天切り松闇がたり

  • 徳間書店 (1996年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198605285

みんなの感想まとめ

江戸時代を舞台にした痛快な盗人噺が、思わぬ感動を呼び起こします。天切り松が自らの半生を語る中で、江戸っ子の口調や人情が巧みに描かれ、読者を惹きつけます。シリーズの最新刊を手にした読者は、懐かしさととも...

感想・レビュー・書評

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  • 江戸弁が読みにくかったけど面白かった。

  • シリーズ最新刊が出た、というニュースを聞き、久々に手に取ってみる。
    単行本の奥付が1996年だから、20年ぶりの再読である。そして……。
    くさい……くさすぎる!
    だが寅さんシリーズが好きな小生には、このくささがたまらない。
    くさやなどきついにおいのする食品が好きなのと関係があるのかもしれない。
    また、自分が東京生まれの東京育ちのせいか、江戸弁の気持ちがいい(こんな言葉遣いは落語くらいでしかもう聞けない)。
    というわけで、2~4巻を古本でゲット。一人酒のお供に。

  • 天切り松シリーズ、1作目。

    かつての大盗人・天切り松が闇がたりという口調で、自らの半生を語って聞かせる。

    天切り松の江戸っ子口調が小気味よく、仁義・人情噺にうってつけ。痛快盗人噺で終始するかと思いきや、最後は思い切り泣かされた。ベタな展開と分かってはいても、涙腺崩壊は止められず、、、、。泣かせる浅田作品、さすがですねぇ。

    シリーズもののようなので、この先も追いかけていきたい。読むのが楽しみデス。

  • うおっと〜

    すっごくよかった
    びっくりした

    天切り松シリーズってもっとお気楽な愉快痛快話かなと思ってたら全然ちがった

    浅田次郎ってぽっぽやのひと?
    おもしろいの〜?
    と思ってたら超おもしろかった

    どの話もよかった
    みんなかっこいい

    お姉さんの話はすごい泣けた
    電車で読んじゃったのは失敗だったかな‥

  • 以前も読んだのに…。今回も泣いたなぁ。

    内容(「MARC」データベースより)
    夜更け、雑居房に、天切り松と呼ばれた夜盗が入れられた。松は、六尺四方から先には聞こえないという独特の話し方"闇がたり"で、自らの半生を語り出す。伝説の大泥棒が追憶する、愛と涙の裏稼業。

  • 好きです♪( ´▽`)
    縁と人情のとっても面白いお話。
    そしてホロリとさせる・・・
    さすがです。

  • 監獄に入ってきた妙に貫禄のある老人。実は抜弁天の目細の安吉親分、つまり盗っ人の弟子、松蔵だったのだ。彼が牢屋の中で語っていく当時の仲間たちの闇ものがたり。

    泣いた。つい泣いてしまった。義理と人情、きっぷの良さ、粋がいいねぇ。江戸っ子だねぇ。女郎屋に売られてしまったお姉さんの話とか貧乏人のために盗みをする栄治の話とか。いいねぇ。

  • 96年3刷本

  • やっぱ次郎ちゃんは人情だね。江戸時代の盗人のはなし。小型の「プリズンホテル」って感じか?でも大好きですよ。次郎ちゃん作品は心底悪い人が出てこないのがいいような、悪いような・・・。救いがあるっていえばそうなんですがw

  • <font color="#666666"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198605289/yorimichikan-22" target="_blank"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4198605289.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" class="booklog-imgsrc" style="border:0px; width:100px"></a>
    <br clear="left">
    <blockquote><p><strong>今世紀最高のピカレスク文学
    伝説の大泥棒が追憶する愛と涙の裏稼業!</strong>  ――帯より</p></blockquote>
    留置場に寝泊りさせることを条件に警察のマニュアル作りに貢献する、いまは引退している天切りの松こと松蔵老のひとりがたりの物語である。
    松蔵は僅か9歳の時に、当時 その筋だけではなく世間に広く名を馳せた盗賊の一家に売られ、爾来盗賊――なかでも天切り――として生きてきたのであった。
    天切りとは、屋根から邸内に忍び入り盗みを働く盗人の呼称である。

    留置場の先客だけでなく看守や刑事たちまでもが、闇がたりという独特の語り口で来し方のあれこれを語る松蔵の話を聞きたがり、待ちわびているのがよくわかる。盗人ではあるが、半端な堅気者よりもずっと立派に筋を通すその生き様は感動的でさえあり、読者も留置場の彼らと共に引き込まれるように先を聞きたくなるほどの壮絶な人生模様なのだった。</font>

  • ドラマ化されたんだけど。
    ドラマ見て本気でむかついちゃった。
    本は良いです。切なさと笑いの同居具合とバランス。

  • また浅田さんのすばらしくいい話を読めて感激!大泥棒の話です。
    兄貴達がカッコよすぎる・・っ!!
    皆さんも惚れて下さい!

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著者プロフィール

1951年東京生まれ。1995年『地下鉄に乗って』で「吉川英治文学新人賞」、97年『鉄道員』で「直木賞」を受賞。2000年『壬生義士伝』で「柴田錬三郎賞」、06年『お腹召しませ』で「中央公論文芸賞」「司馬遼太郎賞」、08年『中原の虹』で「吉川英治文学賞」、10年『終わらざる夏』で「毎日出版文化賞」を受賞する。16年『帰郷』で「大佛次郎賞」、19年「菊池寛賞」を受賞。15年「紫綬褒章」を受章する。その他、「蒼穹の昴」シリーズと人気作を発表する。

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