ルー=ガルー ― 忌避すべき狼

著者 :
  • 徳間書店
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レビュー : 234
  • Amazon.co.jp ・本 (760ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198613648

感想・レビュー・書評

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  • 半分『016』くらいまでは入り込めんかった。苦手分野やった。
    でもそれ以降は軌道に乗りスピードアップ。一気にファンに!
    歩未、美緒、麗猫がカッコ良すぎる!

    2013.06/24 読了。

  • 巡りめく展開にブンブン振り回された気分でした。

  • 近未来本当にこうなるんじゃないかっていうのが結構リアル
    登場人物のキャラ立ちがとっても良いです!
    個人的に天才少女のはじけっぷりが大好き^^
    京極作品は百鬼夜行シリーズしか知らなかったので
    こんな作風も出せるんだーと素直に驚きました

    鬼を恐れる鈴木さんの元へ来たのが狼少女という決着も
    うまくいえないけど良いと思った

  • 本の厚みに恐れをなし、10余年積みっぱなし。
    一念発起して読み始めたら、以外とすんなり読了。
    クセのある、ともすればやや回りくどい表現や
    作者の哲学開陳等に閉口するも、おおむね楽しめた。 
    続編も発表されているので、そちらも読んでみようと思う。

    昔、どこかのBLOGで拝見したとおり、
    京極版“セーラームーン”といった趣の一篇でありました。
    そして妙に『平成ガメラ』シリーズが観たくなりました。

  • 毎度お馴染み京極印、とはいえ尋常でないぶ厚さに恐れをなしましたが、文字大きいし紙は厚めで、思ったほどボリュームはなく。話が軌道に乗ったら一気に読めました。

    設定を公募したそうで、肉類が全部合成食材に切り替わってたりしてかなり未来の話なのかと思ったら、2030~2053年だとか。公募したの10年以上前とはいえ、数十年でこんなに変わるかよ、と思ってしまう醒めた大人な自分が厭だなと

  • 狼が実際に居るわけではなくて比喩表現だったんですけれども、本当に近未来な感じのする作品でした。
    何だか京極夏彦が少女を描くとこうなるのか…と言うある種、新鮮な気持ち。
    人間は最早“動物を殺して食べない”生き物になった世界のお話。
    動物の味そっくりに合成したものを食べてる、って、なんか人間臭くない感じがしますね。
    一番、葉月ちゃんが普通の女の子だなあ、と思いました。
    心配してよ、って可愛いなあ、とほんわり(する場面じゃないんでしょうが)
    いい子ちゃんですけど、それが厭味じゃないいい子ちゃん。
    歩未のことが好きで、ちゃんとお友達になりたかったのだろうな、と思いました。
    2があるようなので、続編に期待……。
    潔癖症のカウンセラーの先生は、橡さんともっと仲良くなれば良いと思いました。
    橡さんカッコイイですよね。昔の時代の人だとしても、きちんとした人間なのだと思えました。

  • 京極ちゃんの本はもっと厚くてもおk

  • 2が出たので読み直した。
    表紙の女の子たちのお陰で妄想力アップ。
    「なんと、そう来たか」と、
    「なんと、爽快な」が、いい感じ。

  • 京極作品にしてはちょっと変わった作風。

  • 2の前に再読。
    近未来という設定はすぐに「未来」が来てしまうから苦手だった。
    アトムとかできてねえし。みたいな、作り事が見えてしまうから。
    この本でもやっぱりそれは気になる。
    近未来にとっての過去(本の外の現在)を古い時代だと強調されるたびに、現実に戻ってしまう。

    久しぶりに読んでみたら、これはパラレルでも遠い未来のSFでもなく近未来じゃなきゃダメなんだと思った。
    過去の上に成り立つ今の先にある「未来」。

    未来の「今の人」は未来の子供を理解しきれない大人で、未来の古い世代に苛立つ。
    そんでそれを書いている著者は未来の古い世代の親世代という本の外にまで及ぶ入れ子構造が面白い。
    世代の溝も差も確かにあるのに、ヒトってもの自体は未来の古い世代の親世代の更に前だって大差ない。

    2011/11/12 再読

著者プロフィール

京極 夏彦(きょうごく なつひこ)
1963年、北海道小樽市生まれ。小説家としてだけでなく、世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員(肝煎)など妖怪研究家であり、他にも装幀家、アートディレクター、俳優など様々な顔を持つ。
広告代理店を経てデザイン会社を設立。1994年、そこで暇つぶしに書いた『姑獲鳥の夏』を講談社に送ったところ極めて評価を受け、同年、即出版・デビューに至る。瞬く間に執筆依頼が殺到する人気作家に上り詰めた。
1996年に『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、1997年『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、2002年『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、2004年『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞、2011年『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞など、数多くの受賞歴がある。
代表作に「百鬼夜行シリーズ」「巷説百物語シリーズ」「豆腐小僧シリーズ」など。

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