ディズニー・ドリームの発想(下)

  • 徳間書店 (2000年8月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198612290

感想・レビュー・書評

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  • 下巻。ハードカバーな上に重いんです。通学時に読むには不適格。

  • ウォルトディズニーの亡き後「今」のディズニーをつくったアイズナーの自伝。

    上巻からの内容からもそうだが現代人が言う「ライフワークバランス」は皆無。仕事の中に生活が入り込んでいる。
    と同時に当時のアメリカではよくあったようだが仕事関係の知り合いを自宅に呼んだり、自宅で大切な話し合いをしたりと80〜90年代のアメリカビジネスマンの文化も垣間見れて面白かった。

    下巻はディズニーが世界的に影響力を持ち始めた事業を中心に書かれている。
    ディズニーストアを任せた若手経営幹部がメキメキ頭角を表し、各国に店舗を増やす過程も書かれておりアイズナーの人選や策略が見れる。

    また夢に終わったディズニーアメリカについても書かれており、歴史家、地元住民、マスコミとの激しいやり取りが分かる。ユーロディズニーの不振からディズニーズアメリカの計画は頓挫してしまったが、ディズニー社はこの経験からえたところも多いようだった。ディズニーが手がける歴史のテーマパークは惜しすぎる。

    一番面白かったのがABCの買収だ。
    この手の話は複雑でついていけなかったがAIの力をかりて読み進めた。
    ニュースでは「ディズニーが◯◯を買収」とだけ見るが企業の中は人。
    巧妙な取引やしつこいやり取りなど人間味のあるやり取りが読むのを止められなかった。
    企業セレブが集まる場での思惑の入った会話がゴージャスだった。

    訳者後書にも書かれていたが、こんなにもディズニー内部のことが書かれていのか?と思うほどにアイズナー視点でディズニーが見れる。
    個人的にはピクサー買収について全く書かれていなかったのが惜しいところ。

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著者プロフィール

(ふせ・ゆきこ)
翻訳家。大阪外国語大学英語学科卒業。訳書に、ジョン・ウィリアムズ『ブッチャーズ・クロッシング』『アウグストゥス』(以上、作品社)、マイケル・ドブズ『核時計零時1 分前』(NHK出版)、エリック・シュローサー『核は暴走する』(河出書房新社)、A・R・ホックシールド『壁の向こうの住人たち』(岩波書店)、ベンジャミン・ウチヤマ『日本のカーニバル戦争』(みすず書房)、ティモシー・スナイダー『ブラッドランド』(ちくま学芸文庫)など。

「2024年 『スリーパー・エージェント 潜伏工作員』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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