カードミステリー―失われた魔法の島

制作 : 山内 清子 
  • 徳間書店 (1996年3月1日発売)
4.00
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  • レビュー :81
  • Amazon.co.jp ・本 (387ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198604493

作品紹介・あらすじ

夏、北欧からギリシャへ、美しい母を求める息子と父は旅に出た。息子だけが手にした「魔法の本」、父だけが語ることのできる哲学と智恵、そして二人を過去の魔法の結びつけた、謎の小人の冷たい手…。緻密に大胆に織り上げられ、「ソフィーの世界」に先だって、「ほんとうに面白い小説」としてヨーロッパ各国で話題を呼んだ小説。ノルウェー批評家連盟賞、ノルウェー文化庁文学賞受賞。

カードミステリー―失われた魔法の島の感想・レビュー・書評

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  • 中~高校通じて読み続けた本のうちの一つ。大人になると殆どの人間が考えなくなる内容を、ぼうっと考える時間があるうちに読んでおきたい本だが、積極的に他者に勧めることはしない本でもあった。ふと手にとって、気に入れば読まれるし、読まない人間は早々に本棚に戻すだろう。10代の頃に読めてよかったと思っている。
    哲学の初歩のために書かれたと言われているので、その方面に薄らとでも興味があれば読んでみるのもいいかもしれない。
    ソフィーの世界を読もうか検討しているが、時間のない大人になっていないことを祈る。

  • むかし中学校の図書館にあり何度も借りました。
    大好きな本なので今では買って手元に置いてあります。
    哲学などはさっぱりわかりませんが、お話の中での壮大なファンタジーかと思いきや家系の因縁ともいえる関係性は「凄い」の一言。

    ところで、プルプルソーダよりもレストランの食事の方がおいしそうに感じるのはきっと私の想像力不足のせいですね(笑)

  •  初読当時中学生か高校生だったのだけど、ものすごく夢中になって読みふけった覚えがある。どんどん入れ子になっていく豆本の物語に夢中になり、プルプルソーダに憧れ、お父さんの語る哲学にうならされながら。

     すっかり大人になって再読したところ、今回は国木田独歩の『牛肉と馬鈴薯』が頭をよぎった。「死ちょう事実」に「吃驚したい」とかいうアレに。自分の存在自体が最大のミステリーだっていうこの本と、わたしの頭の中でつながった。意味合いはちょっと違うかもしれないけど、存在自体の不思議という意味では、共通していると思った。
     なので『牛肉と馬鈴薯』の意味がよく分からなかった人にはとくにオススメな本です。ピンポイントすぎるわッ。

     しかし、お母さんなんでギリシャなんかにいたんだ……わたしまだまだイケるわよ! とか思ったんだろうか……それとも、理屈っぽいダンナにうんざりしてたのだろうか……
     どっちもか。

    原題:Kabalmysteriet

  • 10/20 読了。
    再々々読くらい。読むたびに短く感じるようになっている。ジョーカーゲームのくだりは本当にゾクゾクする。

  • 「子供向け」とは「子供だまし」ではない。
    きちんと一人の人間として子供に向かって語ることが出来るか。
    そこが受け入れられるか拒絶されるかの違い。
    「ソフィーの世界」の前作とのことだが、これを読んだ流れで
    ソフィーの世界を読めればそれはとてもいい経験だろう。
    ただし、おそらくこれは大人が「読みなさい」と言って
    読ませてはいけない本。
    自分で見つけて読まなくてはいけない。

  • ソフィーを文庫にしたんなら、コレもしてくれorz

  • 北欧からギリシャへ、美しい母を求めて12歳の少年と父は旅してゆく。
    息子だけが手にした「魔法の本」、父だけが語ることのできる哲学と智恵、そして二人を過去の魔法の守り手たちに結びつけた、謎の小人の冷たい手…。
    魔法と現実が緻密に織り合わされた、みずみずしいファンタジー。

  •  作品解説:北欧からギリシャへ、美しい母を求めて12歳の少年と父は旅してゆく。息子だけが手にした「魔法の本」、父だけが語ることのできる哲学と智恵、そして二人を過去の魔法の守り手たちに結びつけた、謎の小人の冷たい手…。魔法と現実が緻密に織り合わされた、みずみずしいファンタジー。ノルウェーで二つの賞を受賞した他、ヨーロッパ各国で話題の物語。

     あの「ソフィーの世界」で一躍有名になった、ヨースタイン・ゴルデルの出世作。読み終えた後「ワタシハナゼココニイルノ?」と、知らず知らずのうちに哲学してしまいます。小さなお子様から大人まで楽しめる作品に仕上がっており、この作品の後に「ソフィーの世界」を読むと、さらに哲学するのが楽しくなるはず。

  • 本のマトリョーシカ。
    依存性のあるものには頼らず、自分自身の存在に疑問を。

  • 世の中の不思議に気づかされる話。

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