ハウルの動く城1 魔法使いハウルと火の悪魔 (ハウルの動く城 1)

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レビュー : 736
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198607098

作品紹介・あらすじ

魔法が本当に存在する国インガリーで、三人姉妹の長女に生まれたソフィー。「長女は何をやってもうまくいかない」という昔話のパターンが実現したかのように、ある日ソフィーは、『荒地の魔女』に呪いをかけられ、九十歳の老婆に変身させられてしまう。家族を驚かせたくないと家出したソフィーは空中の城に住む、うぬぼれ屋で移り気な若い魔法使いハウルのもとに、掃除婦として住み込んだ。ハウルに魔力を提供している火の悪魔とこっそり取引したり、ハウルの弟子と、七リーグ靴をはいて流れ星を追いかけたり。謎のかかしや、犬人間も現れて…?やがて、ハウルの意外な素顔を知ったソフィーは、力を合わせて魔女と闘おうとするが…?イギリスの人気作家ジョーンズが描く、読み出したらやめられない魅力的なファンタジー。10代〜。

感想・レビュー・書評

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  • ひさしぶりにファンタジー。
    ジブリの動くハウルも好きだけど、やっぱり文字で書かれたハウルの世界も楽しい!
    頭に浮かぶのは、ジブリのハウルや、ソフィーたちのビジュアルなんだけど。
    ダイアナ・ウィン・ジョーンズの描くファンタジーの世界は、甘いだけのキャンディーのようではなくて、ちょっぴりスパイスもきいている。
    楽しくて、笑えて、はらはらして。
    ファンタジーの魅力を思い出させてくれました。
    ダイアナ・ウィン・ジョーンズワールド、読破します!

  • ジブリ映画となって一気に有名になった「ハウルの動く城」
    ジブリの作品とは少し違って、またそこもよかった(●^o^●)

  • この本のテーマの一つに「出会い」と「成長」があると思います.

    ハウルは始め,自尊心と自己愛と自意識の塊,魔法使いとしてはとても偉大,なのに心のなかには不安や頼りない気持ちを抱えている.とても気分屋で,周りの人を振り回す天才,だと思いました.
    ソフィは,頭はいいけれど,自信がないし,愛想もない人物,だと思いました.

    どちらも,いろいろな時代にそれぞれの形で存在する「若者」の象徴のような気がしてなりません.特に,後ろ向きなタイプです.

    不完全な人間が,関わり合い,ぶつかり合い,その中で生まれる感情や意志によって,互いに成長していく過程が,より描き出されており,その変化を楽しむことができるのは,この本の魅力のひとつだと思います.

  • けっこうおもしろいので、修羅場にもかかわらず読み切ってしまいました。

    映画のストーリーの方がいい部分もありますし、やっぱり本は、語り尽くされているので欲求不満は残らないよなぁと思う部分もあります。

    映画の方が優れているなぁと思うのは、やっぱり、あの出合いのシーンですねぇ。本の方は、けっこう抑えられていて、いつ、ソフィーが恋したのか、けっこうわかりづらい。

    それから、荒れ地の魔女との決戦は、「お願い」で収束しちゃう映画の方に、クラクラきてしまったので。
    もっとも、荒れ地の魔女のかき方じたいが、かなり全然違っているので、このあたりは、比べたらダメかもしれませんが。

    うーん。ティーンエージャー向けの本か。たしかに、それよりも年齢が低い子どもが読んでもおもしろくないかも。
    ソフィーは、なんか、ずーっと、怒りっばなしだしな。
    なんで、怒っているのかということが、ちゃんと自分を振り返って理解できるような年齢でないと、絶対に、おもしろくないと思います。
    読み解くには、コンプレックスが必要です。

    そう言えば、「戦争」も、物語の中では、語られなかった要素ですね。というか、もっと、ファンタジーよりの世界で、でも、こっちの世界と地続きだというのが、けっこう以外で、でも、ものすごく納得できました。

    カルシファーの性格というか、雰囲気は、映画も原作も、かわってないですねぇ。

    映画では語られなかった、ソフィーの魔法も、けっこう重要なファクターになっていました。

    映画見て、あの動く城のイメージを持って読んでます。実は、「動く城」は、本では「空中の城」とか呼ばれているので、きっと、浮いているんでしょうけどね。

    けっこう、オススメです。

  • ジブリ映画「ハウルの動く城」原作。ジブリ映画ではこの本一冊分をオリジナルに書き換えながら展開されていた。
    またジブリとは違う、D.W.ジョーンズ女史が描くハウルとソフィーの日常。ジブリの中で謎だった部分が全て分かる!

    ジブリで納得いかなかった方は、これを読めば必ず納得するはず。
    ジブリとはほとんど違うということを理解してから読むのをオススメします。

    面白いよ!!!!!!!!

  • ジブリで映画化する前から大好きでこれがアニメ化するとなったとき期待と絶望が入り混じった不思議な気持ちになった記憶があります。
    結果として、割と絶望よりだったかなぁとは思わなくもない。
    原作が本当に本当に大好きだったので、原作とちょっとでも違うとあれ?と思ってしまったり、わたしが頑なすぎたなぁとはいまでも思うけど、やっぱり原作が好きです。
    最初っから最後までハウルっていうどうしようもないバカで女たらしで情けなくてむかつく男が、どうしようもなく好きでした。ハウル愛しい。なんだかんだいって最後はかっこいいところちゃんともってくんだから、本当にやられる。かっこいいだけじゃなくて、変なところたくさんあって、それでもかっこいいんだからすごいなぁと思った記憶があります。ヒーローっぽくないヒーローなんだけど、ちゃんとかっこいいというか。いまの言葉でいうとへたれ萌えってやつか!と思って納得。笑
    小説の登場人物に恋するってこんな感じかなと思って小学生の当時ソフィーが羨ましくて仕方なかったなー。要するにハウルが大好きで、でもソフィーも好きで、ほんとうにふたり早くくっつけ!って言いながら読んでたよっていう。

  •  再読。映画はマルクルとカルシファーが可愛かったので許しますが、やっぱり原作が大好き。呪いでお婆ちゃんにされて落ち込むどころか逆に気が強くなるソフィーと、最強の魔法使いなのに臆病でナルシストで女たらしで現実逃避癖が強くて拗ねると緑のねばねばを大量生産するハウルが大好きです。
     ソフィーの思い込み(末っ子信仰とかハウルの行動とか)がミスリードになってるのが面白いです。どんでん返しのハッピーエンドが大好きなんですが、見直すと「いつ好きになったの?」って唯一不満に思ってたハウルとソフィーのフラグがきちんと丁寧に積まれていて申し訳ない気持ちに(笑) 本命のピンチに身だしなみも忘れて駆けつけるハウルが好きだよ! あとカルシファー可愛いよカルシファー。

     作者ダイアナ・ウィン・ジョーンズ様のご冥福を心よりお祈りします。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    魔法が本当に存在する国インガリーで、三人姉妹の長女に生まれたソフィー。「長女は何をやってもうまくいかない」という昔話のパターンが実現したかのように、ある日ソフィーは、『荒地の魔女』に呪いをかけられ、九十歳の老婆に変身させられてしまう。家族を驚かせたくないと家出したソフィーは空中の城に住む、うぬぼれ屋で移り気な若い魔法使いハウルのもとに、掃除婦として住み込んだ。ハウルに魔力を提供している火の悪魔とこっそり取引したり、ハウルの弟子と、七リーグ靴をはいて流れ星を追いかけたり。謎のかかしや、犬人間も現れて…?やがて、ハウルの意外な素顔を知ったソフィーは、力を合わせて魔女と闘おうとするが…?イギリスの人気作家ジョーンズが描く、読み出したらやめられない魅力的なファンタジー。




    映画『ハウルの動く城』の原作本と知り読んでみましたが やはりファンタジーはちょっと苦手みたいです。途中、映画を見返してからまた読んでみたり...
    もっと頭の柔らかい若い頃に読んでいたら もっと想像力豊かに読めたのかなぁ...?

  • 掴みどころのないふわふわした話だけどソフィーの家族の関係性は生々しいと思った。
    長女がうまくいかないと言われているのは周りを優先してしまう性質だからだろうか。

    おばあちゃんになってからのソフィーが常に情緒不安定でおかしかった。

    「ぼくたちって、これからいっしょに末永く幸せに暮らすべきなんじゃない?」という少し回りくどいセリフがハウルらしいと思った。

  • ジブリの「ハウルの動く城」の原作。いろんなところがアニメとは違って、アニメをイメージしながら読むと頭が少し混乱するけど、これはこれでファンタジー感があって面白い。

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著者プロフィール

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ(Diana Wynne Jones)
1934年8月16日 - 2011年3月26日
イギリスのファンタジー作家で、子ども向けの独創的なファンタジー小説を記す。代表作に『ハウルの動く城』『大魔法使いクレストマンシー』のシリーズがある。
2004年に『魔法使いハウルと火の悪魔』が宮崎駿監督・スタジオジブリ作品「ハウルの動く城」として映画化され、日本でも広く知られるに至る。

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