紅豚

  • 徳間書店 (2000年3月1日発売)
3.19
  • (0)
  • (5)
  • (15)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 35
感想 : 4
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198611521

みんなの感想まとめ

色彩豊かな宋代の長江を舞台にしたこの冒険小説は、家出した叔父を探し、祖父の遺産に隠された謎を解明しようとする主人公の旅を描いています。主人公の子醇は、亡き祖父が残した不思議な絵図を手がかりに、叔父の鉄...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  =手にした理由=
    以前、この著者さんの作品を楽しみました。 中華風の不思議な話をまた読みたくなったので、開いてみました。

    --------
    楽しみました。
    目次の次に登場人物が15人書かれており、それぞれのキャラが短く表現されていた。
    それを見て、いったいどう展開するのか…。と。

    終盤の回収は、そこか~ってほどの速度で、楽しめました。
    また、主要な人物たちの、この後のことも(物語の中で)いやな気持にならず、手を離せましたので、読後感は悪くないです。
    期待していたとおりで、楽しめました。
    この読後感を味わえるのは、ほかの作者さんではまだ多くありません。
    -----





    -----読中のメモ---
    絵図:女 果樹 船、赤ん坊、怪魚、牛 波間に浮かぶ奇っ怪な絵図

    媽祖の賜物 まそのたまもの
    媽祖:媽祖(まそ)は、中国沿海部を中心に航海や漁業の守護神として信仰される道教の女神です。
    特に台湾や福建省で篤く信仰されており、天上聖母や天后、天妃など様々な尊称で呼ばれます。


    貨郎:かろう とは、雑貨を売り歩いた古代の行商人のこと。
    貨郎は天秤棒か手押し車で荷を運び、村や町を回って品物を売り歩いた。
    でんでん太鼓を鳴らしつつ、独特の節回しで歌いながら商品の機能や使い方を説明し、品物を売り込んだ。
    その歌声が聞こえてくると、客の女性 や子供たちが集まって来た。

    p97:人の人生。人の一日は人の一生のひな型になっておる。平穏で堅実な毎日を送ったものは、平穏で堅実な一生を全うするだろう。

    馬肥やしの葉 マメ科ウマゴヤシ属の植物
    P198 他山の石としないほど
     「他山の石」よその山の石ころ ⇛他人のツマラナイ行いに例えること :悪い意味を持つ他人の行動を自分の成長に役立てるための表現

    細部が全体を語る。
    血の色をした恐怖
    嫂:あによめ
    星々は興がるように瞬く:興味を持つように・面白がるように.
    胸がすくような:気分爽快 溜飲が下がる 痛快 もやもやが晴れる
    胸が締め付けられるような:悲しみ 苦しみ 感動など様々な感情によって胸が苦しくなるようす。類語として:胸が張り裂ける思い、断腸の思い、胸が詰まる思い、胸がえぐられる思い、身を切られる思いなどがある。 心が締め付けられる、胸が苦しくなる なども近い表現.

  • 青い牛、黒い鶏、黄色い馬、紅豚。そして媽祖。臆じいさんが隠居部屋の壁に描き遺した不思議な絵図は、ふたりの息子へ贈る隠し財産『媽祖の賜物』の在処を示す手掛かりだった──。

    臆じいさんの長男で今は江南の郷紳・鉄杖の放蕩息子・子醇は、絵図の秘密を解き明かすため、叔父の鉄余を探し長江の水上へと乗り出してゆく。
    一方、十三年前に家を出奔して以後消息を絶っていた鉄余は『怪盗青牛』を名乗り、開封の都を豪快に荒らしまわっていた。
    やがて都で再会した子醇と鉄余だが、彼らは秘密を解き明かすどころか、次第に深い謎のなかにはまり込んでいく。はたして『媽祖の賜物』とはどこに眠り、なにを表しているのか?

    宋代の長江を舞台に、色彩豊かに描かれるミステリー。

  • 『紅の豚』じゃないですよw
    北宋時代の中国を舞台にした冒険小説。
    金庸の武侠小説から武術を抜き取ったような物語です。
    地主のドラ息子が、亡き祖父の遺産を見つけるため、残された不思議な絵の謎を究明すべく、家出した叔父を探しに都・開封へ。
    都を騒がせていた盗賊・青牛とは?
    絵に描かれた紅豚とは?
    やがて判明した、自分の一族の正体とは・・・?
    登場人物たちの関係を見ると、世の中随分狭いモンですねw

    ニン、トン♪

全3件中 1 - 3件を表示

この本が好きな人におすすめの本

森福都の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×