小さな小さな魔女ピッキ

  • 徳間書店 (2006年12月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198622756

みんなの感想まとめ

独特な魅力を持つこの作品は、主人公の姿が見えない不思議な絵本です。読者は、主人公が持つとんでもない魔法を感じながら、物語の背後に潜む精神的なテーマに引き込まれます。表面的には可愛らしい絵が描かれている...

感想・レビュー・書評

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  • 一度も主人公が姿を見せない絵本。
    いや、見せてるのかもしれないけど、私たちにはわからない。
    とんでもない魔法を持ってる。
    精神系魔法だけど、やってることは超物理。
    自らの特徴を最大限に活かしてる。
    最初から最後まで楽しいお話にもできるのに、あえてちょっと怖い話にしてあるのがテレヘンさんなのか。

  • ダークファンタジー絵本。子供の絵本コーナーにあったけど、これを読んで子供達がどんな感想を持つのか気になる(・_・;

    目に見えないくらい小さい魔女が主人公なので、絵本に姿は描かれていません。主人公が描かれていない絵本って他にあるのだろうか?
    作者のトーン・テレヘンの作品は「ハリネズミの願い」を読んだことがあるのですが、ピッキの話とは全く違う世界観でいした。

    魔女ピッキは、自分は魔法が使えるのだろうかと思い旅に出て、犬や熊の頭の中に入り、吠えさせたり、飼い主を噛んだりさせたりしますが、ピッキが頭の中から出ると状況は元に戻ってしまい、飼い主によって犬と熊はひどい目に遭わせれます…え?余計かわいそうなことになっちゃたけど(ーー;)
    さらに悪い王様を罰し、王国を平和にしますが…
    王様を一生這い回らせるとか残酷(王様も同じことをしたという描写があればそう思わなかったんだけど)
    さらに他の魔女達を、空中でバラバラにして物語は終わります(ーー;)
    こういう話もありかな…と思った絵本でした。

  • 良かった

  • テレヘンさん、4作目。
    7/25 読了『おじいさんに聞いた話』に収録の「小さな魔女」の絵本

    童話、旅、悪いものをやっつける、魔女
    暴力的な描写が少し多い
    絵が素敵
    長目の絵本
    年長さんくらいから小学低学年くらい
    ファンタジー


    砂つぶの下に住むほど小さな小さな魔女ピッキ
    自分にも魔法が使えるのかたしかめるために、ある日小さな小さなほうきを作ってでかけたピッキ

    他の童話に出てくるお話が出てきたり、
    そのお話しの絵も含め、ピッキが空から眺めてる悪い王が治める広い国の様子の絵も細かく描かれていて、探すのも楽しい。
    ピッキは、小さすぎて描かれていない。小さすぎるからね( *´艸`)

    いなかにやってきたピッキは、くさりにつながれた犬に鼻の中に飛び込みそのまま頭の中に入りこんでしまいます。
    頭の中では、ピッキはもう小さくありません。
    頭の中にある「考え」というのはもっと小さくて、目に見えないほこりよりも、さらに百万倍小さかったからです。そうでなければ、
    たくさんの「考え」や「気もち」が、頭の中におさまりきらないでしょう?

    砂つぶよりも小さなピッキよりも目に見えないほこりよりも百万倍小さなたくさんの「考え」や「気もち」

    悲しそうな目をして、人間が奏でる(へたくそな)バイオリンに合わせて踊る、口に輪をはめられたクマの頭の中

    迷子になった男の子イワンの頭の中

    最後は、いちばん強い魔女の頭の中

    人間に鎖でつながれている犬とクマ
    悪い王をやっつけて
    いたずらをしていた魔女たちもやっつけ
    国に幸せがおとずれた

  • 絵本で主人公の絵のない絵本?
    なんとも???な絵本だった。


  • なんてダーク・・・だった

  • マリット・テルンクヴィストの絵ということで借りたが、内容は最低!

    目には目を、歯には歯を、力には力を、という思想が、これでもかこれでもか、と出てくる。このような絵本は批判力のない子どもには有害であるとすら言える。

    たしかパスカルだった思うが、「正義なき力は野蛮」という言葉が浮かんだ。知性と想像力のない者が力を持っては危険である。また、力による解決は、ときに大きなしっぺ返しを食うことも歴史の教訓だ。

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著者プロフィール

1941年オランダ南部の島に生まれる。アムステルダムで医師として開業。『ハリネズミの願い』で本屋大賞翻訳部門受賞。ほかに『きげんのいいリス』『リスのたんじょうび』『おじいさんに聞いた話』など。

「2020年 『リスからアリへの手紙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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