六機の特殊

  • 徳間書店 (2002年8月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198615567

みんなの感想まとめ

警察の特殊部隊を中心に展開する物語は、緻密な取材に裏打ちされたリアリティとオカルト的要素が絶妙に交錯しています。主人公の青年キャリアが信仰や魂の葛藤を抱えながら成長していく姿は、読者に深い感動を与えま...

感想・レビュー・書評

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  • 警察の特殊部隊をキャリアが率いるという設定が面白そうで買った本ですが、不思議にアンバランスな本。銃器や警察、軍の装備等に対しては非常に綿密な取材をしていて、警察小説なのかなと思えばオカルトな話にもなる。このバランスの悪さはなんなのだろうと思うのですが、結局のところ、これは土岐という一人のキャリアの青年の信仰を含めた魂の物語なのだろうと思います。そう理解すれば悪くはないかも。銃の描写は床井雅美氏に教示を受けたというだけあってさすが。設定がありがちだった前作よりは面白く読めました。

  • 途中までは硬派な警察モノだったのが、幽霊が出てきたり、臨死体験シーンがあったりと、最後まで硬派な警察モノで押していって欲しかったですね。

  • 黒崎さんの2作目。
    相変わらず物凄い取材力。でも決して難しくはない。何だか映画を観てるカンジで楽しく読める。
    「何もかもがうまくいく時が絶対に来る。だけど、その時まで生きてなきゃいけないんだ」みたいな台詞を主人公が叫ぶ場面があって・・・ちょうどその時、無茶苦茶落ち込んでいたので、その一言にとてもとても勇気付けられました。

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著者プロフィール

岡山県在住。『警視庁心理捜査官』で鮮烈デビュー。この作品は人気TVドラマとしてシリーズ化された。吉村爽子と柳原明日香という女性捜査官二人を主人公とする「心理捜査官シリーズ」は好評を博し、その続篇も読者に熱狂を持って迎えられている。警視庁特殊部隊を描く「六機の特殊シリーズ」も、組織や装備などのリアルな描写と作品内で展開される戦略の緻密さが凄いと評判になり多くの読者を獲得した。この2シリーズで警察小説の書き手として不動の地位を築いたが、近著はなんと時代物! 幕末の世を疾風のように通り過ぎた美少女剣士の物語、『緋色の華 新徴組おんな組士 中沢琴』。新境地を開いたのち、次にいかなる作品を引っ提げて打って出てくるのか、固唾を飲んで待たれている現況である。

「2023年 『交戦規則 ROE 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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