なんにもうまくいかないわ

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  • 徳間書店 (2004年11月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198619411

みんなの感想まとめ

女性心理を鋭く描いた短編集で、登場人物たちの複雑な感情や関係性が繊細に表現されています。特に、主人公の志津子は、周囲の人々との関わりの中で見せるパワフルさと、その裏に隠れた葛藤が魅力的です。物語は1話...

感想・レビュー・書評

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  • 全て繋がってはいるものの1話完結の話なのでサラッと読めた。
    仲の良い友だちでも下に見たり嫉妬したりっていう女性心理があるよねーと思った。
    自分が志津子みたいになるのは嫌だけど、実際いると羨ましいと思ってしまいそう。パワフルで憎めない感じが読んでも辛くなくてよかった。

  • すぐ近くには、いてほしくない女。
    同じフロアでも仕事したくない。うるさそう。
    良い影響だけではなく、迷惑も被りそう。あまり関わりたくない。周囲に迷惑を振りまいて気付かない(ふりをする)タイプか。
    ロマンチストな年上の男に惚れやすい。
    全共闘世代やバブルのころに女子大生。
    いくつだ?いつの話だ?

  • 2016.10.24 読了


    しーちゃんこと 志津子と
    それを取り巻く周りの人との短編集。

    この作者さんは 時々
    ギュッとくる言葉があって、
    やっぱ 好きだなぁ。

    いつも 元気でパワフルなしーちゃん。
    と見えてるけど、
    ほんとは。。。

    タイトルにもなってる
    「なんにもうまくいかないわ」が よかった!

    あと タイフーン・メーカーも
    身につまされた。。。
    自分のことかと思った。。。

  • 初めての平さん作品。
    女性心理を鋭く描けてくすっと笑いたくなる。
    さらっと読めた。ほかの作品も読んでみたい。

  • けして感情移入できるわけじゃない、主人公(?)の志津子。しかし面白くはある…というか、どーなっちゃうんだろ;^_^Aという野次馬的な気持ちが強いのかも?

  • 志津子かわいい・・・。
    こんな 許せて愛せる人なんて、めったにいない。

    志津子が本当にいたら、是非ともおいしいもの(中華がいいな☆)を食べながら経験談を聞かせてほしいわ。
    急なお誘いでも喜んで行くわ!


    確かに42歳独身というのは うまくいってないけど、仕事してちゃんとお金稼いでるし、周りにも恵まれてるねんからいいやん とか思ったり。

    でも恵まれるのは独身なのが大きいんやろなー とか思ったり。



    やっぱり異性とうまくいかないのがわかる「志津子」。。。

  • パワフルなしーちゃんの生き方が楽しくもあり、かわいくもあり、そしてちょっと悲しかった。
    元気になれる小説です!

    最後の短編も面白い!!
    女って(妻かな?)強いよな~

  • 本人はすごく必死に人生を生きているつもりなのに、
    まわりからはすごく自由に楽しそうに生きているとみられている主人公です。
    きっと主人公の志津子さんは天然です。
    平さんの登場人物はいつも応援したくなる。きっと自分と重なるところがたくさんあるからだと思う。

  • オムニバスで、いろんな人から見た志津子(しーちゃん)の話。タイトルの「なんにもうまくいかないわ」は、志津子の台詞でした。
    個人的には、あまり志津子に良い感情を持てなかった。本人に悪気はなくとも、周囲に我慢を強いる人って感じで……。

    本編とは別ですが、最後の短編「亭主、差し上げます」はおもしろかった。こちらは、不倫現場に奥さんが乗り込んでいって……、云々の話。読み手によって、喜劇にも悲劇にもみえるかも?です。
    私は不倫の話は嫌いなんだけど、不思議と不愉快な気持ちにはならないので、書き方なのかなって思う。

  • 志津子さんって、、、。
    台風と小悪魔って言葉がピッタリ(笑)
    他人を巻き込むパワーは台風並み(笑)
    『寂しがり屋でっ♪生意気でっ♪憎らしいけどぉ♪好きなのぉ♪』って感じの所とかが、小悪魔。
    あと、少し見栄っ張りな所も可愛らしい。

  • ◆あらすじ◆
    むかし負け犬、いまアラフォー。そのまっただなかの並河志津子。
    子なしシングル、恋多きプチ・ゴージャスな独身生活を楽しみつつ、"女のタイムリミット"におびえる迷える女。
    「なんにもうまくいかない、それが人生なのよ」とうそぶいてはみたものの、揺れる想いはかくせない。
    怒って泣いて、ため息ついてアハハと笑って…。Ah〜どうあなるあたし?

  • 42歳、シングルで仕事が楽しく恋多き女志津子。周りを巻き込んでしまう台風の目のような存在のこのシーちゃんが主人公のもろもろのお話です。ここまでにぎやかでパワフルな女性は身近にいないけれど、だんだん可愛くなってきて好きになった。中でも「タイフーン・メーカー」はシーちゃんのやさしさが感じられていちばん好き。

  • タイトルが目に付いたので借りてきた。
    それぞれになんとなく関係している人たちのそれ
    ぞれの短編集。最近読んだ井上荒野と似た作り。
    不倫とか男女関係も絡んでいるのでなんとなく他
    人事になりがちだけれど面白く読める。

  • 40代独身キャリアウーマンの「しーちゃん」が「なんにもうまくいかないわ〜」と叫んだりしながら活躍する。「しーちゃん」に振り回されたかわいそうな(笑)人々が語り手となっています。

  • 40代独身キャリアウーマンのしーちゃんのお話。あけすけで何でもしゃべっちゃうバイタリティあふれる彼女ですが、結婚不可能な男ばかり好きになってしまうせいで結果的に独身。。。
    こんな人がそばにいたら振り回されて大変だろうなぁ 憎めないけど。
    よくも悪くも「妻」の座 のすごさを感じました。 妻時代に読んでいたらまた感じ方が違っただろうな。

  • 久しぶりに平さんの作品を読んだ。

    主人公、並河志津子ことしーちゃんみたいな女性、魅力的だな。周りにはいないけど。
    作者がこんな感じの人なのか知り合いで似たようなひとがいるのか。
    豪快で大雑把のように見えて実は繊細で壊れやすい一面も持っていて
    衝動的直情激情性が極めて強いけど
    しっかりとした冷静な判断をしていたりして
    人間味と生活観溢れる
    チャーミングな人だなぁって

    最後の短編、旦那の不倫相手のマンションの現場に乗り込む「亭主さしあげます」。
    表題通りの展開になるのだけれど、最後は相手の女と二人きりになり
    亭主がいたたまれず逃げ出したダイニングのテーブルに向かい合わせで座って
    何気なく心通わせたりして。

    誰の味方をすることなく登場人物みんなにあたたかい眼差しをそそぐ作者の人間観が好きだな。

  • しーちゃんみたいな人がいたら・・・
    振り回されっぱなしで
    さぞかし疲れるだろうな。

    あたしは多分・・・仲良くなれない(笑)

  • <table style="width:75%;border:0;" border="0"><tr><td style="border:none;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198619417/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/217BZGAQV0L.jpg" alt="なんにもうまくいかないわ" style="border:none;" /></a></td><td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/goods/4198619417/yorimichikan-22" target="_blank">なんにもうまくいかないわ</a><br />(2004/11/19)<br />平 安寿子<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198619417/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank">商品詳細を見る</a></td></tr></table>
    <blockquote><p><strong>子なしシングルの負け犬も40過ぎたらオオカミだ&#8722;。なんでもかんでも己のことを喋ってしまう「私生活の無い女」志津子を中心に、独特の「饒舌体」で一気に読ませるコメディーなどを収録。</strong></p></blockquote>
    表題作のほか、「マイ・ガール」 「パクられロマンス」 「タイフーン・メーカー」 「恋駅通過」 「亭主、差し上げます」

    並河志津子がらみの連作五作と、bonus truck として「亭主、差し上げます」が収録されている。
    志津子がらみの連作といっても、それぞれの物語の語り手は主に志津子以外の人物である。幼なじみであったり、秘書役であったり、恋敵であったり、部下であったり。だが、だれが語り手になろうと、志津子の思ったことを垂れ流す「私生活の無さ」は変わりなく、だれもが同じエピソードを知っていたりするのである。志津子のゴーイングマイウェイさ加減には恐れ入るばかりだが、ただそれだけではない魅力も彼女にはあるのである。振り回されるのが判っているのに放っておけない、という感じだろうか。バリバリのキャリアウーマンでもあるのだが、なぜかそのあたりのギャップが鼻につかずにいい味になっている気がする。
    「なんにもうまくいかないわ」と辺りかまわず愚痴を言い散らしながら、きょうもあしたも志津子はパワフルに、マイペースに、ちょっぴり切なく、さみしく、そしてしあわせに生きていくのだろう。

  • 他称私生活の無い女シーチャンが、負け犬も40過ぎたらオオカミだ!と、
    泣き笑いしながらもたくましく生きる話。

  • 42才シングルの志津子さんのお話。はちゃめちゃなんだけどなんだか憎めない。めいっぱい頑張って生きてる〜って感じで応援したくなるね。読みやすくて好き。おもしろい!特に最後の「亭主、差し上げます」は笑える。痛快。やっぱ女って強いのかなぁ〜

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