おすのつぼにすんでいたおばあさん

  • 徳間書店
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本棚登録 : 115
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (110ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198613600

作品紹介・あらすじ

さかなの王さまから「ねがいごとをかなえてやろう」といわれた、おばあさん。つい、欲がでてきて…物語の名手ルーマー・ゴッデンの家で語りつがれてきた昔話。小学校低・中学年〜。

感想・レビュー・書評

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  • 有名な昔話をルーマー・ゴッデンの家に語り継がれていた形のアレンジで。さらにふとっちょねこをプラス。それだけでとても血の通ったおばあさんになっています。なかがわちひろさんの翻訳とさし絵もみごとで、おすのつぼの小さな家がとても魅力的に感じられるし、またこのふとっちょねこのかわいいことといったら。

  • お酢のつぼに暮らすおばあさんと猫のモルト。貧しいながらやりくりした日々を送っていたが、ある日湖の王である小さな魚を助けたことで何でも願いが叶う。初めは謙虚にお礼を言ってありがたさを噛み締めていたが、人の欲は際限まで尽きないのだなと端から見せられたお話。だが普通はそこで終わるが、おばあさんが改心して、ハッピーエンドになったので読後感がよい。

  • おばあさんにはひやひやさせられる。
    物欲のないネコがよい。ネコのようでありたい。
    翻訳もよいし、挿絵もよい。
    小さい子に読み聞かせるには難しい名詞が多いかも。

  •  最初は謙虚だったおばあさんがどんどん貪欲になって言葉遣いも変わってしまう様子が読んでいて辛い。人間の強欲さをストレートに描いた児童書。でもちゃんとおばあさんはやり直すことができて、救いがある。初めて読んだけど、昔聞いたことがあるような、懐かしい気持ちになった。

  • わたしなら「ごめんなさい」ってあやまってもゆるせないことなのに、おばあさんはゆるしちゃって、「なんで?」って思った。

  • グリムの「漁師とおかみさん」、ロシア民話「金の魚」、またイギリス民話「おスさんだんなとおスおくさん」・・・ミックスな話のような。


    昔、湖のほとりに住んでいたおばあさん。お酢のつぼのかたちの家に、ネコのモルトと一緒に、貧乏でも幸せに暮らしていました。
    そんなある時、銀の魚の命を助けてあげたら、銀の魚は実は湖の王であり、命をすくってくれたお礼に「願いをかなえてあげよう」と言われ・・・
    はじめは何も欲しくないと思ったおばあさんですが、「美味しいご飯が食べたい」「ふつうの家がほしい」「家具や時計」「きれいな洋服」「めしつかい」「乗り物」・・・
    どんどん欲しいものを増やしてゆき、感謝の心を忘れたおばあさんに、魚はとうとう、全部の魔法を解いてしまいます。


    普通に昔話なら、ここでラスト。人間の欲ってきりがないと思うだけだけど、この本の素敵なところは、おばあさんは悔い改めて、魚に謝りに行く。そして、魚は、どうしたいのか選ばせてくれるのだけそ、おばあさんは元の暮らしを選びます。

    低・中学年〜

  • まだはやかった。

  • おばあさんの家がかわいい。お話もすごくおもしろい。おすすめ!!

  • 「漁師とおかみさん」みたいなおはなし。おばあさんがだんだん強欲になっていくけれど、最後の終わり方は良かった。

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著者プロフィール

ルーマー・ゴッデンRumerGodden1907~1998。英国サセックス州生まれ。父の仕事の関係で、生後六カ月で当時英国領だったインドに移り住む。十二歳のときに英国へもどるが、その後もインドとを行き来して暮らした。一九三五年に作家として活動をはじめ、おとな向けや子ども向けに数々の作品を生み出した。作品は長編小説、短編小説、戯曲、詩など多岐にわたる。日本で紹介されている子どもむけの本に、『人形の家』(岩波書店)、『ねずみ女房』(福音館書店)、『バレエダンサー』(偕成社)、『ディダコイ』(評論社、ウィットブレッド賞)、『ねずみの家』『おすのつぼにすんでいたおばあさん』『帰ってきた船乗り人形』『すももの夏』などがある。

「2019年 『ふしぎなようせい人形』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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