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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198618643
感想・レビュー・書評
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ものすごい名作だと思う。
菱木さんの訳文の素晴らしさ。
もとの物語を本当に美しく映像化しうる日本語で目の前に浮かばせてくれる。
実際には見ていない、島の森の色、学校の音楽、ハリーの古い団地の室内の色調までがしっかり見えてくる不思議。
物語も素晴らしいの一言。
誰もが近い感情を味わったことがあると思う。
12歳、13歳の彼らの世界が手に取るようようにわかる。
胸が掻きむしられるほど苦しくて、静かに泣きながら読んでしまった。
今、30代になった自分の目からは、ハリーとその母の難しい関係が一番胸にせまった。
ハリーの生い立ちが明らかになったときの絶望感も同じく。祖母が、父が、そして母の現在の姿。
ハッセとマイと自分の関係も辛かったけど、脱走兵の密告シーンで、ヤンが一瞬ハリーを抱き寄せて礼を言った場面、胸を突かれました。
本当にハリーはずっとこのことを悔やみつづけるだろうな。
マイのことほど、面に出ないけれど、ヤンのこともずっと引きずってしまいそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
スウェーデンの本なつかしい・・・、淡い思い出
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著者プロフィール
菱木晃子の作品
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