いとおしい日々

  • 徳間書店 (2000年9月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198612368

みんなの感想まとめ

感覚的な描写が際立つエッセイで、静謐さや気品を感じさせる作品です。女性の視点から描かれる日常の中で、光と影の微妙なバランスが表現され、特に日本家屋の障子越しに差し込む薄明かりや翳りが印象的です。著者は...

感想・レビュー・書評

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  • 女性が書く、軽いタッチの陰翳礼讃のような本。しんとした気持ちにさせられる。
    日本家屋の障子越しの薄明るい光と薄暗い翳り、そしてどこか濡れたような冷たさが、気品や静謐さを醸成する。

  • 小池真理子のエッセイ。
    「包む」というトピックに関して、コートやジャケットを男に着せてもらうという行為は
    自分は女であるという自覚、満足を与えるものだということはなるほどそうだなと思った。

    全体的に感覚的事象の描写が上手い。
    よくぞここまで言語化できるものだと思う。

  • 写真集に文がついていると思うか,
    評論に写真がついていると思うか。

    ハナブサリュウの写真が落ち着いていてよい。
    婦人画報の連載に書き下ろしを足したもの。

    京都,鎌倉など日本的なものを表現している。

  • 11/01/03 2011(平成23)年最初の一冊。陰翳礼讃だなあ。

  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    あれはいつのことだったか。過ぎ去りし記憶の中の風景。微熱を誘う気怠い午後、突如衝き上げる官能、夕暮れ時の淡い光、やるせなさが胸を塞ぐ、ほの暗い闇が溜まる部屋、黴の匂い、しんとした廊下の冷たさ、奇妙な既視感、柔らかい時間の記憶、大切にしていた想い…扉を開けば懐かしい香りが甦る。

    日本家屋のイメージが肌にしみる。暗がり、夏でもひの届かない奥の畳の部屋、そして襖。
    作者の美意識を言葉と写真で見せてもらったような気がします。
    花束が崩れる。これは想像したことなかったシーンでした。

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著者プロフィール

作家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小池真理子の作品

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