アミ3度めの約束: 愛はすべてをこえて

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  • Amazon.co.jp ・本 (501ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198612726

感想・レビュー・書評

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  • ・信念は高まると愛になる。
    ・愛に少しでも嘘やごまかしが混じると不純になり、エネルギーが落ちる。
    ・愛は愛を引き寄せる。
    ・不注意はわざとしたのと同じくらいたくさんの害を生み出すことがある。すべてのことをあるべき状態にきちっと整理しておくように。
    ・すべてのことは実現可能だけど、それに必要な時間と努力はどうしても必要。
    ・愛は神。
    ・苦悩も師だけど中毒性があり、苦悩がなければ幸せになれないと思い込んでしまうことも。→愛を師に
    ・“シャンバラ”は地球の内部にある。地球の精神向上を司っている。人間が誕生する前に宇宙から文明世界の人種が来て、猿と遺伝子を交配→現在の人類に。宇宙の進化を手助けする文明世界に人類が仲間入りすることを目的に愛の援助を続けている。
    ・精神レベルを高めるためには、妬み、嫉妬、不機嫌、利己主義、無責任、恩知らず、暴力、物質主義、人の不幸を望むこと、から離れる。それをする人からも離れる。友だち、指導者の判断も厳しく。
    ・喜び、健康なユーモア、楽天主義、希望、責任、悪意のない魂、信念、許し、隣人への助け、本物の愛、が必要不可欠。
    ・死は執着から離れ次の段階に向かうためにある。
    ・外見、表面はたいした問題ではない。内部を見つめる。人や自分の内部を感じる。

  • たんなるおとぎ話なのか、たんなるおとぎ話風にしてある実話なのか、本当のことはわからないけどこれが本当だったら面白いし人間がどうやって作られたのか、宇宙人がどうしてあまり干渉してこないのか、Oパーツはどうやって作られたのかなんかも解決するのかなとは思う。
    俺もこんな旅してみたいな!
    アミ来ないかなー。
    今地球に暮らしてる四人はどこでどんな風に暮らしてるかの気になる。

    ストーリー
    いよいよクライマックスを迎えた宇宙人アミ・シリーズ。第2巻で異星から来た自分の「双子の魂」ビンカに出会った地球の少年ペドゥリートは、もう彼女なしでは生きられない、彼女と共に地球で暮らしたい、と願うようになる。そして宇宙人アミとビンカと共に、ビンカの両親に会いに行くのだが…。
    前2巻と比べて、仲間の救出劇など、ハラハラ、ドキドキの立ち回りが多く、読者は一気に急展開していくストーリーにぐいぐい引き込まれていくだろう。第1巻『アミ 小さな宇宙人』は主人公たちの顔合わせと主題の紹介をするという序盤、第2巻『かえってきたアミ』ではさらに主要な役者が出そろい主題が展開され、第3巻はクライマックス。ここまで読んではじめて、周到に用意された伏線が見えてくる。
    全巻を通じてくり返し現れる「愛」という主題も、そのたびごとに厚みと深みを加えてくる。今回、ペドゥリートは理想について学ぶだけではなく、現実と向き合っていくことからはじめ、「愛」の求道者としての研鑚をつんでいくことになる。
    差別を生む心のありようとは。「愛」を感じることのできない人がなぜ生れるのか。はては私たちはどこからきたのか。人間はなぜ大きな欠点と神聖な善良さを兼ね備えているのか。すべてのことが諸宗教・思想を統合した大きな世界観の中で説き明かされていく。
    心温まる大人のための童話最終話。(小野ヒデコ)

  • これでシリーズ終わりです。

    もどってきたアミで 
    魂のつながり 愛について具体的に説明していて
    今回は 自分たちだけではなく
    相手(愛を持たない者たち)とのやり取りなども
    含まれていて まとめたという感じでした。

    ペトロとビンカの心の結びつき
    そして愛は喜びもひきよせて 高いエネルギーを発して
    森や生き物にも伝わるけど
    ふゆかいな人は心を閉ざしてしまうので ふゆかいなのである。

    愛がなくては進化できない。

    進化していくと 半比例して
    分裂やおそれ暴力などが消えていく。
    意識が成長すれば外見など関係なくお互い心を開いてお互い理解していく。

    なんと今回はないと言われていた武器がでてきましたが
    武器と言っても 相手を傷つけるのではなく
    心の野蛮な部分を麻酔かけて 意識を高めるものだった。


    人は苦悩することによって学ぶことは多いけど
    苦悩には中毒性があるので
    苦悩が足りないともっとひどい人生を選んでしまう。
    ので 愛こそが 最高の師である。

    死については 進化するには必要。あたらしい環境などに進むために必要。
    でも人は執着心から そこから動けない。
    成長するには手放さねばならない。

    人は外の世界だけで判断してしまうけど
    大切なものは内にある。
    どんな外見でも関係ない。中身を見なくてはいけない。

    現在過去の過ちを乗り越えて成長していかなくてはいけない。

    この本を読んだ人達が
    全てこの本の学びを実践して 愛あふれる世界になることを
    願います。

  • もう手に入らない本なので、図書館で借りて。

    2冊目も面白かったが、3冊目にまだ書くことがあるのか?と思った位、私は2冊目の内容に感動していたのだ。
    が、3度目のアミとの旅も面白かった。
    スピリチュアルに、段階が上がった内容であることも理解出来るストーリーであり、愛に溢れた最終章であるらとともに、アミの苦悩も垣間見れて、愛の実践も考えさせられるものだった。

    地球人に不足しているものについて、最後に書かれていた言葉がこれ。

    きみたちが、高い水準の存在になっていけない理由はただひとつ。さまざまな分野において、きみたちのものの見方がまだ変化できていないからだよ。きみたちの文明を導いている物質主義的な観点や外面重視の視点から、もっと人間の内面を完成するというテーマに向けてピントを合わせていく必要があるんだ


    これが、東京オリンピック後に起こり得る近い未来の話と願いながら読み終えた。

    20210801

  • 読書記録です。まだの人は読まないでね。

    『アミ小さな宇宙人』『もどってきたアミ』と読みすすめてきて、やっぱり気になるので3作目も読みました。主人公の男の子の目覚しい成長ぶりが眩しい。
    頭の固い(大多数の)オトナにとっては子どもの考えた「おもしろいおはなし」。さくらももこさんはこの「おはなし」をどう受け止めていたのかなぁ。今となっては聞くこともできないし、たとえ聞いたとしても教えてくれなかったかもだけど。あとがきからは(アタマが固いオトナなのか受け入れることができる側なのか)どっちとも取れなくて。
    この本2000年11月30日発行なんだよね。一般的に考えてもパンデミックや異常気象ってこの時代でも予測可能だとは思うんだけど…妙に符牒があう部分があったりして、ただの「おはなし」とは言い切れない部分もあるんじゃないかなぁとも思ったり…ただ、ラストはちょっといただけないけど。私だったらその能力があれば世界征服してるよなーって。だけど、とりあえずは誠実に生きていこうと思った(笑)

  • アミはやっぱり素晴らしいと思った。

    シリーズ三冊目となる本作では、愛が神であり法であることはもうすでに主人公たちの共通の認識で、
    いかに地球を愛に基づいた一つの国にまとめるかについてが差し迫った問題として書かれていて、そのためのヒントがあちこちにちりばめられているんだなと感じた。(また、主人公たちも最後にはその仕事に従事する決意をする。)

    ・目標を持って、現実はしっかり認識しつつも楽観的でいること
    (大いなる存在への信仰に基づいた安心、楽観。夢想家になって現実を無視するのはいただけない)
    ・祈りという選択肢
    ・暴力でなく、愛をもって統一すること
    ・自分が発した想い・行動はすべて自分に返ってくる(ブーメランの法則)
    ・外へ外へではなく、内へ内へ(幸せは、自分の中にしか感じられないからだと私は解釈しました)

    一作目に書かれていた「科学の水準より愛の水準が上回った文明は自滅する」ということばにはすごく驚いたけれど、「ああ、だから宇宙人はUFOを作れるほどの科学力を持っているのに、人間を攻撃しないのか」ととても腑に落ちた。

    この地球は、生まれてから今に至るまでいつも自滅しないかどうか微妙なところにいたらしいけれど、
    今は人間の科学力が核の力などで地球を壊しかねないところに来てしまっていているだけに、時間がない。
    環境破壊で地球がいつまでもつかわからないことや、飢えている人たちがまだまだ地球上のあちこちにいることなどなど、心の奥の奥では大切だとわかっているけれど、現実を今の人間社会の常識の中で「豊かに」「一番上を目指して」生きていくために目を背けたり忘れようとしていることに、みんなで愛を持って協力していかないと、間に合わない。

    そのためにも、自分を含めひとりひとりが自分の内から溢れてくる幸せを感じて、自分の周りの人たちにもその幸せを分けてあげて、愛に目覚めていかなきゃなあと思った。

  • これもアセンションの日に一読。これも導き、ご縁でしょう。地球人には地下で暮らす宇宙人もいるとは、聞いたことあったけどほんとだったんだなあ。地球のためにもっと平和な世の中になるための活動をしたいと思った。

  • 地下都市伝説は本当なのか?

  • アミ3作目。

  • アミ3部作の完結編。
    双子の魂であるビンカが恋しくてたまらないベドゥリート。
    アミは本当に、また迎えに来てくれるのでしょうか?
    ビンカと一緒に暮らせるようになるのでしょうか?



    * * * * * * * * * *


    アミ:「愛はいつも近くにいるよ。たとえ、誰かがすぐ近くにいなくてもね」

    それはとても美しい言葉に聞こえた。でも、僕にとって、ビンカと遠くはなれていながら幸せを感じるのは、半分不可能な事だった。

    アミ:「君たちは一人ぼっちでいると、人生の魔法や、その一瞬いっしゅんに込められた素晴らしさに対して心を閉ざしてしまうんだよ。こうして、人生を楽しむことを見失ってしまうんだ。
    ちょうど、"彼か彼女が自分のそばにいなければ、幸せになりたくない"と言っているようなものだよ。喜びのかわりに悲しみを選ぶなんて、おろかだとは思わないかい?」

    アミ:「中には1人だろうと2人だろうと、いつも喜びの方を選ぶ人だっている。こういう人は確かに賢者だよ。誰にも、何にも、たよることなく幸せになれるんだからね。どんな中毒にもなっていない」

    アミ:「何かに、あるいは誰かに依存しすぎるっていうのは、よくない事だよ。だって、それは人々を奴隷化して、魂の自由を奪ってしまう事になるからね。
    でも、魂の自由なしには、本当の幸せなんてありえないからね」

    ベドゥリート:「じゃ、愛は中毒なの?」
    アミ:「もし、幸せになるのが他の人次第だとしたら、そうだよね」
    ビンカ:「でも、それが愛というものよ?アミ」

    アミ:「それは、執着だよ。依存だし、中毒だよ。本当の愛は与えるものだよ。愛する人の幸福に、幸せを感じられる事だ。いつも自分のそばにいる事を強要したり、ひとりじめしたりする事でなくてね。」

    * * *


    アミ:「愛が幸せを生み出すっていう事は、君たちはもう気がついていると思うけど、どう?」

    僕達は見つめ合い、微笑み合い、そして、それはまぎれもない真実だとうなずいた。


    アミ:「でも、どんなに素晴らしい関係だって、ケンカや不平不満だらけの、レベルの低いものに成り下がるのはあっと言う間なんだ。
    ほんのちょっとのウソや隠し事が原因でね。もとに戻そうとしたって、なかなか上手く行くものじゃない。傷はいつまでも残るんだ。これが不正をともなった愛の結果で、"神を汚す"と言う事なんだよ。」

    * * *


    アミ:「ベドゥリート、本当にそう望んでいるの?だったら、それを求めたらいい、いや、それよりも、それが本当に実現するように決めたらいい、自分自身で。
    そして、それが現実となるように強く信じる事だよ。絶対に手に入るって思えたら、それは手に入る。でも、疑いの気持ちや誘惑のとりこになったらダメだよ・・・。
    それからもうひと言。良い願い、素晴らしい願いは君の内側の1番高い部分から、つまり君の中に住んでいる神の部分から生まれているんだ。
    でも、それを実現するには、君の強い信念と自信がどうしても必要なんだ。」
    * * *


    アミ:「執着といらだちちは、叡智とは対極にあるものだ。成長の妨げにしかならないんだよ。それから、敬いの気持ちを忘れちゃいけない。」

    * * *


    〜ヒマラヤの地下にある、シャンバラという基地で、コーディネーターのシルクが、言っていた事〜

    羨望(ねたみ)、利己主義、暴力、物質主義、人の不幸を望む事、(知的、感情的、物質的、性的な事に対する)無責任、恩知らず、不機嫌、それから僕達のすべての宗教が、そのおきての中で戒めている事。。。。
    これらの欠点は、どんな犠牲を払ってでも自分達中から追放するべきで、もしそれらの欠点が大きければ、新しい世界の一員になることはできない。

    君たちの文明を導いている物質主義的な観点や外面重視の視点から、もっと人間の内面を完成するというテーマに向けてピントを合わせていく必要があるんだ。

    * * * * * * * * * *


    『ひと、 1人ひとりの中に宿る力は
    新しい種類の力であり、
    なにものも、ただ自分だけが、なにが自分でできるかを知っている
    でも、それをじっさい試みてみないかぎり、自分でもわからない』

    エマソン

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