いとおしい日々

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  • 徳間書店
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198612368

感想・レビュー・書評

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  • 小池真理子のエッセイ。
    「包む」というトピックに関して、コートやジャケットを男に着せてもらうという行為は
    自分は女であるという自覚、満足を与えるものだということはなるほどそうだなと思った。

    全体的に感覚的事象の描写が上手い。
    よくぞここまで言語化できるものだと思う。

  • 写真集に文がついていると思うか,
    評論に写真がついていると思うか。

    ハナブサリュウの写真が落ち着いていてよい。
    婦人画報の連載に書き下ろしを足したもの。

    京都,鎌倉など日本的なものを表現している。

  • 11/01/03 2011(平成23)年最初の一冊。陰翳礼讃だなあ。

  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    あれはいつのことだったか。過ぎ去りし記憶の中の風景。微熱を誘う気怠い午後、突如衝き上げる官能、夕暮れ時の淡い光、やるせなさが胸を塞ぐ、ほの暗い闇が溜まる部屋、黴の匂い、しんとした廊下の冷たさ、奇妙な既視感、柔らかい時間の記憶、大切にしていた想い…扉を開けば懐かしい香りが甦る。

    日本家屋のイメージが肌にしみる。暗がり、夏でもひの届かない奥の畳の部屋、そして襖。
    作者の美意識を言葉と写真で見せてもらったような気がします。
    花束が崩れる。これは想像したことなかったシーンでした。

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著者プロフィール

小池真理子(こいけ まりこ)
1952年東京都生まれの作家。成蹊大学文学部卒業。89年「妻の女友達」で日本推理作家協会賞(短編部門)、96年『恋』で直木賞、98年『欲望』で島清恋愛文学賞、2006年『虹の彼方』で柴田錬三郎賞、12年『無花果の森』で芸術選奨文部科学大臣賞、13年『沈黙のひと』で吉川英治文学賞を受賞。その他の著書に、『二重生活』『無伴奏』『千日のマリア』『モンローが死んだ日』などがある。
2019年1月6日から、『モンローが死んだ日』がNHK BSプレミアムでドラマ化。主演は鈴木京香、草刈正雄。

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