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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198607395
みんなの感想まとめ
北欧神話を背景に、邪悪な魔法使いと天才的な語り部の青年の戦いを描いたファンタジー作品は、独特の語り口で心を掴みます。物語は短いながらも、豊かなファンタジーの世界が広がり、まるで冬の夜に炉辺で語り部から...
感想・レビュー・書評
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スーザン・ブライス2冊目。
北欧神話を下敷きに、邪悪な魔法使いと天才的な語り部の青年の戦いを、独特の語り口で綴ったファンタジー。
世界観にあっという間に引き込み、歯切れのよい、それでいて明確にイメージの伝わる語り口は、冬の夜長にまるで炉辺で、それこそ腕のいい語り部から昔話を聞いているかの如く、心地よい。
お話は短いが豊饒なファンタジーの世界が広がっていて(さすがに私のような古手のファンタジー読みには展開が読めたが)、未邦訳の長編も読みたくなってきた。ぜひこれからの翻訳を待ちたい。
ストップモーションアニメの原作向きですよ。ぜひぜひ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
カバー・本文絵 / パトリック・リンチ
装丁 / 鈴木 ひろみ
原題"ODIN'S MONSTER"(1986) -
怖い話を読みたがっている子に。
昔話風で、中学年くらいから読めると思います。 -
あまり期待せずに手に取ったが、アイスランドの美しい闇や火床が燃える暖かい家の情景が浮かび上がってくる、美しくて楽しい物語だった。
死霊に物語をするシーンが一番好き。
死霊の横に座って、一緒に物語を聞いている気分だった。
スーザン・プライスの他の本も読んでみよう。 -
さいはての国の女王の夫になるため、国じゅうで一番話のうまい語り部の若者に、自分をほめさせようとする邪悪な魔法使い。だが語り部に断られ、怒った魔法使いは魔法を司る神オーディンの力を借りて、恐ろしい魔物を作り出し、若者を襲う。若者の武器は自分の持つ「言葉の力」だけだった…。北欧神話をもとにした、豊かなイメージが広がる力強い物語。
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北欧神話の世界を下敷きにしているものの、物語の味わいは民話に近い。 オーディンの加護を受けた邪悪な魔法使いクヴェルドルフは、北の果ての国チューレの女王と結婚したいがために、アイスランド一の物語の語り手「ネコのトード」に自分自身のことを歌わせようとするが拒否される。何度も何度も拒否され激怒したクヴェルドルフは死霊をトードの元に遣わし、脅かすことによって力づくでいうことをきかせようとするのだが、、、。 ちっぽけな存在であるトードは死霊とどう戦うのか。手に汗握る戦いの様子やその行方もすごく気になったが、背景となる北欧神話の神々が生活に近しいところにいるアイスランドのようすが、荒々しくも生き生きと描き出されているところが素晴らしい。ま、物語は「やっぱりね」。思った通りの結果を迎えるのだけども。 北欧の凍てつく空気感は非常によく味わえたけど、物語の分量が短すぎるのが難点か。この方面、ずんずん読んできたいですな。
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