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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198618469
みんなの感想まとめ
幻想的な雰囲気が漂うこの作品は、ホラーの枠を超え、畏怖の念を呼び起こす独特の哲学が感じられます。舞台は和歌山熊野の奥地に広がる私有地で、烏山一族が設営した巨大なインスタレーション施設が物語の中心となり...
感想・レビュー・書評
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相変わらず恩田陸女史のホラー作品は、幻想的な雰囲気で綴られていた。
単に恐怖心を煽るというよりも、畏怖の念を読者に覚えさすところが恩田陸女史が綴るホラーのような気がする。
舞台は、カラスが飛び交う和歌山熊野の奥地に拡がる広大な私有地に、烏山一族によって設営された巨大なインスタレーション施設となる。
6人の登場人物は、希薄な結びつきでしかない関係なのだが、天才美術家の烏山響一の声掛けによって同時に吉野に向かう。
山口捷と香月律子のペア、星野和繁と山口香織のペア、この二組が吉野の巨大インスタレーション施設に入り込むことになる。
そこで綴られる命懸けの行動に、読む者は深い畏怖の念を抱くことになる。
最後の最後、捷の姉である香織が大きな存在として描かれていた。
恐怖感、というか畏怖の念は、「愛」に溢れた正気な者ほど抱くのではと、恩田陸女史は独特の哲学をもってこの一冊を綴ったような印象を受けた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
約20年前の作品です。
ノストラダムスの大予言から2年後、宇宙、フラッシュバック、風習を題材にしたアート・ストーリー。
よく耳にする「子供は嫌い」は作者自身のこと、親の仕事の都合に従わざるを得ず、転校を繰り返し、本が友達だった所以で親子関係もギクシャクした年頃だったのかしら?深読み?
どの作品にも共通する心の声と感じてしまう。
私の場合は没交渉という関係かな。お互い離れた土地に土着すると。
あと少しで主要作品は抑えられそうです。
色々なジャンルの作品があり楽しんでおります。 -
最後のどんでん返しと夏海の豹変にげんなり。なんか消化不良感漂う終わり方だったなあ。響一のキャラが濃かっただけに、あっさり綺麗に終わっちゃったのが何だかなあって感じした。読み始めてしばらく、登場人物がみんなみんな、なんかわけの分からないものに対して不安だとか不吉だとか言ってて、読んでるこっちには何がそんなに感半端なくていらいらした。作者に【なんか不安】を押し付けられているみたいな感覚が序盤からしばらく続いた。
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途中まで面白かったのに!オチが!!
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伏線がちゃんと回収されてた(気がする)。
けど、ラストの展開があまりにも・・・やりたかった展開としてはわからなくもないけど、やっつけすぎて「え?もう終わり?」と思ってしまった。 -
途中から恩田さん特有の怖さ全開で、どうなるどうなる?とワクワク読み、最後の方ページ数がなくなってきて、どう終わらす?とちょい心配してたら、心配的中な強引おわりで、消化不良感が…
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途中まで、ハラハラ、ドキドキで
怖~いと思いつつ読んでいたんだけど・・・
ラストが強引すぎてビックリ(笑)
なんだか急においてけぼりくらった感じで
ちょっとイラっとしてしまった。
期待して読んだのでかなりガッカリ。 -
内容(「MARC」データベースより)
大学生・平口捷は、同級生で世界的天才美術家・烏山響一から招待を受けた。聖地・熊野の大自然の中に作られた巨大な「野外美術館」へと-。めくるめく幻想ホラー
個人的には、前半が好き。
主人公が熊野の美術館に行き着く前の、
全てが謎に包まれていて、
これからどうなるのだろうというワクワクした気持ちと
不吉な予感が入り交じっているあたり。
恩田陸さんの小説には、
文章のあちこちに世の中に対する訴えみたいものが存在していると思う。
マスコミに対してや、マスコミが発信する情報に影響される、
一般大衆の私達に対して。
小説自体は不思議な世界が描かれているからこそ、
そういう「訴え」が余計にくっきり、
ストレートに伝わってくる。
だから、一見するとリアリティの無いストーリーなはずなのに、
何だかやけにリアルに感じられるのだ。
まるで、本当にすぐそこで起こっていることかのように。 -
途中途中の不気味さとかは良かったんだけど、結末がしっくりこない。何が起こるんだろうと期待感を募らせたままラストまで読むと、その期待感が宙に浮いたまま終わった感じ。不自然。最後まで不気味なまま終わって欲しかった。
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怖かった!でもとても先が気になる物語でした。
途中の話の流れを細かく描いていただけに、ラストが・・・
なんだか階段を5段くらい急に飛び降りてしまったカンジ。。。
「えっ?なんでこうなったの?」と、もうちょっと書いて欲しかったなぁ~ -
途中怖かった。最後はあれで良かったような。あれじゃない方が良かったような・・。
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とてもすごい舞台を作ってました。
そこはさすが恩田さんで怖いながらも先を読み急ぐほどだったのに、あのラストはちょっと・・・
恩田さんなんで覚悟はしてましたが、ちょっと落差がありすぎました。 -
恩田さんらしい一冊(苦笑)途中まではどんどん物語が壮大になっていくのにラストは「え?」という風に終わってしまう。でもゴムの迷路は嫌だな。気分悪くなりそう。最後全部まとめてみたいな終わり方だったが、それぞれの人物のその後がどうに変わっていたのか気になってしまった。
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圧迫されるような気持ち悪さ。
オチは「なんだそりゃ」だったけど。 -
うーん。。
恩田さんには期待が多い分シビアになっちゃう。 -
オチが強引。恩田さんの悪い方がでちゃった作品ですかね。
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序盤から中盤にかけて読者に次の展開を期待させる流れはさすが恩田陸といったところ。物語の核となるインスタレーションもそれなりの魅力を備えている。
ただ、ラストの展開がやけに唐突な気はやはり拭えない。序盤にそれを匂わすシーンこそあれ、「ここまで来てこれなのかよ」と。
本作のように強引にまとめ上げる恩田陸作品といつものように中途半端に終わってしまう恩田陸作品、どっちが良いのかなと少し悩ませてくれた小説でもあった。 -
禁じられた楽園だなんてありがちなタイトルで恩田陸はどうやって面白くさせてくれるのだろうと期待していたが、肩透かしな印象。
序盤もあまり入り込めなかった。
内容は、ある天才的な芸術家烏山響一が作り上げた禁じられた楽園、神の庭の芸術作品のインスタレーションを体感しにいく。
そこで幻想的ともいえない、幼い頃に体験した恐怖体験が蘇っていく。
あまり、現実味がないし、なぜそうしたかったのかも深く描かれていないので納得がいかない。
また、ラストのある人物の登場もいきなり過ぎてついていけなかった。
烏山響一を実写化するなら絶対に伊勢谷友介がいい!
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