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- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198606107
感想・レビュー・書評
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「白人の住む町の生活、親の決めた結婚になじめず、一人広大なツンドラを歩きはじめた、エスキモーの少女ジュリー。だが迷子になり、食料も底をついた…。極北の大地で、智恵と勇気をもって生きる少女の姿を感動的に描いた名作。]
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アラスカ、エスキモー、狼、全てこのままで保存したい自然ですね…
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'Julie of the wolves'. The first of a trilogy. The surviver unlimited.
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中学時代、読後夢中で感想をメモした本。
極北のツンドラで狼とコミュニケーションを図ることで生きのびる、勇気と智恵ある少女を描いたアメリカニューベリー賞受賞のロングセラー作品。
エスキモーの智恵と狼に助けられて生き延びながら「狼の時も、エスキモーの時も、終わりなのだ」と彼女が認める最後の一文が重く切なく心に残る。
都市に住み、愛玩動物を飼い、何のために築くのか分からない時代のために頭を働かせ続ける私達。
そこに命の全うな利用価値はあるのか。普遍的な命の営みをただ捨て続けていいのか。「人は何のために生きるのか」を穏やかに問う。
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