沙門空海唐の国にて鬼と宴す (巻ノ3)

  • 徳間書店 (2004年8月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198618933

みんなの感想まとめ

物語は、個々のキャラクターの関わりや仏法の深淵なテーマを探求しながら、謎解きが進展していく様子が描かれています。特に、空海と逸勢の対話を通じて、仏法や天地の法、人の法についての哲学的な考察が展開され、...

感想・レビュー・書評

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  • 二巻までで概要はあらかたわかり、三巻ではそれぞれ個人がどう関わっていたのか、というあたりに入って来ました。その合間に、仏法とは何か、天地(あめつち)の法とは、人の法とはということが空海と逸勢の間答の形で語られます。色即是空、空色即是のくだりは圧巻でした。そして最終巻へ続きます。

  • 猿翁 陳夢竜みたいなヤツおる

  • 小説

  • 安倍仲麻呂が遺した手紙によって楊貴妃の最期の裏事情を知った空海。たびたび現れる謎の道士の丹翁や化け猫を操っている人物の正体も明らかになり、一連の事件の真実が見えてくるのだが、手紙はもう一通あるとわかり…
    空海と逸勢がますます晴明と博雅みたいになっているが、仏法について空海が語る内容は興味深い。終盤、もう一通の手紙が登場して楊貴妃の最期の謎がまた少し明らかになり、いいところで終わっているので気になる。

  • この間映画「空海」を観てきてがっかりして帰ってきたところだが、小説の方はいよいよ謎解きが始まりだした。しかし阿倍仲麻呂と高力士の残した書によって大方説明してしまうというちょっと安直な展開。ただ空海の説く密教の真髄には感心する、「空」が観察者がいるから宇宙は存在するという量子力学のような世界観で、シュレジンガーの猫のことを思い出したよ。あと残るは一巻ラストスパートかけるぞ。

  • 「人の尺度では、山や天地は量れぬのだ」
    仏法について、人の理について、空海と逸勢との会話がいいです。
    物語は佳境に入り、色々な事の絡繰りが見え始めてきました。
    すぐに巻ノ四に行かなければ…

  • 年末から読み進めている四部作、やっと三巻まで読了。
    前二巻までに描かれた禍々しい出来事の全容が見え始めて来た。
    そして、空海さん やっと後少しのところまで密に近づいた。

    第4巻で大団円に持って行くのが待ち遠しい。

  • 一度中断していたのを再開して読了。似たような名前で誰が誰か途中追えなくなってしまった。独特の雰囲気を醸し出してる。

  • 唐の国を舞台に留学僧である空海が活躍する長編小説の第3巻。
    物語りも半ばを過ぎ、いよいよ佳境に至る。唐の国に留学中の空海と橘逸勢〔はやなり〕は、時の皇帝の生死にも関わる怪異事件に関わってゆく。「第二の文」の存在によって、玄宗皇帝時代の一連の事件の真相が、徐々に明らかになってゆく。
    後半部分で、かなりの謎が解き明かされてしまい、最終巻はどうなるのか、というところ。いよいよ表題どおり、「鬼との宴」が始まるのだろう。

  • 4で。

  • 感想は4で。

  • 001.初、並、カバスレ、帯付
    2011.8/19.白子BF

    2007.5/14 登録済(ダブル本)

  • 丁寧に起承転結追っているなあという印象です。

    人々が動き出し、話が転がり出す。
    登場人物が多くなり、そろそろ「誰だお前」となりそうな人数になってきたのにそうならないのは、それぞれの登場シーンが決まってきているからなのでしょうか。
    しかしいまだに逸勢の名前の読み方をすぐ忘れます。つい「いっせい」て読んでしまう。誰だそれ。

    • bosscofさん
      私も彼の名前の読み方がわからなくなります。
      私も彼の名前の読み方がわからなくなります。
      2011/12/06
  • 高力士が安倍仲麻呂に残した手紙が意外な展開に。
    この時代の歴史上の有名人がこれでもか、と登場するのに誰もがちゃんと役割を持って無駄がない構成はすごいな、と思う。

  • 読了:2010/03/20 図書館

  • ’09.02.06 読了

  • 色んな伏線を張っていて、どれもスケールが大きいのに、上手くまとまってます。

  • アノ人も出てくる・コノ人も出てくる・・中国史の有名人が次々と・・いったいこの流れをどうしてまとめるの?と思いながら、大団円へ向かう期待。あぁもう少しで終わるんだと残念な気もする3巻。

  • やっぱりフツー。

  • うーむ。いよいよもって気になる展開です。

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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