- Amazon.co.jp ・本 (30ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198612757
作品紹介・あらすじ
おさんぽしていたジョジョくん、みんなが「ぎゅっ」としているのをみてママがこいしくなりました。「ママー!」どうぶつたちのしあわせそうなかお!おもわず、ぎゅっとしたくなる絵本です。
感想・レビュー・書評
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友人にプレゼントする本を探して本屋を歩いていたら、
表紙のおさるさんと目が合って、
立ち読みしたら泣きたくなって、
つれて帰ってきたのがこの本です。
本の中の言葉は「ぎゅっ」しかありません。
あとは絵で表現されています。
ハグをしあう動物達はみんな幸せな笑顔を浮かべていました。
泣きたくなるほど愛にあふれていました。
原タイトルは"Hug"です。
私は原書は持っていないので、確認していないのですが、
おそらく中の言葉も"Hug"だけでしょう。
日本語の擬音語擬態語は便利で深いなと思います。
「ぎゅ」ではなくて、「ぎゅっ」なんですね。
ちょっとハグするを超えて、
愛情をこめて思いっきりハグをしていることが、
小さな「つ」でわかります。
「ぎゅっ」は近くにいる大切な人に愛を送る
一番の方法を表す音なのですね。
みんなが家族や恋人とハグをするのを見ているうちに、
ママが恋しくなってしまった、おさるのジョジョが
やっと会えたママは、大きく大きく描かれています。
ジョジョにはきっとママがこれだけ大きく見えたんだろうなって。
絵本の絵の存在感、そして、
こんなにも愛にあふれた笑顔を描けるんだと
教えてくれた1冊です。
温かくて、せつなくて、幸せで、泣きたくて、
何回も何回も読み返しています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ムスメ(現在中学生)が小さな頃、大好きだった本。
今でももし1冊お気に入りを選ぶとしたら、この本だそうです。 -
図書館で借りてきた本。
ページをめくるたびに、ジョジョの表情が暗くなっていく。
字が少ない分、一生懸命絵を見てくれるように思います。
自分で想像しているのかな?
このシリーズが好きになってきた。 -
親子が「ぎゅっ」ってし合う事の大切さ
「あいしてるよ」ってことを、ちゃんと伝える事の大切さ
を考えさせられる絵本です。
他の動物たちが、親子で「ぎゅっ」ってし合っているのを見て
だんだん寂しくなってくるジョジョ。
ぞうさんやきりんさんなど、他の動物たちが心配して覗き込んでも
ぎゅっしてほしくて泣くばかり。
お母さんがやっと駆けつけて、ぎゅっ!
喜んだジョジョは、ぞうさんにもぎゅ!
このシーンが、私には衝撃でした。
やっぱり、愛情をいっぱい受けて、心が満足していないと
人に愛情をもって接するって難しいんだろうなと、
ふと考えてしまいました。
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written by ごじゃるde142(@gojarude142) -
娘が選んだ。
ぞう!とか、ぎゅーっとか
絵を見て言うてた。
ので、一回読んだげたら、なんとのう理解して楽しんだ様子。
私も楽しめた。
というか泣きそうになった。
お母さんに会えてよかったねええ、と。 -
セリフは"HUG"だけなのにストーリーに胸キュン
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英語版を読んでます。ジョジョの表情の変化が何とも言えず、ママを見つけたときなんか私がキュンとしました。自然と子供とハグしたくなる、心温まる絵本。動物も沢山出てくるので、長く楽しめそうです。