気分は名探偵―犯人当てアンソロジー

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レビュー : 35
  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198621674

感想・レビュー・書評

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  • 「漂流者(我孫子武丸)」
    悔しい。記憶を失っている人物は誰かという話なんだけど、そのヒントを書いている部分は当たっていたのに、引き算(?)を間違えてしまったので、それ以上深く考えなかったのが失敗だった。これはピタリ賞を狙えたかも。話も面白かったし、安藤なかなかいい味出している。

  • 6人の作家による犯人当てクイズのような本です。
    新聞で発表されたもので、読者の解答率も表記されていました。
    最初の有栖川有栖さんの話が一番面白かったです。

  • 犯人当てアンソロ。
    メンバーはいつもの錚々たる面子。しかし当たらない…

  • 有栖川有栖【ガラスの檻の殺人】
    貫井徳郎【蝶番の問題】
    麻耶雄嵩【二つの凶器】
    霧舎巧【十五分間の出来事】
    我孫子武丸【漂流者】
    法月綸太郎【ヒュドラ第十の首】
    全6編収録。

    犯人当てアンソロジー。「夕刊フジ」に連載されたものを書籍化したもので、正解率は1~28%という難問揃いです。
    犯人当ては苦戦しましたが、高水準の作品ばかりで面白かったです。推理する楽しさを存分に味わえるアンソロジーだと思います。
    個人的に楽しめたのは貫井徳郎【蝶番の問題】、麻耶雄嵩【二つの凶器】、我孫子武丸【漂流者】、法月綸太郎【ヒュドラ第十の首】です。

  • 密室と化した路上の殺人、豪雨の貸別荘で劇団員全員変死、学問の府の惨劇、疾走する新幹線で倒れる男、芸能プロ殺人クルージング、容疑者は同姓の三人…名手六人が作り上げた難事件にようこそ。問題篇に潜む犯人を正しく名指すまで、さらに巻末の謎の著者座談会「わたしは誰でしょう?」を解き明かすまで、あなたはこの本から出られない。(「BOOK」データベースより)

    有栖川有栖/ガラスの檻の殺人 正解率 11%
    貫井徳郎/ 蝶番の問題 正解率 1%
    麻耶雄嵩/ 二つの凶器 正解率 22%
    霧舎 巧/ 十五分間の出来事 正解率 6%
    我孫子武丸/ 漂流者 正解率 8%
    法月綸太郎/ ヒュドラ第十の首 正解率 28%

    Who done it?
    フーダニット
    ああ、なんて甘美な響きの言葉でしょう!
    「夕刊フジ」紙で2005年5~10月に、犯人当て懸賞ミステリーとしてリレー連載されたものです。
    もうね、解く気満々でしたよ。
    気だけはね。

    白状すると、解答にたどり着けたものはゼロでした。
    惜しいとこまではいったんですけどね、いつものように詰めが甘い。
    作者さんのヒントはちゃんと拾えてたのになあ。
    悔しい!
    でも楽しかった。
    こんなのまた読みたいって思ったんですが、作家さんたちはもうイヤだっておっしゃってますね(笑)。

    巻末の覆面座談会、有栖川氏はすぐにわかりましたが、他の作家さんはあまりなじみがなく、よくわかりませんでした。

  •  またまた犯人当てのアンソロジーをウキウキしながら読みました。
     6編のうち、犯人が当たったのは2編。でも、その理由とか動機とかの説明は出来ないので、これでは当たったといえないでしょう。各編の解答編も読んだけれど、それを読んでもピンとこないものもあって、犯人当てはとても難しいです。

     このウキウキ感は絶対に捨てられないので、またこれと似たようなものを当たらないと知りつつ読むでしょう。まぁいいか、好きなんだもの。
     謎の座談会も面白かったし、こんな風に楽しめるって幸せです。

  • 夕刊フジに連載されていた懸賞付の犯人当てを纏めたアンソロジーです。
    各作家の話の前に連載時に解答を募った際の正解率が載っています。
    有栖川先生11%、貫井先生1%、麻耶先生22%、霧舎先生6%、我孫子先生8%、法月先生28%です。
    執筆人が豪華です。
    気に入った作品は衆人環視の四辻で殺人事件が起きるのですが、逃げた人間も凶器も発見されないという有栖川先生の「ガラスの檻の殺人」と麻耶先生の大学の研究棟の4階で殺人が発生するのですが、怪しい人物は4階から降りてきてはいないという「二つの凶器」と我孫子先生の島へ流れ着いた記憶を失った男のライフジャケットには他の島で起きた連続殺人についての手記が入っていたのですが、この男は一体誰なのかという話の「漂流者」です。
    どれも面白い犯人当てです。
    我孫子先生の作品は他の作品と比べて毛色が違った作品です。
    巻末にABCDEFの匿名で執筆陣の仮面座談会が収録されておりますが、これが面白いです。
    内容を読んで誰が誰か推理せよという最後の最後まで楽しめる作りです。
    これは喋ってる内容で何となく誰が誰か分かります。

  • 一人も当てられなかったです。解答編をみて納得できました。
    うん。面白かったです。

  • 単純にミステリとして全部楽しめた。でも貫井徳郎作はそんなに正解率低いか?最後のオチ探し?

  • 犯人当てのアンソロジーです。
    元々は新聞に連載されていたもので、それぞれの話の前に連載時に解答を募った際の正答率が載っています。

    有栖川有栖 11%
    貫井徳郎 1%(!)
    麻耶雄嵩 22%
    霧舎巧 6%
    我孫子武丸 8%
    法月綸太郎 28%

    なんという強敵揃い…これは挑戦せざるを得ません。
    「理由わからないけどこいつだろ!」と適当に目をつけたのがたまたま犯人だったというのがひとつありましたが、全敗でした。くそーわかるわけない!
    自分は名探偵ホームズよりも的外れな推理を披露しては失笑を買ううっかりワトソンの方が適役だと痛感しました。
    一番結末に驚いたのが我孫子さんの「漂流者」ミスリードに上手く乗せられて一番悔しかったのが法月さんの「ヒュドラ第十の首」
    巻末にABCDEFの匿名で執筆陣の仮面座談会が収録されております。
    内容を読んで誰が誰か推理せよという、最後の最後まで楽しめる作りです。

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著者プロフィール

1962年、兵庫県生まれ。京都大学文学部中退。在学中は推理小説研究会に所属する。89年、『8の殺人』で作家デビュー。主な作品に『人形はこたつで推理する』に始まる「人形」シリーズほか、『殺戮にいたる病』『ディプロトドンティア・マクロプス』『弥勒の掌』『眠り姫とバンパイア』『警視庁特捜班ドットジェイピー』『さよならのためだけに』『狼と兎のゲーム』などがある。ゲームソフト「かまいたちの夜」シリーズの制作、ヘロヘロQカムパニーの舞台脚本を手がけたことでも知られる。

「2018年 『怪盗不思議紳士』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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