宗旦狐 茶湯にかかわる十二の短編

  • 徳間書店 (2003年3月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198616533

感想・レビュー・書評

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  • 裏千家茶道の機関誌であり、茶の湯の雑誌でもある「淡交」に掲載されていた短編小説を集めた一冊だ。

    掲載誌の特色から、タイトルの通り茶の湯にまつわる話が描かれていて、タイトルの宗旦狐とは、千家の祖ともいわれる千宗旦に化けることで有名だった狐を扱った話だし、茶碗に固執する武士の異様な執着や、仕覆をいかに美しく縫うかといった話など、茶の湯に興味がなければピンと来ないような短編ばかりが集められている。

  • 余韻を残すというのか、不完全燃焼というか。

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著者プロフィール

1946年愛知県生まれ。愛知県立女子大学(現・愛知県立大学)文学部卒。75年「石女」で第24回小説現代新人賞、82年『陸奥甲冑記』『寂野』で第3回吉川英治文学新人賞を受賞。古代から近世を舞台に、資料を駆使した独自の視点による歴史小説を執筆。

「2017年 『似非遍路 高瀬川女船歌九』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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