教育を救う保守の哲学 教育思想の禍毒から日本を守れ

  • 徳間書店 (2003年3月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198616618

みんなの感想まとめ

教育の本質を問い直す本書では、ルソーの思想が日本の教育に与えた影響を深く掘り下げています。著者は、ルソーが提唱した「自然人」と「市民」という理想が、現代においてどのように誤解され、教育制度における問題...

感想・レビュー・書評

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  • 仲正氏「今こそルソーを読み直す」によると、ルソーは近代政治思想の2大理想(「自然人」、「市民」)を提示した偉人である。一方、本書、中川八洋氏によるルソーは「自然宗教」の開祖として、「エミール」では既存の制度(家族・学校)から子どもを引き離し、人格改造によるユートピアの建設を夢想する狂人である。原典により当たっているのは仲正氏と思うから,仲正氏の定義の方が妥当なのだろう。しかし、現実としてルソーを根拠とした運動が必ず全体主義,大量殺戮に至るなら、人類が否定すべき異端の思想というのが中川氏の立場と思われる。

  • ジェンダーフリー、過激な性教育、ゆとり教育など、日本崩壊教育に対して、ルソーからはじまる悪の思想的系譜をたどりながら、その問題点を明確に指摘している。また、「自己決定論」者である宮台真司に対しても、徹底的に批判している。教育者必読の指導書。

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著者プロフィール

上智大学名誉教授。英語学、言語学専攻。1930年、山形県鶴岡市生まれ。1955年、上智大学大学院修士課程修了後、ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学へ留学。ミュンスター大学における学位論文「英文法史」で発生期の英文法に関する研究を発表。ミュンスター大学より、1958年に哲学博士号(Dr.Phil.)、1994年に名誉哲学博士号(Dr.Phil.h.c.)を授与される。文明、歴史批評の分野でも幅広い活動を行ない、ベストセラーとなった『知的生活の技術』をはじめ、『日本そして日本人』『日本史から見た日本人』『アメリカ史の真実(監修)』など多数の著作、監修がある。2017年4月、逝去。

「2022年 『60歳からの人生を楽しむ技術〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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