まほう色の瞳

  • 徳間書店
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198615802

作品紹介・あらすじ

アミ・フェア。この惑星には、いま、とてつもなく大きな愛と奇跡がひつようなの…。水瓶座の時代の春に集う、あらゆる生命たちへ贈られた愛とまほうと奇跡のメッセージ-日本の読者のために書下ろされた新作。

感想・レビュー・書評

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  • 一万数千年という時を超えた愛の物語。「アミ 小さな宇宙人」の作者が、ツインソウル<双子の魂>にフォーカスして新たに紡ぐ、より熟成されたおちつきのある大人向けの現代ファンタジー。

    古今東西のSFで、「地球より遥かに優れたテクノロジー」を持つ宇宙人は数え切れないほど描かれてきたが、「地球より遥かに優れた精神性」を持つ宇宙人というのは、あまり表現されてこなかったのではないだろうか?エンリケ・バリオスの描く壮大な宇宙の世界観には、「精神レベル」という概念において私たちの視野を広げ、新たな価値観に目覚めさせる力がある。

    世間的には、ベストセラーとなった「アミ」ほどのインパクトはもたらさなかった本作だが、個人的にはさらに注目すべき箇所がいくつもあり、「アミ」よりもメモをとることが多かった。ネタバレを避けるため、一つだけセリフを抜粋。
    「わたしたちはみな、自分の神聖さを忘れた、眠ったままの神よ。自分は神ではないという悪夢を見ている神なのよ」

    「アミ」と同じく、ラストがご都合主義に思えてしまうのは、未開文明人の思考回路がそうさせるのかもしれないな……。でもさすがに、どこでもドアには苦笑するしかない(笑)。

  • 4198615802 361p 2002・9・30 初刷

  • アミを読んだ後によんだのですが、
    ちょっと難しいなと思いました。

  • サンズ島の不思議な出来事。本当に大切なものはなんなのかというヒントがたくさん詰まった物語。思考が現実をつくる。

  • 分類=エンリケ・バリオス。02年9月。

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