サイト

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  • 徳間書店 (2001年4月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198613358

感想・レビュー・書評

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  • 弱視の手術を受けた主人公の小説家。以来、右目が奇妙な幻覚を見るようになる。幻覚はやがて執筆中の長編「サイト」の内容とシンクロニシティを帯びるようになる。執筆が進むに連れて虚実の皮膜が姿を現し、それが全て剥がれ落ちた時、主人公のリアリティは解体されていく。

    タイトルの「サイト」、これが意味するのは主に「視界」の意らしい。Web上の「サイト」も小道具として登場してくるのだが。読み進めて行く内に現実と非現実との境界が段々分からなくなっていく。言い換えれば次第に「狂気」を帯びていく主人公、ということになるのだろうが、その過程が何とも薄気味悪い。

  • 表紙がとても怖いので期待したけど、さほど怖くはない。よく分からない。

  • 装丁からも作者の名前からも、怖い話だというのはわかりきっていたのになぜ読み始めてしまったのでしょうか。 怖かった。

    怖いのにもいろいろ種類があると思うけど、物陰から危ない人がワッと襲ってきてヒドい、ってなドキドキ感を募らせるものではなくて、なにげない物の中から不気味さが滲んでくる。不気味イメージ。
    例えば、
    「醤油ラーメン」の「醤」という字が蠢く虫か怪物のように見える。(ゲシュタルト崩壊
    とか、意味の無い文字の羅列のはずなのに、すごく気持ちの悪い組み合わせの連なり、とか。
    人の体を切り裂いてどうこうする描写よりも、そういう「なんとなく不気味」な感じの方が不安を掻き立てられ、後を引く。

    読後感はさわやかな方が好きなので星は2個。
    特別ホラー好き傾向の方なら楽しめそうかも。

  • 怪奇ホラー。話はほとんど序盤で推測がつく上に何の捻りもなく淡々と進み終わる。

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著者プロフィール

1960年、三重県生まれ。
早稲田大学在学中に幻想文学会に参加、分科会の幻想短歌会を主宰。
1987年、短篇集『地底の鰐、天上の蛇』(幻想文学会出版局)でささやかにデビュー。
1989年、第一歌集『日蝕の鷹、月蝕の蛇』(同上)を刊行。
平成とともに俳句に転向、「豈」同人。句集に『アンドロイド情歌』『悪魔の句集』『怪奇館』など。俳句関連書に『怖い俳句』『元気が出る俳句』『猫俳句パラダイス』などがある。
1998年より専業作家。ホラー、ミステリー、幻想小説など多彩な作品を発表。近年は時代小説の文庫書き下ろしを多く手がけ、オリジナル著書数は130冊を超える。
趣味はマラソン、トライアスロン、囲碁・将棋、油絵、鉄道など。

ホームページ「weird world 3 倉阪鬼一郎の怪しい世界」
http://krany.jugem.jp/

「2017年 『世界の終わり/始まり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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