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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198615994
みんなの感想まとめ
主人公は、自分の個性を大切にしながらも初恋の相手を追い求め、古びた温泉街で新たな人々との出会いを通じて成長していきます。頑固な性格のトビ子は、自由な生き方をするブンちゃんに心を寄せ、彼を追う中で様々な...
感想・レビュー・書評
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勢いはあるけど、話としていまひとつかな
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好きな人がいる暮らしっていい。
たとえ傍にいられなくても、その人の存在を信じて自分の道を行くことが。
ただ一人で歩くよりも、会えなくてもその人の存在を胸において
歩くことができれば、とても豊かな道のりになると思う。
そんな恋愛がしたい。もうしないけど。 -
初恋の人「ブンちゃん」を待つため、古い温泉街に来た25歳のトビ子。ラーメン屋鳳凰軒で食いぶちを稼ぎ、ひなびたストリップ小屋の踊り子マリアの半生記をしたため、徐々に温泉街に馴染んでいく。憧れのブンちゃんに会える日は来るのか、トビ子はこの先どう生きて行くのか。
平安寿子らしく、元気のいい女性を描くコミカルな物語。 -
個人的にはニガテな感じだなー。
つっぱるのは悪いことじゃないし、自分にもそういうムダなつっぱりというか、とんがりがある自覚はあるんだけど。
なんか寄生している感じが受け付けなかった。場末の温泉街。つぶれかけのストリップ劇場。なんか、設定でおしすすめた感がなくもなく。ってな印象。 -
自分一番で、何事にも首を突っ込まないと気が進まない。
いつも自信たっぷりで、自分の気持ちが最優先の「とんがりトビ子」。
踊る阿呆に見る阿呆なら、踊る阿呆のトビ子。
理想の自分、思い描いた通りに進もうとする我が人生。
だけど、何故か現実は上手くいかず、自分が最優先のハズなのに初恋相手のブンちゃんに、いつの間にか振り回されるトビ子。
こんなはずじゃなかったのに…実は一途なトビ子。
ひたすらにブンちゃんを待ち続け数年。
ブンちゃんのお姉さんが居るというだけで、そのラーメン屋に住み込みで働く事を決意するトビ子。
そして、ストリッパーのマリア達との出会い。 -
ブンちゃん、っていう名前に惹かれて読み始める。思い続ける強さをわたしはまだ、しらない。理解できないのだ、その維持の方法もなにもかも。ただ、飛び込んでいく大事さってきっとあるよね、人生に何度か。
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平安寿子ってこんなだっけ?と思ったものの、これこれという感じで読み進めてしまった!
入谷さんとチビ玉三兄弟が気になる!みんな魅力的な人たちばかりだから、もっとそれぞれを読みたくなる。もちろん、温泉にも浸かりたいし、ラーメンも食べたい。
踊る阿呆は理屈を超えるってのは、納得!ここではないどこかへ、すっと歩いていく。選んだって、まだわからないし、わからないけど選ぶし、進んでいく。
えっと思うような決断を、みんながいとも簡単にする!かっこいいな、と思ってしまう。憧れるなぁ。 -
おもしろかったです。
とんがりトビ子とブンちゃんの最後の最後は結局どうなるのか。
彼の子供をうむのだろうか、それとも霧舟の地でよき伴侶をみつけるのかな。
「夢はないけど野次馬欲がある。騒々しいのが好き。
ゴタゴタしていうのが好き。何にも見つからなくても、
何にも達成できなくても、人生や世の中や自分に絶望したくない。
ニヒルになりたくない。面白がっていたい。飛び跳ねていたい。」(原文)
こんなトビ子に加え、霧舟の地のお母さん、お父さん、美幸さん、マリアさんなど
脇を固める人たちも魅力的だよ。
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<table style="width:75%;border:0;" border="0"><tr><td style="border:none;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198615993/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21R5BTN3AEL.jpg" alt="明日、月の上で" style="border:none;" /></a></td><td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/goods/4198615993/yorimichikan-22" target="_blank">明日、月の上で</a><br />(2002/11)<br />平 安寿子<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198615993/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank">商品詳細を見る</a></td></tr></table>
<blockquote><p><strong>ブンちゃんはずっと前から、あたしのたった一人の恋人だった。悲しいのは、それがひとり決めだということ。そして、あたしの人生はいつも、そこにはいないブンちゃんに支配されてしまうのだ。初恋がすべてになるなんて、あたしの人生は、そんなはずじゃなかったのに。あーあ、一途で健気で、ほとんど演歌。あたしも古い女です。―子供の頃から「とんがりトビ子」と呼ばれ、26歳になった今も、他人の物言いにいちいち喧嘩腰に反応してしまうとび子。恋するブンちゃんを捜し求めてたどり着いたひなびた温泉で、涼風、旋風、突風、いろんな風を巻き起こす。</strong></p></blockquote>
何にでも突っかかってとんがるからとんがりトビ子と呼ばれている。若くして結婚し、離婚し、また年下の男と暮らしている姉の令子を「世間様に恥ずかしい」と言い、ああはなって欲しくないとトビ子を常識で縛る両親に反発し、家を飛び出して令子のところに押しかけた。そして、隣の部屋のブンちゃんに惚れこんでしまったのである。
年の離れたブンちゃんは、ひと所にじっとしていたり誰かの元に毎日帰るのが苦手な人で、あるときどこかへいなくなってしまい、トビ子はブンちゃんの姉の住む中国山地の温泉町霧舟にやってきたのだった。
トビ子の若さゆえのとんがりは、いじらしくも痛々しくもあったのだが、霧舟で都会とは違う時間の流れや人の交わりに身を浸し、少しだが歳を重ねていくうちに、そのとんがり方の質が少しずつ変わってきたように思われる。相変わらずあれこれにとんがりながらも場の空気を読んでいるというようなトビ子の姿が愛おしく感じられる。
ブンちゃんとの距離のとり方にも、ブンちゃんとトビ子だけの間合いのようなものがきっとあるのだろう。心の中にいつもブンちゃんが居ることで、トビ子は安定していられるのかもしれない。会いたいときにはいつでも会いにいけると思えば、会えなくて寂しくても包まれているような心持ちにきっとなれるのだろう。だってブンちゃんはトビ子のことを恋人だと言ってくれたのだから。 -
人と同じ生き方をしたくない、というとんがりトビ子。会社を辞めて、放浪する大好きな人の姉が働く鄙びた温泉街に押しかける。そこにあったのは、全共闘時代の夫婦が営むストリップ劇場。そこに集うひとびとたちとの生活を描く。トビ子の無鉄砲さや自意識が、共感ではなくちょっと鼻についてしまったのが残念。
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好きじゃな〜い。
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優等生の路線に疑問を持ったあたし(トビ子)は、家を出てお姉ちゃんの家に転がり込み、隣人のブンちゃんと出会う。
「早回しに答えを手に入れようたって、できないんだよ。一人で生きられるようになるためには、まともな経歴がないといけない。あんたには、まだ一人で生きていける力はない。そのことをちゃんと認めないと、先行き辛くなるだけだ。こうやって星を見上げる気分もなくなる。生きていくと嫌なことがいっぱいある。そうして落ち込んだときに一番薬になるのは、真面目に働いてしっかり飯を食う事なんだ。だから、あんたは上の学校に進み、それから社会に出て就職してまともに働くことを覚えたほうがいい。」
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