魔法使いハウルと火の悪魔 ハウルの動く城 1

  • 徳間書店 (1997年1月1日発売)
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  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784198607098

感想・レビュー・書評

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  • 確か映画を見た直後に読んだと思う。思い出したので登録。
    映画も面白かったが、原作もとても楽しくて何度も読み返した。ファンタジーは良い。

  • 最近TVの放送で見て、読みたくなったシリーズ
    それぞれの内容が違う部分多いが、これはこれで面白い

  • かわいいお話。宮崎監督の
    アニメ「ハウルの動く城」とは
    ずいぶん展開が違うんですね。
    アニメの方も謎が多くて消化不良のまま
    ですが、
    この原作も謎が多くて未消化です。

  • ひさしぶりにファンタジー。
    ジブリの動くハウルも好きだけど、やっぱり文字で書かれたハウルの世界も楽しい!
    頭に浮かぶのは、ジブリのハウルや、ソフィーたちのビジュアルなんだけど。
    ダイアナ・ウィン・ジョーンズの描くファンタジーの世界は、甘いだけのキャンディーのようではなくて、ちょっぴりスパイスもきいている。
    楽しくて、笑えて、はらはらして。
    ファンタジーの魅力を思い出させてくれました。
    ダイアナ・ウィン・ジョーンズワールド、読破します!

  • 映画は何度か見たけども、原作は初読。
    まあだいぶ違うんだろうなぁとは思ったものの、ぜんっぜん違うじゃん?!?!?!?!?!
    世界の構造から違ってて目を剥いたよ?!?!
    キャラクター皆立体的で、読むのが楽しかった。
    「長女」の迷信は、色々置き換えられて勇気づけてくれるなぁ。

  • けっこうおもしろいので、修羅場にもかかわらず読み切ってしまいました。

    映画のストーリーの方がいい部分もありますし、やっぱり本は、語り尽くされているので欲求不満は残らないよなぁと思う部分もあります。

    映画の方が優れているなぁと思うのは、やっぱり、あの出合いのシーンですねぇ。本の方は、けっこう抑えられていて、いつ、ソフィーが恋したのか、けっこうわかりづらい。

    それから、荒れ地の魔女との決戦は、「お願い」で収束しちゃう映画の方に、クラクラきてしまったので。
    もっとも、荒れ地の魔女のかき方じたいが、かなり全然違っているので、このあたりは、比べたらダメかもしれませんが。

    うーん。ティーンエージャー向けの本か。たしかに、それよりも年齢が低い子どもが読んでもおもしろくないかも。
    ソフィーは、なんか、ずーっと、怒りっばなしだしな。
    なんで、怒っているのかということが、ちゃんと自分を振り返って理解できるような年齢でないと、絶対に、おもしろくないと思います。
    読み解くには、コンプレックスが必要です。

    そう言えば、「戦争」も、物語の中では、語られなかった要素ですね。というか、もっと、ファンタジーよりの世界で、でも、こっちの世界と地続きだというのが、けっこう以外で、でも、ものすごく納得できました。

    カルシファーの性格というか、雰囲気は、映画も原作も、かわってないですねぇ。

    映画では語られなかった、ソフィーの魔法も、けっこう重要なファクターになっていました。

    映画見て、あの動く城のイメージを持って読んでます。実は、「動く城」は、本では「空中の城」とか呼ばれているので、きっと、浮いているんでしょうけどね。

    けっこう、オススメです。

  • ジブリ映画となって一気に有名になった「ハウルの動く城」
    ジブリの作品とは少し違って、またそこもよかった(●^o^●)

  • この本のテーマの一つに「出会い」と「成長」があると思います.

    ハウルは始め,自尊心と自己愛と自意識の塊,魔法使いとしてはとても偉大,なのに心のなかには不安や頼りない気持ちを抱えている.とても気分屋で,周りの人を振り回す天才,だと思いました.
    ソフィは,頭はいいけれど,自信がないし,愛想もない人物,だと思いました.

    どちらも,いろいろな時代にそれぞれの形で存在する「若者」の象徴のような気がしてなりません.特に,後ろ向きなタイプです.

    不完全な人間が,関わり合い,ぶつかり合い,その中で生まれる感情や意志によって,互いに成長していく過程が,より描き出されており,その変化を楽しむことができるのは,この本の魅力のひとつだと思います.

  • ジブリ映画「ハウルの動く城」原作。ジブリ映画ではこの本一冊分をオリジナルに書き換えながら展開されていた。
    またジブリとは違う、D.W.ジョーンズ女史が描くハウルとソフィーの日常。ジブリの中で謎だった部分が全て分かる!

    ジブリで納得いかなかった方は、これを読めば必ず納得するはず。
    ジブリとはほとんど違うということを理解してから読むのをオススメします。

    面白いよ!!!!!!!!

  •  再読。映画はマルクルとカルシファーが可愛かったので許しますが、やっぱり原作が大好き。呪いでお婆ちゃんにされて落ち込むどころか逆に気が強くなるソフィーと、最強の魔法使いなのに臆病でナルシストで女たらしで現実逃避癖が強くて拗ねると緑のねばねばを大量生産するハウルが大好きです。
     ソフィーの思い込み(末っ子信仰とかハウルの行動とか)がミスリードになってるのが面白いです。どんでん返しのハッピーエンドが大好きなんですが、見直すと「いつ好きになったの?」って唯一不満に思ってたハウルとソフィーのフラグがきちんと丁寧に積まれていて申し訳ない気持ちに(笑) 本命のピンチに身だしなみも忘れて駆けつけるハウルが好きだよ! あとカルシファー可愛いよカルシファー。

     作者ダイアナ・ウィン・ジョーンズ様のご冥福を心よりお祈りします。

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著者プロフィール

1934-2011。英国のファンタジーの女王。映画『ハウルの動く城』の原作者。

「2020年 『徳間アニメ絵本39 アーヤと魔女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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