はるになったら

  • 徳間書店 (2003年4月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198616779

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

幼いおねえちゃんが大好きな弟に向けて語りかける愛情あふれる物語が展開されます。春の訪れを待ちながら、お花を摘んで花束を作る約束から始まり、雪や雨、風など、さまざまな季節の出来事を通じて弟を思う気持ちが...

感想・レビュー・書評

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  • おねえちゃんが、おとうとに語りかける。

    はるになったら、おはなを たくさん つんできて、はなたばを つくってあげる。
    から始まり、ゆきがふったら…あめがふったら…
    かぜがふいたら…とおとうとに向けての優しい語りかけが続いていく。
    それは、まるでおかあさんのようで…
    そして、おねえちゃんもきっとおかあさんから語られてきたことだろうと想像させられる。

    最後の いつか、あたしが おかあさんに なったら、あかちゃんを だっこさせてあげる。
    こんなふうに!
    と言って小さなおとうとを抱っこする小さなおねえちゃんがとても微笑ましい。
    やっぱり、おかあさんの気持ちになっていたんだね。


    ちょっびり背のびした語りかけと気持ちによりそう絵が忘れがたい絵本。




  • 若草色の綺麗な表紙の絵本。
    春の光の中で少女が花を摘んでいます。
    作家で詩人のシャーロット・ゾロトウの文に、ガース・ウィリアムズの絵がやさしく寄り添っています。

    「わたしのおねえさん、ドロシー・アーノフへ」と書かれたお話が始まります。

     はるに なったら、
     おはなを たくさん つんできて、
     はなたばを つくってあげる。

    そして

    ゆきがつもったら…
    あめがふったら… と続き、

     かぜが ふいたら、
     びんのなかに つかまえてきてあげる
     あつい ひに、
     おうちのなかで、すーっと にがすの

    幼い弟を思うおねえちゃんの健気なこと。抱きしめてあげたくなりました。

    うみにいったら…
    まちにいったら…
    えいがにいったら… と続くと、

     ゆめに おばけが でてきたら、
     たすけに いくわ。
     ひとふきで、やっつけてやる!

    幼い弟が眠るベッドのそばで口を尖らせるおねえちゃん。おばけもすぐに退散することでしょう。

    おたんじょうびパーティーにいったら…
    おそらのくもをみたら…
    ゆめをみたら… と続いて、

     いつか、
     あたしが おかあさんに なったら、
     あかちゃんを だっこさせてあげる。
     こんなふうに!

    幼い弟を抱っこするおねえちゃんの表情がどこか誇らしくて。二人の肌のぬくもりまで感じられる絵は、部屋に飾って置きたくなるほど素敵です。

     

  • 小さなおねぇさんが、大好きな弟へ向ける愛情の世界がとっても可愛らしく美しい絵本。

    はるになったら、お花をたくさんつんできてあげる…
    から始まるこの物語は、可愛い弟のためなら何でもしてあげたいと弟のことをいつも考えている、そんな小さなおんなの子の、おねぇさん日記のようだった。

    えいがにいったら、
    うたを おぼえてくるね。
    おうちで まねして うたってあげる。

    ここが、なんだかとても可愛らしく感じた。

  • 福音館書店の『ねえさんといもうと』が良かったので、ほかにもなにかよんでみたくて、ガース・ウィリアムズ絵のこちらを借りてみた。

    ちいさな おんなのこが、ちいさな おとうとに してあげたいこと。
    それはね……。

    表紙から受ける印象とちょっと違いました。
    標題紙はすごくいい感じがして、はじめのページがこわい。
    個人的には、いいなと思う絵のページと、うーんと思う絵のページの落差がすごい。
    「ゆめに おばけが でてきたら」がすごく頼りになって弟だったら嬉しいだろうな、と思います。
    はじめに、「わたしのおねえさん、ドロシー・アーノフへ」とあります。

  • 面白い

  • 0y5m
    反応は良い。

    これからお姉ちゃんになる子供がいたら読みたくなる本。
    優しい気持ちがいっぱいの話で癒されます。

  • 小さな弟を思う、小さなお姉ちゃんのおはなし
    この世界には愛しかない

  • 春の匂いのする絵本。軽くて青緑の爽やかさと優しさ。…と思って改めてタイトル見たら、はるになったら。
    あぁ、素晴らしい画力。

  • 姉弟の美しい世界観は、少し現実離れしているような‥
    飽きっぽく我儘で、自分に注目してもらいたいのが普通の子供。
    ‥と思いつつ、あっさり切り捨てられないのは、絵の力でしょう。

    実際は、いつでもこんなに愛情あふれた女の子はいないでしょう。

    でも、普段隠れていても確実に心のどこかにある優しさ。

    美しく愛らしく、どこかしら一生懸命な優しさが、心に沁み通ります。

  • 以前読んだ小説に登場した作品で、ずっと気になっていたので読んでみました。

    ちいさなお姉ちゃんが弟にしてあげたい事、いーっぱい!
    それは遠い未来の話にまで続いているんだな~と思うと、なんだか胸がほっこりしました*

  • 資料番号:020199493
    請求記号:E/ウイリ

  • お姉ちゃんが、弟にしてあげたいことを、優しい絵とともに描きます。静かであたたかな絵本。

  • やさしい絵本です。心がほっとする。

  • 弟がかわいくてたまらない気持ちがあふれ出る絵本。

  • ガース・ウィリアムズの絵だー。

    (代官山蔦屋書店にて)

  • 2012年3月5日

    <DO YOU KNOW WHAT I’LL DO?>
      
    カバーデザイン/鈴木裕美
    カバーフォーマット/前田浩志、横浜順美

  • 出版社/著者からの内容紹介
    おねえちゃんが、ちいさな弟にしてあげたいこと。それはね…。コールデコット賞受賞作『あらしのひ』の著者と絵本『しろいうさぎとくろいうさぎ』の画家が贈る、きっとだれかに読んであげたくなる絵本。愛情いっぱいの語りかけに、そっとよりそう絵が忘れがたい印象です。


    とってもあたたかいです。
    気持ちが特に。。。
    そして、兄弟でのかかわりや愛ってやつが沢山詰まってるような気がします。

  • 弟を思う姉のほほえましい様子、うちの子達を思い出しました。

  • ガース・ウィリアムズの絵のやさしさ。
    そしてゾロトウのことばの不思議。
    女の子が弟にしてあげたいと語りかけること。
    こんな気持ち、忘れたくないですね。

    • Michiruさん
      美しい絵ですね。

      吸い込まれそうになります。
      美しい絵ですね。

      吸い込まれそうになります。
      2009/06/05
    • lovefigaroさん
      MakiYさん
      ガースの絵は神聖な雰囲気をたたえています。
      それは彼が多くの動物たちと暮らし、弱い立場の人たちを愛したからかもしれません...
      MakiYさん
      ガースの絵は神聖な雰囲気をたたえています。
      それは彼が多くの動物たちと暮らし、弱い立場の人たちを愛したからかもしれませんね。
      2009/06/05
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著者プロフィール

シャーロット ゾロトウ(Charlotte Zolotow): 文
1915年、米国バージニア州に生まれる。出版社で50年以上にわたり児童書の編集者として数多くの絵本作家を世に出す。
そのかたわら自分でも物語を書き、モーリス センダック、アーノルド ローベル、ガース ウィリアムズなど当時の代表的なイラストレーターたちと組んで70作以上の絵本を出版する。2013年に98歳で亡くなってからも版を重ね、愛読されている作品が多い。
邦訳作品は『うさぎさんてつだってほしいの』(冨山房)、『かぜはどこへいくの』(偕成社)、『ねえさんといもうと』(あすなろ書房)、『おやすみおやすみ』(岩波書店)など多数。

「2025年 『おかあさん、いいこと おしえてあげる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

シャーロット・ゾロトウの作品

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