剣豪将軍義輝

  • 徳間書店 (1995年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198604011

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

歴史的な背景と剣豪の物語が交錯する本作は、将軍義輝の知られざる一面を鮮やかに描き出しています。義輝が塚原卜伝に教えを受けた剣豪であることや、彼の仲間たちの活躍が生き生きと描かれ、物語は手に汗握る展開を...

感想・レビュー・書評

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  • この本を読んで、足利幕府末期にこれほどの武士将軍がいたことを初めて知った。戦国の世にして、立派に一人の武士として描かれる義輝の姿は非常に格好良かった。また、真羽や浮橋等、彼を助ける様々な人間たちも実に魅力的に描かれている。史実に矛盾しないようにか、後半は松永弾正にやられる一方で歯噛みする思いだったが、それに対応する義輝の姿も清々しい。永禄の変での義輝の最期もらしいモノだった。将軍の身でなければ、もっと剣豪としての姿が見られていたのではないかと思うと、運命というものは無情なものだなぁと考えさせられる。

  • 将軍義輝といえば松永弾正に殺されたことぐらいしか知らなかったが、実は塚原卜伝にも教えを受けた剣豪であった.義輝の仲間たち鯉九郎、浮舟、石見坊、小四郎、玄尊、小侍従.梅花そして明智光秀.彼らの活躍が生き生きと描かれる.また織田信長をはじめ木下藤吉郎、若き日の徳川家康はては和冦の王直まで登場し義輝の大冒険が手に汗握る活劇として描かれる.しかし決して史実と矛盾しないように取りはからわれているため興ざめすることなく物語にのめり込むことができる.また、信長前の三好一族時代は本格的に取り上げられることも少なくこの頃の詳細がよくわかる.

  • 5

  • 俺は宮本さん作品が大好きで‥
    ◆東慶寺シリーズ(尼首二十万石等)
    ◆白十組シリーズ(早春上がれ等)
    ◆マラガシリーズ(北斗の銃弾等)
    拝読させて頂いてるけど‥
     
    コチラの書籍がまた凄い(・ω・)ノ
    (※義輝外伝と併せ読むとまた感動ひとしお!)
     
    宮本さんには‥
    いつか大河ドラマの本を書いて欲しいと切望してる次第(`曲´#)
     
    こちらなんか‥
    マジでうってつけ(*^_^*)
     
    大歴史スペクタクル?
    素晴らし過ぎますがな!

  • リアル戦国無双とはどんなだ。

  • 完全にツボにはまった。歴史上の有名人物が入り乱れ、それぞれがしっかりとした役割をになっている。忍者が出てきたりという荒唐無稽な伝奇的要素とのバランスもよし(浮橋がよい)。中だるみしなくもなかったが許す!

  • 20年間も本棚に眠っていた本を取り出す事は、なかなかないですよね。

    でも、この本だけは何故かいつかは読まねば!読まねば!と思っていた本で

    ようやく読破する事が出来ました。

    ものすごくうる覚えなのですが 確かラジオ番組で小島一慶さん(当時TBS)が

    ものすごく良い本!って紹介してくれていたような記憶があるが・・・・・・・。

    小島一慶さんのことを書きはじめると いろいろ思い出がありすぎるので

    別の機会にして!



    さて、本書!

    剣豪将軍と言われた足利義輝の生涯を描いた小説ですが、

    題名の剣豪にはふさわしくない 義輝と真羽の熱烈な恋愛小説でもありますね。

    真羽は歴史上には出てこない人物でもありますが

    あたかも、義輝の恋の行方を見定めているようかわいらしい女子に描かれています。

    本書は、明智光秀や織田信長が登場し、

    歴史的にもフィクションの要素が多いという指摘があるようですが、

    いやいやどうして、あたかもそこに彼らが居たような気持ちにもさせられます。



    真羽が身籠った際「男の子である」何故なら「ずっと望んだことだから 間違いないと」!

    熱き二人も、松永久秀と三好三人衆らの謀反で引き裂かられます。

    義輝は最後の最後まで、一ノ太刀を振り回し立ち向かうがやむなし

    真羽は近江へ逃げる中賀茂川にて、処刑されます。

    その際、介錯が躊躇し 左ほほをざっくり割ったときの真羽の『無様(ぶざま)』という言葉に、

    最後は強気な女子となり義輝の元へ旅立っていくように見えます。



    9ポ2段組み626ページの巨編は

    スリリングに展開していきます。

  • 荒唐無稽だが、歴史上の実在人物があまた登場し、史実はそのままに、ストーリーはこうだったかもしれないと、破綻はしていない。ふっくら忍者の浮橋がいいです。人物も魅力的です。

  • 削除

  • 室町幕府13代将軍・足利義輝が主人公の、ある意味冒険英雄物語。剣の修行の旅の途中で出会う、さまざまな人物との交流が、色々と印象的でした。ややこしい幾内の時代背景もわかりやすいです。

  • 室町幕府13代将軍、足利義輝を主人公としたこの小説。正直、足利義輝と言われてもわからない人が多いと思いますが、歴史好きの人の中では結構有名じゃないかと。
    征夷大将軍の地位にありながら自ら剣を習い、室町幕府を再興しようとした人なんですよ。
    小説では、なぜか九州にいったり、甲斐の国で武田に殺されそうになったり、塚原卜伝に会いに鹿島神宮にいったりと、水戸黄門なみの行動力を発揮しております(もちろん史実じゃないよw)
    でもそのフィクションと史実がいい感じに織り交ざって読んでて面白かった。
    とくにラストの義輝vs熊鷹は涙なしでは見られません。
    みなさんもぜひ一度読んでみてください。

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著者プロフィール

1955年静岡県生まれ。日本大学芸術学部卒業後、手塚プロ勤務を経て執筆活動に。95年、『剣豪将軍義輝』で、一躍脚光を浴びる。おもな代表作は『海王』『ふたり道三』『夏雲あがれ』『家康、死す』『風魔』『陣借り平助』など。『乱丸』で2015年第4回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞。近著に『天離り果つる国』がある。

「2023年 『義輝異聞 将軍の星 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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