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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198616618
みんなの感想まとめ
教育の本質を問い直す本書では、ルソーの思想が日本の教育に与えた影響を深く掘り下げています。著者は、ルソーが提唱した「自然人」と「市民」という理想が、現代においてどのように誤解され、教育制度における問題...
感想・レビュー・書評
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仲正氏「今こそルソーを読み直す」によると、ルソーは近代政治思想の2大理想(「自然人」、「市民」)を提示した偉人である。一方、本書、中川八洋氏によるルソーは「自然宗教」の開祖として、「エミール」では既存の制度(家族・学校)から子どもを引き離し、人格改造によるユートピアの建設を夢想する狂人である。原典により当たっているのは仲正氏と思うから,仲正氏の定義の方が妥当なのだろう。しかし、現実としてルソーを根拠とした運動が必ず全体主義,大量殺戮に至るなら、人類が否定すべき異端の思想というのが中川氏の立場と思われる。
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ジェンダーフリー、過激な性教育、ゆとり教育など、日本崩壊教育に対して、ルソーからはじまる悪の思想的系譜をたどりながら、その問題点を明確に指摘している。また、「自己決定論」者である宮台真司に対しても、徹底的に批判している。教育者必読の指導書。
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