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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198619794
感想・レビュー・書評
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落ち着き払った松陰の姿を見て、この男は罪人ではないと、吉利は確信した。でも、重罪か無罪か、それを判断する立場になく、首斬り浅右衛門の使命は土壇場の罪人の首を打つことだけ。何かいい遺すことがありましょうか。そこもとが山田浅右衛門どのでござろうか。いかにも。ご配慮、かたじけのうござる。・・・されば・・・ 「親思ふ 心にまさる親心 けふのおとずれ 何と聞くらむ」と、ちいさな声で詠んだ。一心に松陰の西方浄土を念じながら、吉利は、己のすべてを込めた涅槃斬りを。
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10/12/19 山田浅右衛門の話。読みごたえあり。
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