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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198609115
みんなの感想まとめ
旅を通じて飼い主を探す猫の物語は、出会う人々との交流を描きながら、猫本来の自由な欲求が際立っています。擬人化されすぎない猫の姿は、まさに猫らしさを感じさせ、読者に深い共感を呼び起こします。戦時下の多様...
感想・レビュー・書評
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飼い主を探して遠い道のりを旅をする。
先々でいるんな人と出会っていく。
幸運の黒猫。 -
擬人化され過ぎない猫の表現が何といっても良い。人間の思惑とは別にどこまでも自分の欲求で、とどまったり歩き出したりする猫の姿は、これぞ猫!と思える。
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本格派旅猫日記。擬人化されない猫の描写から猫への敬愛の念があふれている。
猫の目を通して世界大戦下の英国の「日常」がオムニバス形式で切り取られていくロードムービー。ウェストールの他の作品同様、とりあげる素材一つ一つは現実の重い手触りがあるので、読み進めるのが時に苦しくなるが、猫は勝手気ままに旅を続けていくところが何とも飄々として見事。そして時代や土地を超越して胸に
せまってくるほど鮮やかだ。
もし映像化できたら、本以上に魅力が伝わるのかも・・ -
猫の視線からww2の暗い時代を眺めている。
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ヤングアダルトコーナーにあった本だけど、大人向けな気もする…?
軍曹とスマイリー夫人のつかの間の愛と、老馬車屋・オリーが難民達のモーゼになる話が素敵だった。 -
第二次世界大戦中、イギリスがドイツに劣勢だった頃の物語であり、放浪の物語という点で『海辺の王国』に並ぶ作品だと思う。こちらが先に書かれている。
ウェストール初心者には『海辺』をおすすめする。読みやすい。少年が語る物語だから。こちらは猫が主人公とはいえ、安易に語らせたりはしない。より読解力を要する。
これを小六の推薦図書にしている教科書もあるけど、『海辺の王国』が教師に嫌われるのは、性行為を暗示する描写があるため。
ゴート卿という戦争の英雄の名をつけられた雌猫は猫らしい賢さと愛情とクールさを併せ持つ最高にかっこいい猫。
猫にわかりやすさを求めない人にぴったり。 -
主人を探してさすらう猫が、第二次世界大戦、ダンケルクでの敗戦後、ドイツの侵入に怯えるイギリスでいろいろな人間たちと出会う。
戦争が、普段の日常生活を変えていくさまを豊かな切り口で描いていく。
日常生活を送る市民と非日常そのものである戦争が邂逅するすぐれた小説。ただし短篇集なのでちょっと展開が急かな。軍隊が戦争で恐怖や無秩序をもたらすだけでなく、秩序と救済をもたらす場面も出てくるのがリアルな戦時体制という感じ。 -
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猫好きなら読んで楽しめる、猫の主人への愛。
主人を捜し求めて旅をする猫。
結構悲惨でしんどい道中なのに、
エンディングはゆっくりと物語が終わります。
猫はその波乱万丈の生涯も、しなやかに淡々とのりきり、
スマートに旅を終えます。
犬が題材だと、さもお涙頂戴の演出が
そこかしこに挟まれそうですが、
本書では、とても上品なご主人様への愛が物語られています。 -
猫もの、児童文学を選んで読んでいた頃知りました。
見つけたのは、図書館の児童書コーナーの本棚
いずれにせよ、優れた作品というのは
読み応えがあり、読後の余韻も響いています。
これもそうした一冊。
第二次世界大戦下のイギリスで、疎開先から、出征した飼い主を探して
黒猫ロード・ゴートの長い旅は始まります。
行く先々で様々な出会いがあり、新たな飼い主たちとの束の間のふれあい、
別れを重ねて旅を続けるのですが、緊迫した情勢の中で、それぞれの
人々の心と生活に希望と救いを灯し、確かな足跡を残していきます。
児童文学の定石というか、結局は
邦題タイトルのとおり、帰還する猫の物語なのですが
長い深い道中の出会いと別れのひとつひとつが、
心に強く響く傑作だと思います。 -
先日読んだ<strong>『<a href="http://ramerou.blog18.fc2.com/blog-entry-1182.html" target="_blank" title="ブラッカムの爆撃機">ブラッカムの爆撃機</a>』</strong>の著者、ウェストール氏の作品です。
最初、猫が主人公と聞いて、擬人化された動物(つまり猫が人間のような思考をしたり行動したりする)ものなのかと思いましたが、そうではありませんでした。
猫が主人公というよりは、主人探しの旅をする猫が出会った様々な人たちの物語、という感じでした。
『ブラッカムの爆撃機』もそうでしたが、この作品も児童文学にカテゴライズされるべきものかどうか・・・。大人が読んでも十分に面白い作品、というかむしろ大人向けじゃないかとすら思いました。
対象が10歳以上となっていますが、小学生や中学生がこの作品を読んで何を感じるか、そちらの方も興味があったりします。
最後に。イギリス(ヨーロッパも?)では、黒猫って縁起の良い動物だとみなされていたというのを、本書で初めて知りました。 -
あらすじを聞いて猫版名犬ラッシーかな? と思ったがさにあらず。猫と犬くらいは違う。なんだかんだタフなロード・ゴート。知り合った人間たちは勝手にがんばったりふっきれたり。猫ってそういうもんかも。
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WW2を駆け抜けた人々とネコ。
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もう一冊同じ作家さんのものを。これもたしか中学の頃に読んだ。
これは怖いというのとはちょっと違ったけれど、やはり淡々とした文章。タイトル通り、一匹の猫の帰還の道筋を猫の視点から描いているのだけれど、猫に入り込んだ人間、ということでなく、ほんとうに徹底的に猫視点と思えるような描き方。いっさい媚がなくて、すごい、と思う。けれどわたしには荷が勝ちすぎるのか、こういう類は読むのにけっこうエネルギーがいるのが難点。しばらく翻訳ものを漁っていた時期に同系統のものを立て続けに読んでしまって、かなり疲弊して翻訳ものに手を伸ばさなくなったことがあったり。たまにうっかり出会ってしまう、くらいがちょうどいいのかな。
猫の価値観と人の価値観の違いが鮮明で、面白い。 -
初めて読んだロバート・ウェストール作品
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1940年、第二次世界大戦中のイギリス、黒猫のロード・ゴートは不思議な第六感に導かれ、出征した飼い主を追って旅を始める。ロード・ゴートは様々な人々と出会い共に生活し、戦争で傷ついた人々の心に希望を与える。
戦争の真実がよく現れていて読みやすい本だと思います。
この本が好きな人におすすめの本
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ロバート・ウェストールの作品
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