鳥少年

  • 徳間書店 (1999年10月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198610838

みんなの感想まとめ

独特の恐怖と美しさが交錯する物語が展開されるこの作品は、母親の愛を求めて自らを傷つける少女の心の葛藤を描いています。様々な夢を見せる狂気が、読者を深い闇へと誘い、背筋が凍るような緊張感をもたらします。...

感想・レビュー・書評

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  • 私の中に巣喰う狂気が、さまざまな夢を見させる―さらなる広がりと魅力を増した皆川博子の恐怖世界。妖しくも美しい、十三の不思議な物語。

  • 一つ一つが超短編。じわじわ怖い。

  • 皆川博子さんにはこんな日本を舞台にした影やら闇やらを描いた、ちょっと背筋が凍るような小説をもっと書いてほしいですね。

    母親の愛を独占するために体を傷つける少女。
    「あたし、もう、痛いのいやなの」
    という最後の言葉に感銘を受けた。

    女って怖いですよ。
    だからやめられない。

  • 文庫版で読む。
    「火焔樹の下で」
    「卵」
    「血浴み」
    「指」
    「黒蝶」
    「密室遊戯」
    「坩堝」
    「サイレント・ナイト」
    「魔女」
    「緑金譜」
    「滝姫」
    「ゆびきり」
    「鳥少年」

    文庫で追加。
    「泣く椅子」
    「バック・ミラー」
    「沼」

  • 濃厚で芳醇な、皆川博子短編集。

    どんどん漏れてくる狂気を抑えることが出来ない。
    ああ、正常がこぼれてゆく。

    【指】【魔女】【サイレント・ナイト】が好き。

    なぜか女のひとは皆怖い。
    笑顔で狂気をぶっ込んでくる。

  • 短編集。最近の作品とはまた違い、現代を舞台にした話が多いが、幻想的だったり狂的だったり、皆川博子らしさはしっかり存在している。一本一本が短いから読みやすかった。

  • ダークで幻想的だけれど、どこか日本を感じさせるところが好き。
    こういう性格の小説は、長編よりも短編の方がこわいだろうな。

  • すべてが“共犯”で仕立て上げられている。

    火焔樹の下で | 血浴み | 指 | 密室遊戯 | 坩堝 | サイレント・ナイト | 魔女 | 緑金譜 | 滝姫 | ゆびきり | 鳥少年

  • 冒頭の「火炎樹~」が好き。この幻想短編集はすごい。

  • 短編集なので気軽に読めますが、内容がなかなかホラーです^^;しかも分かりやすいホラーじゃなくて、なんとなくじんわりと「…これってホラー?だよな?」と思う感じで。話のオチで、ぽんと放り出されるのがまた何とも難解で不安感をあおられます。

  • 短編集。
    どの話も、読み終わった後に変な余韻が残る。

    不気味な話が多い。
    読み終わった後、理解できなくてまた読み返しちゃうのもいくつかあった。

    ホラー好きなひとにはおすすめかも。

  • 鳥少年鳥肌たった。怖いこの短編集・・・

  • 題名だけでファンタジーだと判断したらものの見事に違った。
    悪くなかったけど、そのときに読みたいものではなかった。残念。

  • 肌がゾワリと粟立つような幻想怪奇短編集。どれも読後感が良いとは決して言えない物語なのに、途中でやめることができない。皆川博子作品は中毒性があるわー。

  • 図書館にて。…あ、少年続きだ。じわじわと怖い気のする短編集。坩堝がじわっと印象的でした。

  • 2007/12/24<br><br>
    重々しい話ばかり書かれているので、気合を入れないと手を出せない作家さんだと思っていたのだけど、これは短編だったので、ちょっと借りてみた。<br><br>
    幻想小説・伝奇小説の類は苦手なのだけど、さらっと終わるので割と読みやすいな、と思った。かと言って薄味なわけではなくそれぞれに余韻のある話ばかり。逆にちょっと物足りなくて、また改めて皆川さんの長編にかかってみようかな、と思わされた。

  • 劇団の話しが好きでした。
    一番最初の話も好き。
    この人の本は読んでて楽しい。

  • 結構前に読んだのですが、あまり愉快な印象がありません。これを読んで、ちょっと皆川さんからは挫折中。機会があれば他の作品を。

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著者プロフィール

皆川 博子(みながわ・ひろこ):1930年旧朝鮮京城生まれ。72年『海と十字架』でデビュー。73年「アルカディアの夏」で小説現代新人賞受賞。86年『恋紅』で直木賞、90年『薔薇忌』で柴田錬三郎賞、98年『死の泉』で吉川英治文学賞、ほか多数の文学賞を受賞。著書に『聖餐城』『海賊女王』『風配図 WIND ROSE』『天涯図書館』など。

「2024年 『大江戸綺譚 時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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