赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝

  • 徳間書店 (2001年2月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198613082

みんなの感想まとめ

ハードボイルドな世界観の中で描かれる、売れない映像ディレクターの成長物語が展開されます。主人公の小峰は、借金返済のために狂言強盗に加担し、思わぬトラブルに巻き込まれます。仲間に裏切られ、さらにはヤクザ...

感想・レビュー・書評

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  •  IWGPシリーズ外伝。今回はマコトは全く登場せず、名前が出るくらい。そしてもちろんこのシリーズお馴染みのマコトの語りでもない。なんとなく変な感じがする人もいるかもしれないが、ハードボイルドタッチでカッコ良かった。

     さて、今回の主人公を務めるのは、売れない映像ディレクターの小峰。この小峰、借金のカタにヤクザの知人が持ってきた儲け話の片棒を担ぐことに。それは狂言強盗。カジノの上がりをごっそり頂こうというのだ。もちろん襲う相手も仲間。仲間は5人。万事上手くいき、分け前を分けようとしたところに銃撃役の冴えないおっさんが銃を突きつけやって来た。金も奪われ、ヤクザは撃たれ死亡。
     結局ただ働きで帰路につくと、そこに待ち伏せしていたヤクザに拉致され・・・。

     ヤクザに5千万の借金を背負わされるハメになるところ、裏切者のおっさんを見つけることでチャラにしてもらう約束をし、おっさん探しが始まった。小峰の監視役でお馴染みのサルが登場。どうやらおっさんの裏にはサルの兄弟分の組がいて・・・。

     と、一筋縄ではいかない問題があった。それでも諦めない小峰。どんどんダメ人間からタフな男に成長していく姿は見ていて応援したくなる。また、サルとの友情もいい。
     最後の大勝負では、手に汗握ること間違いなし。男って外伝とか伝説とかって言葉に弱いんですよね。
     文句なしに面白かった。さあ、あと11巻!

  •  外伝なので飛ばそうかと思ったが、たまに本編で話題に上る場合があると何のことかわからないのが嫌なので順番通りに。ギャンブル狂いのしがない映像作家・小峰が狂言強盗に加担させられ、さらにまんまと横から金を奪われ途方に暮れる所から物語がスタート。良いキャラだったサルが再び登場。マコトは登場するかと期待したが、名前だけで残念。中盤までだらだらしていたが、金の在処が判明した辺りから面白くなってくる。まあまあ楽しめたがせめて主人公はサルが良かった。フィクションだから大逆転して助かっているが、小峰がどうも好きになれない。

  • シリーズずっと読んでいるけれど、外伝だけ図書館の書庫入りしていて「まぁいっか~」と思っていたのが、棚に復活していたので借りてみた(^^;)マコトは名前だけ、キングはチラッと登場だったけれど、主人公の小峰とサルが大活躍!最後のルーレットの場面は震えがきた!(;゜∇゜)しかしギャンブル怖い(-_-;)

  • なんとなく続きで外伝も読みました。やっぱり舞台は池袋。大阪で言うとやっぱり天王寺なのかなぁ。天王寺のカジノというと、どこなのだろう。

  • 面白かった^_^
    WGPシリーズはエピソードがスマートにつながれてゆくけど、外伝は長丁場だからこそハラハラもドキドキも、存分に味わえて新鮮だった。マコトでもタカシでもなく、サルにスポットを当ててのストーリーがまたイイ。次に読むWGPではまた違った見方でサルの登場を楽しめそう。

  • 一時間で一億円の大博打。
    池袋のカジノ売上金強奪。襲撃成功。
    ところが金を横取りされて…
    怒りと誇りが男を這い上がらせる。

    IWGPシリーズ外伝。

  • 今日買い物の合間にドトールで読み終わった一冊。
    赤か黒か。
    生きるか死ぬか。
    有り金と命を賭ける男の世界。
    自分には絶対味わうことの出来ない博打感覚。
    そんなドキドキ感、石田さんの小説なら簡単に味わえますよ。

  • IWGPに出てくる誠の友達のヤクザ屋さんがいるのですが、
    その人のスピンオフです。

    悪をやっつける爽快感が素敵な作品。

  • IWGPというより何となくドロドロしてない馳星周の作品という感じがしました。
    話しのテンポ、緊張感、迫力があって面白かったです。

    主人公は映像ディレクターをやっている小峰。
    ギャンブルにハマり借金を返す為に狂言強盗に加担。
    作戦は成功したものの金を横取りされてしまう。

    狂言強盗をしたカジノはサルのいる羽沢組。
    羽沢組にさらわれた小峰は犯人探しを提案。
    サルと共に1ヶ月の期限付きで横取りした犯人を探す。
    見つからなければ莫大な借金を背負うことに。

    今回は小峰と行動を共にしたサルが活躍してました。
    頼りがいがあってカッコ良かったです!


    話しは面白かったんですがちょっと主人公に花が無いんですよね。
    ワザとかもしれませんがちょっと物足りなさが残りました。

  • 池袋ウエストゲートパークシリーズの外伝。本編でも主要キャラのサルがワトソン役、あとキングがちょろっと出て、マコトは話に上る程度。

    あいかわらず娯楽に徹したシリーズ。なにか堅苦しくないものが読みたいときにちょうどいいです。

  • 2003年5月13日読了。

  • キャラ萌えだね。

  • このシリーズはストーリーが分かりやすくテンポがよいのでどんどんと読み進めてしまいます。
    また登場人物の描写も丁寧ですからストーリーに引き込まれやすいです。
    毎回起こる事件は時事ネタが元になっているためストーリー全体が引き締まるうえに、そこに人間の愛情や友情といったドラマが入り込んでくるのでただのドキュメンタリー小説では終わらず懐の深い作品となっています。

    結構好きなシリーズ作品です。

  • IWGPシリーズの外伝。

    さらっと読める本編と違い、だらっとした感じは否めない。

  • 外伝という名の金儲け。いや面白いんだけどさ。

  • おもしろかった~!!
    サルかっこよいね^^
    ほれました☆☆

    サル・小峰・アベケン

  • 面白い。

  • 後で書きます。

  • やくざから解放してもらうために、主人公がルーレットのギャンブルで他の組から金を取り返すために知恵を振り絞りながら行動する話。


    最初にやくざに捕まった時の、主人公の駆け引き上手さが印象に一番残ってます。

  • 今回は外伝ということで、マコトは登場しませんでした。
    ファンへのサービスなのか、名前はちらりと登場してましたが(笑)。
    マコトは登場していませんが、マコトの同級生・サルや氷高さんなどは出ておりました。
    そして、探偵役であるマコトの位置は小峰渡のようでした。
    物語のテーマはギャンブルのように感じました。
    狂言強盗、氷高組での提案、最後の賭けなど随所にギャンブルっぽいことが見え隠れしていました。
    物語は本筋のシリーズとは違って長編だったことも関係しているのか、それとも小峰渡の年齢、または能力のためかスピード感はそれほどありませんでした。
    でも、このスピードでも外伝っぽく感じて、自分はそれほど気にはなりませんでした。
    物語の展開は後半からちょっと都合良すぎかも…と思ってしまうところもありましたが、それもある意味ギャンブルなのかもしれません。
    最後のカジノ云々のあたりはもう少し描いて欲しかった気もします。
    そう思ってしまったのは、「マルドゥック・スクランブル」を読んでいたからでしょうか。
    「マルドゥック・スクランブル」のカジノシーンは少々長かったですが、緊張感がとても伝わってきて面白かったです。
    満足度は★★★☆☆。
    サルファンの方には嬉しい本かもしれません。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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