僕は天使の羽根を踏まない

  • 徳間書店 (2003年11月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198617592

みんなの感想まとめ

テーマは、切なくも心に残る青春の旅路であり、登場人物たちの繰り返される出会いと別れが描かれています。長年のファンにとっては、シリーズの完結編としての感慨深さがあり、特にキャラクターたちへの愛着が強く感...

感想・レビュー・書評

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  • ひたすら設定を消化していくだけの物語に不満を感じずにいられないが、それでも「MADARA」という一つのサーガを終わらせたことは評価します。

  • これが「マダラ・サーガ」の最終章だとすればあまりにも悲しい。

    僕は『魍魎戦記摩陀羅』が「マル勝ファミコン」で連載開始した頃からの読者。それ以降も『弐』『赤』は勿論読んでるし、小説もだいたい読んでる。転生編のラジオドラマもCD全部買った。十代の頃にドップリとハマった。

    『壱』の最終話を読み終えた後、この結末は予想できなかった。
    もっとも、『天使編』辺りから、危うい気配はしてたけど、こういう着地になった。

    タイトルや装丁から「マダラ」をイメージさせるものがなくて、発売当時も本屋では見かけてた気がするけど、まったく「マダラ」だと気付かなかった。

    ちなみに、これの前作にあたる『MILLENNIUM』の内容を全く覚えてない。
    覚えてたら、本作の印象も変わったろうか?

    とにかく、僕はこの結末は望んでなかった。
    願わくば『天使編』の続きが読みたい。

  • MADARAシリーズは結構読んできた。原作者にこんな結末しか用意されなかった聖神邪が哀れでならない、というぐらい、キャラクター達に感情移入してしまうほど長い付き合いになっている。あと沙門は小説では性格ねじ曲がっちゃってて凄く悲しい。壱や赤での爽やか兄さんが好きだったんだけどな。

    あー田島昭宇さん作画でMADARAの続きが読みたいなー。

  • MADARA転生篇の続きだと思って楽しみにしてたのに、期待した内容じゃなくてしょんぼりでした。
    麒麟がどんどん嫌な子になっていくのが……。

  • 厨二病に耐えられなくなったので半分程度で断念。

  • 「転生編」があって、その後、エピローグとして「天使編」があって、完結するのだと思っていましたが……。
    この「転生編」の完結で、多分、摩陀羅は、完結してしまうのでしょうね。

    物語による物語の否定。
    でも、その否定すらも、物語にしか過ぎないとすれば、ぼくらは、なにをよりどころにすればよいのでしょうか?

    このスニーカーの足の裏の広さほどの現実の中に生きていく少年、少女。
    でも、そのスニーカーの下の世界は、現実と呼んでいいのかな?

    かつて、白倉 由美が、「卒業、最後のセーラー服」のラストで、主人公たち2人に命の樹を植えさせるラストを描きました。
    そして、その予定調和的なラストに、激しく混乱したそうです。
    その完全版(?)である「懐かしい年への手紙」では、そんな場所はなかったんだと、男の子の死という現実を描いて見せました。

    大塚英志は、そのとき、その場所が「どこにもない」と気付いた白倉 由美に比べると、かなり甘い、やさしい作家なのだなぁと思います。

    わたしは、3巻まで出された「天使編」がすごく好きだったので、あの続編を読んでみたい気がするのですが、多分、大塚 英志の中では、摩陀羅は本当にこれでおわってしまったんだろうなと思うと、残念です。

  • あの彼に会いたいのは彼らだけじゃなく、私も勿論そうなのですが、変わらないということはどうやら罪のようです。
    彼らが「私とあなた」になって、一歩円から踏み出した108回目の物語。

  • 十四歳、夏。伏姫麒麟は、一度だけ死のうと思った。ここではないどこかへ行きたい―コインロッカーで生まれた犬彦は願った。麒麟の夢に現れる、前世の記憶。遙か昔より、幾たびも生まれ変わり、出会いと別れを繰り返してきたひとりの少女と三人の少年の物語。そして現代。海辺の町で、同じ記憶を持ったふたりは出会った。麒麟と犬彦の、仲間を捜す最後の旅がはじまる…。切なく、狂おしく、そして泣きたいほど優しい青春小説。

  • ゲームの完結編らしい。ゲームやってる人からしたら落ち着かないかもしれないし、やっていない人からしたら訳わかんないって人もいるかも。
    でも知らないでも僕は面白かったと思う。久ぶりに、その奥の世界を思考し、想像しながら読めた。

  • 期待したものとちょっと違った。SFファンタジー?設定は面白い感じもするのだが、一方でこの設定を覆している世界もあって、その辺が気持ち悪い。うまく読めなかった。

  • 大塚英志というネームバリューと、犬彦が出る話ということで買った。
    でも、『MADARA』という作品の続編に当たるものらしい。
    知らないで最後まで読んだけど、途中から訳解からん事に…
    面白かったけどね。

  •  「僕たちはまた出会ってしまった。どうして?」

    何度も何度も転生し、出会いと別れと繰り返してきた3人の少年と1人の少女。現代で、彼らの最後の仲間探しの旅が始まる。


    MADARAシリーズのの完結編、らしい。

    なんか懐かしかったなー。といっても私はMADARAシリーズを全部読んでるわけではなく、中学の時たまたま買った文庫本が「MADARA MILLENIUM 転生編1」(角川スニーカー文庫)で、本書はその「MADARA MILLENIUM 転生編1」に加筆修正を加え、後半部分を書き下ろしたものだから。コミックの「MADARA壱」は途中までだけど読んでるが、まぁそれくらいしか知識がない。

    多分今までのMADARAシリーズを読んだ来た人にしか本当に楽しめないし分からないんだろうなぁ。初心者には分かりにくいかも。現に私もあまりよく分からなかった。

    何も知らない人がこれを読んだら青春小説として捉えることになるんだろう。でもそれはそれでいい。分からないなりに、本書で繰り広げられる世界は、本書の中で展開し、ちゃんと完結している。それも帯にあるように「切なく、狂おしく、泣きたいほど優しい青春小説」として。

    大人になるということや、現実や世界にに向き合うということ、そんなことを考えさせられる。

  • 切ない、そしてきれいな終わり方。

  • 中途半端感はあったけど程よく脳みそ系ですき。格好良さそうなキャラクターがいっぱい出てくる。

  • 長年ずっとやっていたものを納得して終わる、ていうのはとても難しいことだと思います。それをこの本はできたから良かった。
    表紙のデザインも好き。

  • ゲームにもなった「マダラ」シリーズの完結編とのことですが、ゲームも小説も知らない私でもまあまあ楽しめました。

  • これはMADARAファンじゃない人が読んだらどう感じるの??というMADARA最後の作品。
    消化不良とはこういう感じでしょうかスッキリしません(´・ω・`)
    おもしろかったのですが、MADARA的にはちょっと納得いかない最後でした。

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著者プロフィール

大塚 英志(おおつか・えいじ):大塚英志(おおつか・えいじ):1958年生まれ。まんが原作者、批評家。神戸芸術工科大学教授、東京大学大学院情報学環特任教授、国際日本文化研究センター教授を歴任。まんが原作に『アンラッキーヤングメン』(KADOKAWA)他多数、評論に『「暮し」のファシズム』(筑摩選書)、『物語消費論』『「おたく」の精神史』(星海社新書)、他多数。

「2023年 『「14歳」少女の構造』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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