ねこのなまえ

  • 徳間書店 (2006年5月1日発売)
3.91
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198621735

みんなの感想まとめ

心温まる物語が展開されるこの絵本では、さっちゃんが春の散歩中に出会ったのらねことの交流が描かれています。のらねこは自分に名前をつけてほしいとお願いし、さっちゃんはその真剣な表情に心を動かされます。二人...

感想・レビュー・書評

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  • いとうひろしさんの絵本ですね。
     さっちゃんが ひとりで おさんぽ していると、
    やせて よごれた のらねこが、はなしかけてきました。「ぼくの おねがい きいてもらえませんか」
     こんなに きもちのいい はるのひに、のらねこの
    あいてなんて まっぴらです。
     さっちゃんは、しらんぷりして あるきつづけました。「あー、まってください。ぼくは あやしいものじゃありません。ぼくは、のらねこがだから……」
     「のらねこだから?」
     さっちゃんは おもわず たちどまりました。
     「おねがいっていうのは、ぼくに なまえを つけてほしいんです」

     さっちゃんは、ねこの しんけんな かおをみて、どきっとしました。

     「ルラルさんのにわ」のいとうひろしさんのユーモアがある、心が温まるお話です。
     さっちゃんとねこは、一生懸命に名前を考えます。相手に寄り添う大切さを教えてくれる絵本ですね。
    絵も、可愛らしく明るくファンタジーいっぱいの、ほんわかした絵本です。まったりとした気分にひたれました。

  • 誰かに名前を言うことがなくても、自分が知っているってことが大切なんです。って母に刺さったなぁ。
    結婚して子供が生まれると、〇〇さん、〇〇ちゃんのお母さん、とか名前で呼ばれることってガクッと減るんだよね。
    私の名前。大事な名前。
    また呼んでもらえるステージがくるかな?

  • さんぽしてたら、声をかけられた
    回りをみてま誰もいません
    目の前にねこ一匹
    ふたりの駆け引きがなんとも!
    猫もさっちゃんに飼ってほしいと
    頼べばいのにね

  • 「なまえが ないんです」と言うのらねこの真剣な顔に、さっちゃんと一緒にどきっとします。「なまえがない」「だれでもない」という冷たい虚しい気持ちを思うと、ぶるっと身体が震えます。自分の名前には「しあわせになるように」という「ねがいがこもっている」と気づいたさっちゃんが、のらねこに願いを込めた名前を考えてあげるというラストが素敵です。花畑にぴんと立った「しっぽ」が嬉しく誇らしそう。

  • 幼児〜低学年向けかと思って読み始めたら、最後はじわっと涙も。

    生まれたときからのらねこで、名前がないのが悩みのねこ。
    名前がないのは顔もないようなもの。

    子どもができたってわかったときから生まれるまで、たいていみんな、真剣に悩んで考えると思う。
    そんな親の気持ちもわかるかな。

    子どもが名前の由来を調べる学習をするときに特におすすめ。

  • なまえのない、のらねこさん。さっちゃんに近づいてきて、名前を付けてくださいとお願いを。しっかりと考えて、ちょっぴり変わった感じの名前を付けてあげます。ストーリーから、名前の大事さを学ぶことができる素敵な絵本だと思います。

  • なまえのないネコに女の子が考えあぐねて付けた名前は・・・。子どもの名前に込めた親の思いを聞かせてあげたくなる一冊。

  • 大好きな「いとうひろし」さんの絵本です。

    (いとうひろしさんは「だいじょうぶだいじょうぶ 」の作者です。)

    やっぱり、絵がいいですねぇ。

    いえ、お話ももちろんよいです。



    「なまえ」について考えさせられるお話です。

  • やせっぽっちでうすよごれたのらねこに話しかけられた・・・「なまえをつけてください」―なんだか泣けるおはなし。のらねこがいじらしいからかな。いとうひろしはナンセンスものが多いように思ってたけど、こんなお話もかけるのね。すごくいい話☆

  • 《図書館》【再読】名前がないのは、辛く悲しく、淋しいなあ。

  • 6分9秒
    2025.06.21

  • 5歳5ヶ月
    名前って自分でつけるのではなく人から付けてもらうんだ!子どもにも自分の名前を大切にしてほしいものだ

  • 名前はそれがどゆな名前でも名付けられた瞬間から唯一無二になる。大事なアイデンティティ。名前を呼ばれるって嬉しい。

  • 春らしい本だった。少し文章が長かったけれど真剣に聞いていた。4~5歳ごろにまた読みたい。3歳1ヶ月

  • 春の絵本
    ねこに名前をつける
    ちょっと大きい子向け
    8:00

  • 4-19-862173-x 32p 2006・5・31 初版

  • 名前のない野良猫から名前をつけて欲しいとお願いされる。どんな気持ちを込めてつけますか?気持ちがこもっているから名前を呼ばれると嬉しい。

  • ストーリーは意外と深いかもしれないが、絵本である必要性をあまり感じない本。挿絵が可愛いだけというか、絵を見せなくても通じる気がする。

  •  さっちゃんは、やせっぽっちでよごれたのらねこから「なまえをつけてほしい」とたのまれ…。

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著者プロフィール

1957年、東京に生まれる。早稲田大学教育学部卒業。大学在学中より創作を始め、絵本『みんながおしゃべりはじめるぞ』(童心社。現在は絵本館で出版)でデビュー。
主な作品に『シポックさいごのえもの』(めくるむ)、『ルラルさんのにわ』(絵本にっぽん賞)、『くもくん』(日本絵本賞読者賞)『バンバンバンバンバンソウコウ』『ルラルさんのたきび』(以上ポプラ社)、『おさるのまいにち』『おさるはおさる』(ともに路傍の石幼少年文学賞)、『おさるになるひ』(産経児童出版文化賞、IBBYオナーリスト選出)『おさるのもり』(野間児童文芸賞)、『だいじょうぶだいじょうぶ』『おさるのしま』(講談社出版文化賞)(以上講談社)、『マンホールからこんにちは』(児童文芸新人賞)『ナナのおけいこ』(以上徳間書店)『クグが拾った物語』(理論社)、『コグニのはじまり』(あすなろ書房)他多数がある。

「2025年 『ありんこのぎょうれつ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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