であるセッピー少年が願掛けに靴を投げたから。
願いは叶ったけれど、リスクも大きいことに。
そのリスクを受け入れ闘い、消失するまでの流れはまるで冒険ファンタジー。
ぺージをめくるたびに妙なる音楽が聞こえそうな、美しくも不思議なお話で、音楽の持つ大きな力にも深く考えさせられる。
一度読み終えた後は、改めて挿絵の素晴らしさをじっくり堪能できるというお楽しみ付き。
長いので読み聞かせには不向きだが、ブックトークにはぜひ使ってみたい。
しかし、ヘンリー8世の時代って衣装が素敵だなぁ。 -
イングランド王ヘンリ-8世が統治していた時代の空想絵物語。七人兄弟の末っ子<セッピ->は、お父さんの仕事を手伝う傍ら、大好きなバイオリンを弾くのに余念がなかった。そんな日のこと、国で一番のバイオリン弾きになりたいと、「不思議なお告げ」に従って、夜空に輝く満月に願をかける。 その願いは聞き届けられはしたものの、セッピーは月の怒りを買ってしまうことに…。海辺の村を背景に、音楽、魔法、王様の幽霊、怪物らが絡んで展開する、幻想的な物語と繊細な絵のハーモニ-が魅惑の一大ファンタジー。
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◆美しい絵とお伽話。七番目の息子セッピーは、天使か悪魔かわからない不思議なものの助言にしたがって七日かけて月に願いをかけます。その結果、月の白く輝く肌には黒々としたしみが。願いの成就と引き換えに、セッピーは苦難と災難の予言を引き受けるのです。◆文字の多い絵本ですが、幻想的なストーリーテリングに引き込まれ、一息に読了。エンディング、王様の結婚式にクスリと笑わされます。イギリスらしい♪【2013/09/17】
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不思議でちょっと怖い感じのする絵本。
兄妹愛も感じられ、不思議と怖さの中にホッとする部分もあります。
読み終わった後、最初に出てきた不思議な声の持ち主達の正体がハッキリしないところが、逆に恐怖心を煽り面白かった。 -
バイオリンの腕をあげたい七男セッピー。港町の、話し声がするという空き家で不思議なお告げを聞きます。「七晩続けて、靴をかたっぽ月に投げろ」願いは聞き入れられたものの、顔を汚したと、月の怒りを買ってしまった。セッピーははだしで過ごし、妹は口をきけなくなってしまった。それでもセッピーの音色(七つの音階)は猛犬を鎮め、ジャムがふきこぼれるのを防ぎ、とまった時計を動かし、幽霊の王様を感動させる。オクタビアが七つになったとき、怪物が町を襲ってきました。「おねがい、音楽を聞かせてやって」気がつけば話しているオクタビア。そしてセッピーのバイオリンは怪物を躍らせ、巨大な体を縮めてしまった!セッピーは月を見上げて黒いしみをみては考えました。「あのしみは本当にぼくがつけたのだろうか?それとも夢だったのか」しかし、月が口を開くことはありませんでした2008/09/14
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西洋の伝承をもとに書かれた絵本。文章量かなり多め。
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文章に限ると対象年齢が高めだけど、写実かつファンタジックな絵が子供達を強く引きつけるので、ファンタジー入門に最適だと思う。幻想的なストーリーもさることながら絵が素敵なのでググったら『指輪物語』のイラストレーターさんだった!納得。
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男の子サッピー
生まれた妹オクタビア
月の黒いしみ、7番目の子供、7つの靴の片方、国一番のバイオリン弾きになるという望み
妹が口がきけなく、サッピーは靴を取り戻すまで裸足
最後は7本足のドラゴンが町を襲ってきてバイオリンを弾いて踊らせているうちに小さくなって消える
靴だけ残る -
訳者あとがき、より
西洋の伝承を組み合わせ、エイキンの奔放な空想力でひとひねりした作品。
国一番のバイオリン弾きになりたい、という願うセッピーという男の子が、願掛けに月に靴を投げ、、その結果どのような不思議が起こったか、という話。
ジョーン・エイキン 文
1924年イギリスのサセックス州うまれ。いくつかの職を経た後、著作を始める。
アラン・リー 絵
1947年イギリスのミドルセックス州生まれ。イーリング美術学校でイラストレーションを専攻し、幅広い分野で活躍。
いのくまようこ 猪熊葉子
白百合女子大学教授。国際児童図書評議会日本支部会長。
1995年11月30日初版発行 -
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月の黒い点々の話しは、色々あるわねー
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月のしかえし、という題名もずるいならば、アラン・リーの挿絵がついているというのもずるい、絵本好きなら読まずにはいられない絵本です。とにかくアラン・リーの挿絵が美麗です!
文字びっちり系の絵本ですが、読むのには分量的にちょうどいい絵本ではないかと思います。ちょうどいい分量なのに、まるで素敵なファンタジー小説を読んだかのような満足感があって、読んでよかったと萌える絵本でした。
月という想像を掻き立てられる女性に、私たちも何か悪いことをしていないかふと自分を顧みてしまいます。
月に好まれる人間になりたいですね。この本の、月のしかえしは本当に怖い物なので……。 -
とっても怖かった!!
月の仕返し方がこわかった -
なぜ月にクレーターがあるのかが分かる話。絵がとってもきれいなのでそれだけでももう楽しい。
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子どものころ、たしか小学生のころよんで大好きだった絵本。水彩っぽい絵でとても美しくて、ちょっと怖くてよかったなあ。ピアノをやっていたので、主人公がバイオリンが好きな子というのも親近感があって好きだった。
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近図。季節の本(つき)。(願い)(音楽)(バイオリン)(怪物-ドラゴン)(靴)。E中・高学年
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2007/8/9
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ヴァイオリンを扱った絵本はいろいろあるが、なかなかこれ!というものはない。この絵本も、話はオリジナルながらいろんな伝承をもりこんであっておもしろいし、アラン・リーの絵はとてもとても美しいのだが。
ただ、ヴァイオリンを弾く姿が、なんとなくしっくりこないのである。ほんとに弾いてる感じがしないし、楽器もいい音が鳴る感じがしない。うーん。ま、そこにこだわりすぎるのもよくないけど。
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