- Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198623623
作品紹介・あらすじ
すでに世界はアメリカ抜きで動き始めた。日本はいつまでアメリカに縋りつくのか?アメリカの不在が露わにしつつある政治・経済の新しい現実を、綿密な取材と緻密な分析で明らかに。
感想・レビュー・書評
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SIGHTを読んでいたら、来日した彼のインタビューが出ていた。
普天間基地に関するもので、興味深いものだった。
「日本人はなぜ不幸なのか」という本を読んで影響を受けていたのだが、今回の本はあまり面白くなかった。
アメリカの「軍産複合体」の「物語」は多分そのとおりなのだろうが、私には「なぜ、日本はわざと狂っているのか」という、内田氏の問題設定の方が興味深い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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読みづらい。話に流れがない。タイトルのとおりではある。軍産複合体の問題。
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冷戦構造が終焉し、尚且つ、アメリカの覇権が終わったにも拘らず、アメリカの軍産共同体、ネオリベラリズムの行動に盲目的に追従する日本の現状について警鐘をならす日本通のアムステルダム大学教授の著作である。
アメリカにも、ヨーロッパにもそしてもちろん日本にも多数の知人がいる著者の全世界的な現状分析には説得力があり、明らかに変化してしまっていることに対し、現実から逃避し、虚構の物語から論理を組み立てる主要国のテクノクラート、メディアからの情報が如何に新たな危機を作り出してしまっているかなどについて論じている。
より多くの日本人が読み、自らの力で、信頼にたる政府づくりに着手する時期が到来しているのであろう。 -
なんとなくアメリカはおわりだなと感じていたことが納得いくように説明されていた。自由経済、民主主義の限界、中国の台頭など、時代は確かに変わりつつある。
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何か読みにくい訳。