木曜組曲

  • 徳間書店 (1999年11月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198610937

みんなの感想まとめ

物語は、耽美派の作家の死を偲ぶために集まった5人の女性たちが織り成す、独特なミステリーです。彼女たちの多様な視点から語られる秘密や思惑が、物語に深みを与えています。食事を共にしながらの侃々諤々の会話は...

感想・レビュー・書評

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  • 「死人に口無し」ところが面白いところかも。
    登場人物が全員女性でなければ、もう少し面白くできたかもしれないし、作家以外の国語教師ありだと思ったり、隠し子がいても良かったりと思った。もっと、仕掛けがあってもよかったかな。

    ストーリは後半からスタートする感じです。
    推理小説ではないので、女性の嫉妬は男性でも共通なのでちょっと引っ張りすぎ感がありました。

    想定内の結末で良かった。3年間は何してなとと思わないでないかな。それでも楽しめました。

  • 怖い怖い!
    でも文句なく面白かった。一気読み。
    カバーがガラスのコップなのはそれでなのか。
    納得。

  • あちこちの書評系ページに書いてあるのとぼくも同じ感想をまずは述べましょう。恩田陸のハードカヴァーを2冊も連続して読めるなんて、こんな贅沢なことが許されてよいのでしょうか……。堪能させていただきましたよ。
    物語は耽美派の作家である時子の死をめぐって、5人の女性がそれを偲ぶために集会するという設定ですが、よいですねえ。作家の死の真相よりも、物語の各所でさまざまに角度を変えて語られる物語を書くというのはどういうことか、という話題がぼくにとってはいちばん興味深かったです。ミステリの読み方としては邪道なのですが、恩田氏がどういう姿勢でものを書いているのかというところに、つい想像がいってしまいます。物書きとはかくも業の深きものなり……。

  • 恩田陸さんの物語読んだ〜!!って思いました。独特で個性的な女性達が秘密を持って何食わぬ顔で過ごしてたのが、きっかけで明らかになっていくお話。何を隠しているのかワクワクしつつ、それが明らかになっても登場人物達の魅力は無くならない不思議。オチも恩田さんらしい毒を含んでて、でもスッキリ読み終われる不思議。面白かったです。

  • 再読。あまり内容を覚えてなくて、最初から最後まで面白くてあっという間に読み終わってしまった。
    この女性5人ならではの会話が楽しくてハラハラしてぞっとして面白い。それぞれの「時子」を彼女たちはどう書いたのだろう。

  • 〈再登録〉四年前に謎の死を遂げた作家・重松時子をめぐる関係者達の心理描写がリアリティがありました。死の真相を巡ることよりも、死んだ後も絶大な影響力を持つ時子に翻弄された女性達の葛藤を描いているように感じました。
    日常で交わすような会話から、次第に事件の告発へと移っていく展開はさすがです。

  • とき子さんのご飯食べたい。姉妹未満、親戚未満、文筆業の人々の話

  • 女流作家の重松時子が薬物死を遂げてから、四年。
    彼女と縁の深い女たちが、命日近くの木曜日近くの3日間毎年うぐいす館に集まり、時子を偲ぶ宴が催す。
    友人4人と、編集者であり、ほぼ時子の家政婦的な役割もしていた、えい子の5人で、自殺とされた時子の死についてものを書く仕事をしている女達が謎解きのような、告発、告白のような話になり夜が更けていく。

    謎解きも、もちろん二転三転して何が何やら、という感じてはあるが、出てくる料理のセンスの良さ、美味しそうなこと!
    えい子レストランに是非してほしい。

  • みんなそれぞれ思っていることはたくさんあるけど、それを大切にしながらも関係が続くって難しいけど必要なことだなと。
    こんだけのことがありながらも付き合い続けられるってよっぽど気の合う人たちなのだなと感じました。

  • 何度読んでも、おもしろい。

    美しい映画のような小説にほれぼれ。

    えい子さんの料理食べたいな。

  • 美しい密室劇という印象を受ける。
    とにかく、そこに集まる女性たちがいただく食事やお酒の美味しそうなこと。

  • (図書館本)お勧め度:☆5個(満点10個)。恩田さんの小説。うーんどう表現したらいいのかよくわからない小説だった。推理劇と言えばそう思えるけど、いわゆる館物なんだけど、密室物ではなく、ただ、淡々と女性達が記憶をたどっていく舞台劇みたいな感じだった。
    内容は、4年前、作家「重松時子」の不審死を忍んで毎年集まっていた5人の作家の卵たちの推理劇で、自殺か他殺か?いろいろな妄想が飛び交い紛争する。しかも1人以外はすべて時子の親戚なのだからややこしい。設定もさることながら、恨みや妬みが交錯し最終的には事故として集結する。
    面白くはあったが、私にはいまひとつピンとこなかった。

  • 映画を見てから本を読みました。恩田さんらしい作品で、いろいろな仕掛けが成功していると思います。

  • いやぁ~面白かった。
    舞台を見てる様だった。
    客間のセットだけがず~っとあって、たまに暗転したりして。
    でも登場人物の台詞だけで延々と続くの。
    観てみたいなぁ。

    …たばこだけウザかった。

  • 物書きの親戚同士の女性たちが、4年前の小説家の自殺について回想する。真相は何だったのか。最後の最後にあらましが見えてきて、やはり黒幕はそうだったかと。
    回想にはじまり、しょせん妄想だねということに落ち着くのだが、こういうのもありかな。
    楽しく一気読みした。

  • なかなかおもしろい!!

  • 生気溢れる食卓を囲んで語られる「真実」は、結末をより残酷なものにさせている。トマトと茄子のスパゲッティ理論がツボ☆

  • 物書きの女性五人が亡くなった女流作家の家に集まって、作家の死の真相を推理する話。女性のしたたかさと、物書きとして書くことへの執着が凄く感じられる作品でした。ほとんどキッチンとダイニングだけで物語が進行するので食事のシーンが多く、読んでいると何か食べたくなってしまいます(笑)

  • 久々に読みごたえのあるミステリーを読んだ。

    館に集まる5人の女性たちの3日間。
    大作家の死の謎とき。

    料理上手なえり子さんのごちそうを囲んで
    ワインやジンを飲みながら進むストーリー。
    朝食もおいしそう。

  • 映画を見るつもりが原作から読了。
    うまくできてるなあと。

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著者プロフィール

恩田 陸(おんだ・りく):1964年、宮城県出身。小説家。92年『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞および第2回本屋大賞、06年『ユージニア』で第59回日本推理作家協会賞、07年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞、17年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞を受賞。ほかの著書に『spring』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』『夜果つるところ』『夜明けの花園』『珈琲怪談』『酒亭DARKNESS』、エッセイ集『土曜日は灰色の馬』『日曜日は青い蜥蜴』『月曜日は水玉の犬』など多数。

「2025年 『spring another season』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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