- Amazon.co.jp ・本 (409ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198612061
感想・レビュー・書評
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北近江の戦国大名である浅井長政の生涯を描いています。
タイトルの言葉は長政の祖父である浅井亮政の遺言で、虎は死んで皮を残すが、人は名を残す。
浅井亮政は大名になったけど、結局六角氏に勝てず、名を残せないので、せめて皮を残そう、という遺言だそうです。
↓ ブログも書いています。
http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_764f.html詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
浅井長政と織田信長がやおい、冒頭の本番シーンよりその後のライバル関係がやおい
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がっつり書かれた衆道描写に「あぅあ・・・」となった一品(笑
BL小説も読むけど、まさかハードカバーの歴史小説で衆道描写に出逢うとは。
長政様、信長公、お市と、登場人物それぞれの魅力を前面に押し出した小説。 -
長政の正伝と言いつつ、浅井と付き合いがある時代の御屋形様の話。が、帯に書いてある通りの傑作。御屋形様と秀吉の古式ゆかしい尾張弁がたまらん最高。現代の汚さばかりが強調される名古屋弁ではなく、三大美方言としての尾張弁がいい味出してます(作者が岐阜出身なのが自然な尾張弁にできた一因だろうね)。
これの後で映画「茶々 天涯の貴妃」を見ると浅井が一気にわかる、かも。 -
長政が本っ当にかっこいい。
早く読破したい! -
浅井長政がこんなに格好良いとは知らなかった。
息子にあんな風に言ってもらえる親には、中々なれないと思う。
思わず憧れてしまいそうだよ。
信長公とのやり取りも、互いの事を思ってるのに、
個人の感情だけでなく背負ってる立場とかですれ違うのが切ない。
信長公が長政様好き過ぎる(笑) -
冒頭からいきなり2つのベクトルの違う直線が一瞬交わる…そんな感じ。ただ一度の交点で、お互い一番深い所に触れたのに、同じ線を辿ることは不可能な信長と長政。『非情と厚情の混在した複雑な』信長のどうにもならない性がやるせないです。長政が思うより信長には長政が必要だったんじゃないか、と。
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2008.05.24
なんというほも小説…笑
長政の長は信長の長! -
長政好きの友人に勧められて読んだんですが、良かったです。
読みやすい。
著者プロフィール
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