トニーノの歌う魔法―大魔法使いクレストマンシー

  • 徳間書店
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感想 : 59
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198614881

感想・レビュー・書評

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  • クレストマンシーシリーズで一・二を争うほど好き。
    トニーノとアンジェリカはくっつくべき。

  • トニーノが、大好き!
    ベンベヌートは猫苦手な私でも、惚れちゃいそうなくらい頼りになる相棒っぷり!
    はちゃめちゃな魔法に爆笑間違いなし。

  • 大人になって面白い本に出会う機会が減ってしまって、これは感性的なものがにぶくなっているのだ!やばい!と思ってたけどそんなことはなく面白い本を探す努力をしてなかっただけだった。自分のあほ!という気持ちになるほどおもしろかったです。

    とにかくわくわくハラハラしどおしだった。最初から最後までこうなのはすごい。今回の敵はこわすぎて「DWJは基本ハッピーエンドだから!きっと大丈夫だから!」と自分にいい聞かせながら読んでいても本当にこわかった。その一方で人間模様や猫たちに魅了されっぱなしだった。
    トニーノの冒険は魔法を使わずに戦う、というのがテーマだったように感じた。(結果的に無意識にまたは補助的には使っているのだけどそれで敵や障害を取り除けてはいない)そのあたりも考察したいな…。文句なしの一冊。

  • もう大好き

    カプローナ王国でモンターナ家とペトロッキ家は何十年も前から仲が悪い
    両家の一家のトニーノとアンジェリカがさらわれたことで両家の魔法対決になるが
    子供たちとクレストマンシーの活躍で裏で糸をひく悪い魔法使いをやっつけて両家も仲直りしてめでたしめでたしのはなし

    パオロとトニーノの兄弟がかわいいし
    イタリアの大家族の雰囲気が楽しかった

    子供たちが活躍するのであんまり出番はないけれど
    クレストマンシーが出てきてうれしい
    やっぱりかっこいい

  • トニーノが可愛すぎてキュン(^p^)
    めずらしくイギリスじゃなくてイタリアな感じで新鮮だった

  • シリーズ物の1つですが、これ一冊として楽しく読めます。
    魔法が当たり前にある異世界のイタリアが舞台。
    大公が治める小国カプローナで、呪文作りで有名な二つの家モンターナとペトロッキは犬猿の仲。
    モンターナの末っ子トニーノは呪文が覚えられず出来はあまり良くないが、まじめな兄のパオロや大家族と仲良く暮らしていました。
    猫のベンヴェヌートとは会話が出来るのです。
    母のエリザベスはイギリス人で、歌が上手いのです。
    贈られた本に夢中になったトニーノが行方不明になり、じつはアンジェリカも行方不明。さらわれたと勘違いして怒った良家は激突、大通りで魔法合戦になります。
    しかし、それは姿の知れない邪悪な魔法使いの陰謀?
    トニーノとアンジェリカは小さくされて人形の家に入れられ、パンチとジュディの芝居をやらされますが…
    パオロはアンジェリカの姉レナータと協力して弟妹を捜しに。
    魔法合戦や仇敵とのロマンス、子供の成長や謎解き、賢い猫と話したり、屋根に上る冒険などわくわくする〜にぎやかな展開。
    大魔法使いクレストマンシーのシリーズですが、とくに世界観は関係ないので。
    クレストマンシーは魔法が間違った使い方をされていないか監視する役目。助けに来る役で登場します。カプローナはダンテの神曲からとったそうで、カプローナ伯爵から手紙を貰って驚いたそうです。
    1980年の作品。2002年翻訳発行。
    ハードカバーの児童書ですが、書き込み具合は大人でも十分楽しめます。

  • 私が2番目にすきな作家、それはダイアナ・ウィン・ジョーンズさんです。
    実はこの人が当時人気沸騰していた「ハウルの動く城」の作家さんだと
    いうことは、この本を読んでしばらくしてから気づきました。
    読んでいてこんなにも早く次のページを読みたいとおもった小説は
    これ以外にありません。ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんの作品は結構
    読んでいますが、どれもジェットコースターのようなお話で、話がうまい具合に
    急展開するのです。読み始めてとまらなくなっていまい、一気に最後まで
    読んでしまいました。クライマックスは必ずハッピーエンド!
    よんだあととっても幸せな気持ちになる作品です。

  • 2004 10 30

    クレストマンシーシリーズで一番好きな話。
    歌の音程で魔法を使い分けたり、声の綺麗さで魔力が違ったり・・・
    ダイアナさんのこの魔法の想像力に驚いた。

  • クレストマンシーシリーズ。
    「我が家の楽園」と「ロミオとジュリエット」を思い出すような雰囲気。
    イタリアが舞台のドタバタ喜劇。勧善懲悪。[34]


  • 大魔法使いクレストマンシー第3作

    対立しあう家の子供が協力して街を守る。

    この本大好き。

著者プロフィール

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ(Diana Wynne Jones)
1934年8月16日 - 2011年3月26日
イギリスのファンタジー作家で、子ども向けの独創的なファンタジー小説を記す。代表作に『ハウルの動く城』『大魔法使いクレストマンシー』のシリーズがある。
2004年に『魔法使いハウルと火の悪魔』が宮崎駿監督・スタジオジブリ作品「ハウルの動く城」として映画化され、日本でも広く知られるに至る。

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