- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198623586
作品紹介・あらすじ
フィナーレで終らない協奏曲。強姦未遂と放火殺人。二つの事件の接点は?新たなるミステリーに挑戦し続ける深谷忠記、渾身の書下し。
感想・レビュー・書評
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巧妙に張り巡らされた伏線。驚きの展開。そして明かされる真実・・・。
上手いなぁ!!というのが読み終えたあとの素直な感想だ。
この物語は多くを語らないほうがいい。
とにかく読んで、次々とたたみ込むような展開に翻弄され、そして最後には衝撃の結末を受け止めてほしい。
人には許されることと許されないことがある。
どんなに罪を償ったとしても、死ぬまで許されない罪だってあるだろう。
この犯人は間違いなく「死んでも許されない罪」を犯した・・・と思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
山場とか緊迫感とかなくて淡々と複数の視点から事実が述べられていくのだけど何故か最後まで興味が尽きない。
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調べたら、これ前に読んでた。そして最後まで内容覚えてなかった(^_^;)。
でも「こいつ怪しい」「絶対嘘でしょ」って思ったのがやっぱいっそうだったので、なんとなーく記憶に残っていたんだろうな(^_^.)
深谷さんの小説は結構好きだけど、これはなぁ・・
白井の行動がとにかく慎重さに欠けてイライラした(>_<)
とにかく表紙が気に入らない。そういう意図で使っているんだろうけど、それでも気に入らない。 -
2013.2.15
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犯罪物です。
なかなか面白かったです。
最後はちょっとイラっとしたけど(笑)
ある登場人物の態度にね。
誰が犯人なのかドキドキハラハラ読めました。
こういう系統の本をもっと書いて欲しいです。 -
10/01/10
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一見バラバラに見えたものが一点に向かって…
タイトルや表紙までが確かな意味を持ち…破綻なく…完成度高いと思います
淡々としている点はありますが、個人的には好きです -
0611028051
「毒」に続く作品 -
ひとつの事件から枝分かれしたそれぞれのストーリーが同時進行していく形式。その中で殺人がおこり、さらに混迷していく展開は面白いとは思うが、基本となる事件があまりにも陳腐なので徐々に吸引力が落ちてしまった。予想できるラストは意外な仕掛けもなく、ただ退屈なだけ。使い方次第では大化けしそうなネタを扱っているのに、それが全く活かされていない。作品全体が手狭に思えて非常に残念だった。
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2007/09/14読了
著者プロフィール
深谷忠記の作品






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