本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198621032
みんなの感想まとめ
自分とは何かを問いかける深いテーマを持つこの作品は、脳科学や心の問題に対する興味を引き出します。特に、登場人物たちが語る心脳問題やクオリアについての議論は、脳科学に関心のある読者にとって非常に魅力的で...
感想・レビュー・書評
-
自分が生きているうちに、私とは何か、の疑問の答えは出ないのかな、と受け取ってしまった
自分にとっては絶望の書だったりする詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
脳の話が好きなのと、脳科学者茂木さんが好きなので、小説はどうかな?と思いながら図書室で借りてみました。小説としての全体的なまとまりはイマイッポでしたが、心脳問題とかクオリアとか、茂木さんの興味の対象を小説の登場人物が語る部分は大変面白く読みました。クオリアを始めとして○○とは何ぞや、という解説がほとんどなかったので不親切だなーと思いながらも茂木さんの小説を読む人の大半は茂木さんを好きな人だろうから無くて正解か、と後から思いました。
-
嫌いではないけど、インテリが趣味で書いた小説という感じ。結局、「自分が自分である理由を考えてもしょうがない、自分の思案・行動の特性を理解した上で、未来のために今自分ができることを知り、行動を起こすことしかできない。」ってことか・・・。
-
遺伝子レベルで一卵性双生児は同一個体だというのなら
『私』とはなんなのか?
他人とは違う『私』、『私』とは違う他人
そこに差があるからこそ、アイデンティティは存在する
では『私』とはなんなのか?
NHKで司会もやってる茂木さん(葉加瀬太郎の血縁かと思った・・・)が書いた本だと、買ってから知る
その茂木さんが研究している"クオリア"を題材にして語られる物語
感覚から生まれる質感"クオリア"
意識の方向性"志向性"
そして『私』
それらのキーワードをちりばめて物語は語られる
わたしが『私』である事を解明した『プロセス・アイ理論』
この理論をめぐって暗躍するCIAや内閣諜報部、果ては遺伝子操作や倫理観といった事にまで物語は発展
つめこみ過ぎじゃねぇ?と感じつつ一気に読了
でも、頭がいっぱいいっぱいになってしまって本を置いてボーッとする事数回
登場人物は複数いるけれど、なんだか一人称で語られているような錯覚を覚える
(茂木さんが語りたい事を語ってるのだから当然かもなのだけれど。)
ストーリーだけをみるならつまらない
でも探究心をくすぐるから読んでいける
遺伝子で決定される表現型、環境によって積み重ねられる経験
それらは個人を構成する重要な要素で
政治、経済、国、宗教
それを作り出しているのは個々の『私』だ
では、『私』とはなんのか?
それをずっと問いかけてくる
小説を読んだ後の余韻は長引くかもな~
"クオリア"という単語が頭の中でぐるぐる回ってる
もう少し予備知識を仕入れてから読んだら、また違う感想をもてたかも
参考サイト<<http://www.qualia-manifesto.com/index.j.html>> -
あんまり小説は読まないが、科学者が描いた小説やきちんとした素養がある人が描いた小説は
面白いので読むようにしている。
教科書的な本から入るよりはとっつきやすいので。 -
困るのは、脳内現象というのはこの中でも書いてある通り、何らかの手段でアクセスして言葉でも何でも知覚できる形に直そうとしたら、そのアクセス自体が現象を壊してしまう、つまり一種の不可能性が本質としてあることです。つまり言葉にしようがないことを小説にしようとしてるわけで、なんだか隔靴掻痒な感じでした。 量子力学でいう不確定性原理みたいに、その不可能性自体を確定する方法があるといいのですが、あくまでそれを見つけたらしいという学者が描かれるだけですから。 <br>初めの方で死んでしまう女の子の名前が高木千佳というのは、高樹千佳子のもじり?
-
やるね、茂木健一郎!こんな形で脳科学について、クオリア理論、量子力学、その他"博士"の領域と思われていたジャンルを、身近なものにした。読みやすかったです。
著者プロフィール
茂木健一郎の作品
本棚登録 :
感想 :
