アミ小さな宇宙人 新装改訂版

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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198612702

作品紹介・あらすじ

少年ペドゥリートとアミと名乗る宇宙人との感動のコンタクト体験。宇宙をめぐる旅の中でペドゥリートは、地球がいまだ野蛮な、愛の度数の低い未開の惑星であることを教わる!!世界11カ国語に訳された不朽のロング&ベストセラー。

感想・レビュー・書評

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  • さくら ももこ さんの表紙が可愛い本書。

    地球の少年ペドゥリートと子どものような愛らしさをたたえた宇宙人アミのコンタクトを通して、地球人への愛のメッセージが語られています。
    児童向けのファンタジーかと思いきや、哲学的な要素もあるので大人こそ読むべきなのかも。と思いました。
    例えば『星の王子さま』も哲学っぽいところありますしね。
    Amazonの商品説明欄に「著者にとっての「理想郷」を真正面から描いている部分に、違和感を覚える向きもあるかもしれない。」とありましたが、確かに評価は真っ二つに分かれている感じです。
    私は、あくまで“物語”として楽しんで読みました。愛がいっぱいで、ユートピアのような精神的意識が高い世界って普通に素敵ですよね。
    この物語は三部作との事で、この後、ペドゥリートとアミがどうなったのか気になるので続編も読んでみたいです。
    ※一部抜粋して音読しています♪↓↓※
    https://youtu.be/QzOkDIR-Yv4

  • かなり前にこの本と出合っていましたが
    なんとなく 子供向けのファンタジーかと思って読みませんでした。

    しかし、読んでみて びっくり。
    これは すべての人が読まなくてはいけないと
    思いました。 

    愛こそが 神である。

    宗教っぽいけど この本のように
    この本が書かれた時に 多くの大人が 地球や自然や人に対して愛ある態度を行っていれば
    温暖化でこんなに困る事はなかったのではないでしょうか?

    今からでも遅くないです。
    多くの人が読むべきですね。

    だけど 残念だけど この本は絶版になっていて
    中古本は 凄く高いし 図書館にあれば 幸いです。

  • 組織の基本は愛。宇宙の基本法。愛が法。自我、自己、うぬぼれ。エゴがたくさん育っていると他人よりも自分がずっと重要だと考えるようになる。確かにその通りであってこの本はいい事が書いてある。これから語るすべてのことは、ぼくのたんなるファンタジーにすぎず、子どものためのおとぎ話です。おとなはおもしろくないでしょう。という前書き通り。わたしには宗教じみていて鼻につく。愛の度数はきっと低いのだということだ。

  • エンリケバリオスの本は色々読んだ。でもアミはとても心にしみて愛とは何か。わかっちゃいないけど、わかったような幸せな気分になった。魂の重さ、何度も何度も人間は繰り返し生きてる。その中で魂を磨きレベルを上げていくんだって本当は奥深い本だけど、童話のようででも真実のような本でとにかく素晴らしい本だ。

  • 読了。図書館本。
    本書は愛こそが神であり、宇宙の基本法だととく。愛は永遠のテーマである。

    日々の中で、「愛に根差した行動を」と意識するものではなく、目の前の人を大切にすることなのだと個人的には思う。
    読めて良かった。

  • アミという可愛い宇宙人と地球人の男の子の邂逅を通して、人類へのメッセージが優しく綴られている。現代の様々な問題 に対するメッセージのようにも感じられる。とても優しく暖かい気持ちになった。

  • とても良くわかる
    納得できるし、
    シンプルで簡単そー
    でも・・・と言うと、アミの指す大人になる
    正論故難しい

  • 宇宙の法則をわかりやすく書いてある本。
    さくらももこさんの絵があることでより親しみやすくなっている。

    また定期的に読み返したい本。
    子供が大きくなったら読んでもらいたいな、と思う。

  • 久々に読みたくなって再読。

    愛って何だろう?と考えずにはいられない本だった。

    自分はまだまだ、純粋な愛を表現できていないなと改めて思った。
    つまりは、伸びしろたっぷりということだ。
    自分と向き合う時間を取ろう。自分の感じていることに意識を向けよう。そして、今を楽しんで生きる。

    これだけ見ると、自己啓発系の本と同じようにも見えるけど、たぶん、この本には愛がつまっている。読んでいて、不思議と嬉しい気持ちになれた。心の栄養剤。

    いつか、地球もオフィル星みたいになれたらいいな。

  • これが実体験だったら凄い。
    神=愛ってことはわかった。
    確かに愛で満ち溢れれば悪人も犯罪もなくなるんだろうな。
    慣性の法則を失くすブレーキ欲しい。

    ストーリー
    すてきなほほ笑みと子どものような愛らしさをたたえた宇宙人アミが、地球の少年ペドゥリートを宇宙の「理想郷」に案内してくれるというお話。
    南米チリに生れ、世界各地を旅してきた著者が、人類普遍の「愛」の哲学を平易な言葉で語る、メッセージ性の強い作品。童話の体裁をとっており、「理想郷」の描写も童心にあふれた楽しいもの。
    著者にとっての「理想郷」を真正面から描いている部分に、違和感を覚える向きもあるかもしれない。ただ、決して「一人よがり」な世界観ではないし、続く第2巻、第3巻と、さらに広がりと深さを増していくので、忍耐をもって付き合う価値あり。世界11か国で翻訳されているだけのことはある。
    さくらももこのように、はじめから涙を流して感動できなかったからといって、そこで投げ出さずにゆっくり読み進めてほしい。体によい食物のように、じんわり効いてくるから。第3巻を読み終えたころ、はじめに感じた違和感は解消され、とっても安らかな気持ちになる。
    あえて高校生くらいから大人向け、として紹介したい。著者のメッセージを必要としているのは、幸せになれない大人たちの方だと思うから。(小野ヒデコ)

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