モスフラワーの森 (レッドウォール伝説)

  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (641ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198614621

作品紹介・あらすじ

いにしえのモスフラワーの森はコター砦を根城とするヤマネコの"千目族"に支配されていた。極悪非道の女王ツアーミナ率いるコター砦軍と森の生きものたちが攻防をくり返す中、ネズミの勇者マーティンは、モスフラワーの正当な統治者、アナグマの闘士ボアを連れもどるという使命を帯びて、"炎龍の高嶺"への危険な旅に出た。"盗賊ネズミ"のガーンフ、モグラの"小えくぼ"、旅の途中で仲間になったトガリネズミの"丸太の船頭"らとともに、マーティンはようやく目的の地にたどりつく。だが、闘士ボアの運命は、モスフラワーとは別のところに定められていたのだった…果たしてマーティンたちは、コター砦の圧政をうち負かし、真の自由と平和を手にいれることができるのか、また、モスフラワーの動物たちの運命は…?前作『勇者の剣』の主人公マサイアスが手にした剣。その真の持ち主、伝説の英雄「勇者マーティン」の物語がいよいよ明らかに!レッドウォール修道院の来歴、謎解き、冒険、そして友情。英米でロングセラーを続けるファンタジー、ますます面白い、シリーズ第二弾。

感想・レビュー・書評

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  • 『勇者の剣』に続くレッドウォール伝説シリーズの2作品目。前作よりも冒険の要素が強いと感じるが、個性的な森の動物たちによる激しい戦い、残酷だが弱みも見せる敵役たち、美味しそうな料理の描写などなど魅力は健在。ネズミの勇者マーティンと仲間たち、とりわけ〈盗賊ネズミ〉のガーンフとモグラの〈小えくぼ〉のやり取りが楽しくて、もう少し彼らの旅を見ていたいと思った。

  • 典型的な冒険もの。勧善懲悪で、森の小さな動物たち・仲間たちの友情や勇気が描かれる。さまざまに場面が移って展開し、ハラハラドキドキもあって面白い。
    大人になってしまうと、もう一ひねりが欲しくなってしまいがちだけれど(^^;、これはこれで良い気がする。

  • ファンタジックな表紙に惹かれて読んでみました。森の動物たちの生活の中で出てくる料理(りんごとチーズのサラダだとか)がいちいち美味しそうで、内容はもちろん面白いのですが、料理箇所はついゆっくりと読んでしまいます。

  • (中学生)

  • 大好きなシリーズ

  • レッドウォール伝説の第二段。第一段では伝説として語られていた勇者・マーティンの冒険物語です。ヤマネコ・千目族のツアーミナが率いるコター砦の荒くれ者達がモスフラワーの森を制圧しようと、森の住人達に襲い掛かってくるのですが、激しい攻防に続きをどんどん読みたくなります。それに登場人物がそれぞれ生き生きしていて魅力的です。…ただ、結構な文章量なので、読み終えるのが大変かも。呼んでみる価値はありますが。

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